イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

K-Pop

Stray Kidsがビルボードジャパントップアーティストチャートを制する前から好調に推移していた理由を探る

最新3月1日公開分のビルボードジャパンによるトップアーティストチャート(Artist 100)はStray Kidsが制しました。日本でのファーストアルバムとなった『THE SOUND』が最新のアルバムチャートを制したことに伴うものです。 【ビルボード】Stray Kids『THE SOU…

今後のビルボードジャパンソングチャートで上位進出や再浮上、ロングヒットが予想される曲を紹介する

ビルボードジャパンの最新動向を踏まえ、今後のヒット曲候補を取り上げます。

グローバルチャートや米ビルボードで高まるNewJeansの存在感、K-POPの新たなヒットの形と成るか

NewJeans「Ditto」が地元韓国以外の音楽チャートでも好調です。米ビルボードが2020年9月に新設したグローバルチャートにおいて、Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.では最新2月11日付まで5週続けてトップ10入りを果たしています。 最新2月11日付…

【ビルボードジャパン最新動向】LE SSERAFIM「FEARLESS」から考える、K-POP日本向けシングルリリースの理想形

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 1月23~29日を集計期間とする最新2月1日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、LE SSERAFIM「Fearless」が前週の100位未満(300位圏内)から首位に再浮上。LE SSERAFIMに…

IVE、LE SSERAFIMそしてNewJeans…K-POP新鋭ガールズグループがK-POPのチャートアクションを変える

一昨日のブログエントリーでは最新1月18日公開分のビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)を用いて注目歌手を紹介。そのうちの一組がK-POPアクトのNewJeansでした。 上記ブログエントリーでは米ビルボードによる最新1月21日付グローバ…

(追記あり) グローバルチャートとは何か、そしてJ-POPの現状と課題をまとめる (2023年1月2日時点)

(※追記(7月3日6時15分):グローバルチャート紹介エントリーの最新版を掲載するにあたり、このエントリーの表題を”(最新版)”から”(2023年1月2日時点)”に変更しました。また冒頭の文章を加筆修正しています。) (※追記(7月14日4時30分):グローバルチャートにつ…

"ジャニーズ&ボーイズグループから見る2022年音楽シーン"生配信で紹介した、音楽チャートにおける課題および提案

昨日はコラボスペース【ジャニーズ&ボーイズグループから見る2022年音楽シーン】を開催しました。お聴きくださった皆さんに感謝申し上げます。生配信直前にTwitterの音声配信機能(スペース)が使えないというトラブルに見舞われたため、急遽ツイキャスでの配…

"ジャニーズ&ボーイズグループから見る2022年音楽シーン" コラボスペース参考資料を掲載します

本日19時より、Twitterの音声配信機能であるスペースを使ってRYO@音楽ブログさんとのコラボ生配信を開催します。 【コラボスペースのお知らせ】12月16日金曜19時から2時間の予定で、RYO@音楽ブログさん(@yo19930223)とコラボスペースを開催します。テーマは…

ビルボードジャパン年間チャート発表、2022年度のチャートトピックス10項目を挙げる

2022年度のビルボードジャパン年間チャートが発表されました。集計期間は2021年11月29日~2022年11月27日(2021年12月8日公開分(12月13日付)~2022年11月30日公開分(12月5日付)となります。 Billboard Japan 2022年 年間チャート発表、Aimerが【JAPAN HOT 100…

米ビルボードが年間グローバルチャート発表、2022年度のチャートを総括しJ-POPの状況を考える

米ビルボードが日本時間の12月1日木曜から翌日にかけて、2022年度年間チャートを発表しています。このブログでは昨日、ソングチャートを主体にアメリカの動向を紹介しました。 今日はグローバルチャートについてお伝えします。 米ビルボードがグローバルチャ…

藤井風「死ぬのがいいわ」が100位以内に登場…Spotifyのグローバルデイリーチャート上位曲の傾向を押さえる

東南アジアにおけるTikTokでのバズを機に、藤井風「死ぬのがいいわ」が世界に拡がっていることについてはこのブログでも取り上げました。 最新9月15日付のSpotifyグローバルデイリーチャートではこの「死ぬのがいいわ」が79位に上昇し、初の100位以内エント…

【ビルボードジャパン最新動向】フィジカル初加算曲の上昇とロングヒットの鍵をビルボードジャパンの記事が明示している

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 最新9月14日公開分(9月19日付)ビルボードジャパンソングスチャートではAdo「新時代」が2週連続、通算4週目の首位を獲得しました。 【ビルボード】Sexy ZoneとKep1erを抑えたAdo「…

最新の米ビルボードチャート、その順位や数値から見えてくること…マドンナおよびBLACKPINKについて

最新9月3日付米ビルボード各種チャートが公開されました。その中から自分なりの注目点を紹介します。 アルバムチャートではマドンナのリミックス集『Finally Enough Love』が8位に初登場を果たしました。 ビルボードジャパンによる翻訳記事はこちら。 【米ビ…

テレビ効果、目立ち始めた初速とその反動、YOASOBI…日本のSpotifyデイリーチャートで最近目立つ傾向とは

日本におけるSpotifyデイリーチャートを日々定点観測すると、新たなヒット曲をある程度予測することが可能ですが、その他にも様々な気付きを得ることができます。今回は最新7月18日付を踏まえ、いくつかの動きを紹介します。 Spotifyデイリーチャートにはい…

BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」の米ビルボード動向を読む…複数週チェックが必要

6月10日にリリースされたBTSのアンソロジーアルバム『Proof』、そしてそこからのリード曲「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」のチャート動向を注目せずにはいられません。リード曲は日本の6月22日公開分(6月27日付)ビルボードジャパンソングスチャ…

”J-Popは海外に通用するのか?”…TOKIONコラムで紹介したグローバルチャートを知るためのデータをまとめる

昨日、TOKIONに寄稿したコラムが公開されました。様々な反応をいただき、心より感謝申し上げます。 【新着】「J-POPは海外に通用するのか?」を音楽チャートから考えるhttps://t.co/Be2bCUJanr@Kei_radio — TOKION (@TOKiONjp) 2022年6月17日 米ビルボードに…

ソングス/アルバムチャートの総合順位のみならず、指標構成を分析することの重要性…最新チャートから考える

一昨日の『ミュージックステーション』で、ビルボードジャパンの2022年度上半期ソングスチャート(Hot 100)が先行公開されました。 明日よる9時からはMステ! #Mステ#今週のMステ気になる人RT pic.twitter.com/g5nxI9DI4R — music station (@Mst_com) 2022年…

BTSのアンソロジーアルバム『Proof』は米でより大きな意義を持つ…チャート面で有利に働くと考える理由

BTSが"アンソロジーアルバム"と称した『Proof』を6月10日金曜にリリースします。 アルバム『Proof』は、来年のデビュー10周年へ向けて、これまでの活動を振り返り、その意味を再確認しようと企画し完成した。BTSの歴史を含むアンソロジーアルバムで、計3つの…

(追記あり) グラミー賞主要4部門の結果、そしてBTSが受賞に至らなかった理由について私見を記す

(※追記(2023年4月3日5時31分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り…

米アルバムチャート制覇のStray Kids、グラミー賞ノミネートのBTS…米での成功の背後にあるK-Popの課題を考える

最新4月2日付米ビルボードアルバムチャートではStray Kids『Oddinary』がキャリア初の首位を獲得しています。 .@Stray_Kids' 'Oddinary' tops the #Billboard200 Albums chart with the biggest sales week of 2022 https://t.co/qSEMgNxLwF — billboard (@b…

英語詞3曲以外も軒並み上昇…BTSのライブ披露曲を加速させたセットリスト"公式プレイリスト"の存在

BE:FIRST「Bye-Good-Bye」が制した最新3月16日公開(3月21日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、BTSの英語詞3曲がいずれもポイント上昇に至っています。 ・「Butter」(17→18位 ポイント前週比103.0%) ・Dynamite(20→21位 ポイント前週比107.3%) ・…

Kep1er「WA DA DA」、『CDTVライブ!ライブ!』パフォーマンス映像が公式動画化…K-PopとJ-Popの差を思う

一昨日、日本のメディアで初パフォーマンスを披露したKep1er(ケプラー)。ビルボードジャパンソングスチャートでもトップ10入りを果たした「WA DA DA」の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)でのパフォーマンス映像が、Kep1erの公式YouTubeチャンネルで早速公開さ…

米ビルボードが年間グローバルチャート発表、2021年のチャートトピックスとは

米ビルボードが日本時間の12月3日未明、2021年度年間チャートを発表しています。このブログでは昨日、ソングスチャートを主体にアメリカの動向を紹介しました。 今日はグローバルチャートについて紹介します。 米ビルボードが昨秋グローバルチャートを開設し…

米グラミー賞ノミネート発表、ならびにBTS「Butter」主要部門”不在”への私見

来年1月に開催される第64回グラミー賞のノミネーションが、現地時間の11月23日(日本時間の11月24日)に発表されました。 The 64th #GRAMMYs nominations are in. ✨ Congratulations to everyone! More than 11,000 #RecordingAcademy voting members vote dur…

【グローバルチャート】アデル「Easy On Me」が2連覇、そしてハロウィン関連曲の次週登場の可能性を考える

毎週水曜は、米ビルボードが昨年新設したグローバルチャートをお伝えします。 200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。11月6日付で…

【グローバルチャート】「Stay」が首位返り咲き、TWICEやLISAもランクインしたK-Popの勢いを実感する

毎週水曜は、米ビルボードが昨年新設したグローバルチャートについてお伝えします。 200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。10月1…

コールドプレイ & BTS「My Universe」のチャート動向を読み、ビルボードジャパンのコラムに違和感を表明する

最新10月6日公開(10月11日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、コールドプレイ & BTS「My Universe」が6ランク上昇しトップ3に到達しました。 上昇の理由は、「My Universe」のリリースが日本時間の9月24日13時であり、前週のチャートにおいてはTwi…

【ビルボードコラム】J-Popがグローバルチャートにその名を轟かせるために必要なこととは

月曜は不定期で、日米グローバルのビルボードチャートに関するコラムを書いています。これまではビルボードジャパンソングスチャートにおける各指標の解説、米ビルボードに対するチャートポリシー変更希望、ビルボードジャパンの知名度向上案について記しま…

米ビルボードによるBTSインタビューの問題を踏まえ、チャートやメディアのあり方、そしてBTSのチャートアクションを考える

一昨日に米ビルボードが公開したBTSへのインタビュー記事が波紋を広げています。

『ミュージックステーション』”鬼リピソングランキング”でトップ3を独占したBTSの凄さを振り返る

一昨日放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日)のスペシャル。ここで紹介された企画は実に興味深い内容だったと感じています。 8月20日よる6時30分からは「#ミュージックステーション SUMMER FES」番組内で放送される「1億再生超え連発!令和の最…