イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

音楽業界への提案

MUSIC AWARDS JAPANアイドル関連部門のノミネートから、ロングヒットの重要性がみえてくることについて

4月15日公開分のビルボードジャパンソングチャートを制した乃木坂46「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」がその2週後に総合100位圏外へ後退した際、次のように指摘しました。同曲はLINE MUSIC再生キャンペーン開催中にフィジカルセールス指標が加算され…

ストリーミング首位曲の週間再生回数が700万を割り込む可能性…現状および解決策を提示する

ビルボードジャパンソングチャート、ストリーミング指標の基となるStreaming Songsチャートで首位を獲得した曲の再生回数が減少傾向にあります。 上記は筆者作成による、2019年度以降の週間Streaming Songsチャート1位および10位の再生回数推移を示したグラ…

モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のヒットを踏まえ、演歌歌謡曲が存在感を高める方法を提案する

一昨日付のブログエントリーにて、ビルボードジャパンソングチャートにおけるモナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」の動向を紹介しました。 動画再生が9→10位と好調をキープ、そしてストリーミングが100位未満→70位に上昇したことで、総合では12→24…

オリヴィア・ロドリゴ「Drop Dead」が初登場で首位確実…米ソングチャートを制するための施策を学ぶ

最新4月25日付米ビルボードソングチャートは、同日付米アルバムチャートを初登場で制した『Dandelion』に収録されたエラ・ラングレー「Choosin' Texas」が3週連続、通算7週目の首位を獲得しています。 そして次週、5月2日付米ソングチャートではその「Choosi…

直近の動向を踏まえ、ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標に関する特徴等を今一度まとめる

ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標は、全国30以上の主要放送局を対象とするプランテックのラジオオンエアチャートに基づきます。その最新ラジオオンエアチャートでは1位および3位のオンエア回数が同数となっていますが、他方ビルボードジャパン…

(追記あり) コーチェラ・フェスティバル出演歌手の新作リリース日を踏まえた、”日本の音楽のグローバル化”のための提案

(※追記(4月21日12時42分):オリヴィア・ロドリゴ「drop dead」のリリース日を4月10日と記載していましたが、正しくは4月17日となります。つきましては訂正を行っています。心よりお詫び申し上げます。) 今月、2週に渡り開催されたコーチェラ・ヴァレー・ミュ…

(追記あり) ビルボードジャパンソングチャート、デジタル先行解禁曲が上位進出の前週に”全指標未加算”となるパターンを考える

(※追記(4月23日5時44分):今回のエントリーにて紹介した傾向について、2026年度(4月15日公開分まで)におけるビルボードジャパンソングチャートでの事例を追記しています。) 毎週土曜のエントリーでは、前週のビルボードジャパンソングチャートで初めてトップ…

モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のチャートアクションが演歌歌謡曲界において”異例”の理由

最新の4月15日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:4月6~12日)では、モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」が12位に初登場。ビルボードジャパンはチャートハイライトにて、同曲を挙げています。 【今週のJAPAN Hot 100ハイライト】モ…

昨年さらなるブレイクを果たしたtimelesz、トップアーティストチャートの動向から考えることについて

一昨日は以下のエントリーを掲載しました。 そのエントリーの最後に紹介したトップアーティストチャートの推移(CHART insight)に驚いた方もいらっしゃるかもしれません。ソングチャートとアルバムチャートを合算するこのチャートの最新4月8日公開分におけるC…

アイドル/ダンスボーカルグループにおけるソングチャートの【ヒットの8段階】(2026年4月13日最終更新)

今回は昨年3月に掲載した下記ブログエントリーの改訂版となります。 ここで掲載した内容を見直し、最新版の【ヒットの8段階】を掲載します。

(追記あり) M!LKのチャート動向から、「Kiss Plan」「テレパシー」等トンチキソング以外のニーズも確認できる件

(※追記(4月14日15時00分):M!LK「チラチLOVE」のCHART insightについて、Xにてその存在を教えていただきました(心より感謝申し上げます)。つきましては同曲のCHART insightを掲載し、文言を追加しています(編集含む)。) 昨日付エントリーでは2026年度におけ…

King Gnu「AIZO」におけるストリーミング増加の背景、そして世界での存在感をより高められた可能性について

最新の米ビルボードによる米およびグローバルのソングチャート、ならびにビルボードジャパンによる主要チャート(ソング/アルバム/トップアーティストチャート)について紹介するポッドキャスト番組『Billboard Top Hits (ポッドチャート)』を、毎週木曜13時に…

共通点の多いMr.ChildrenとDREAMS COME TRUE、一方で直近のチャートにおける差から考えること

今回はDREAMS COME TRUEの音楽チャート動向を採り上げます。というのも、先週公開したエントリーにて紹介したMr.Childrenと共通点を有しながら、そのチャート動向が大きく異なるためです。

全楽曲をサブスク解禁したKAT-TUNのチャート動向と、そこからみえてきた更なる解禁の必要性について

ソングチャートとアルバムチャートを合算したビルボードジャパンによるトップアーティストチャート、最新4月1日公開分(集計期間:3月23~29日)ではKAT-TUNが82→12位に上昇しています。 このトップアーティストチャートについてはビルボードジャパンにて記事…

稲葉浩志によるカバーの影響でカラオケ急浮上の岩崎良美「タッチ」、デジタルアーカイブを充実していたならば

最新3月18日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、稲葉浩志「タッチ」が2位に上昇。このチャートアクションについては、下記エントリーにて紹介しています。 稲葉浩志さんによるカバーバージョンの今後の動向も注目ながら、オリジナルバージョンであ…

米ビルボードに対するYouTubeデータ提供取り止めの影響度、そして日本の音楽業界に望むこと

YouTubeが米ビルボード各種チャートへのデータ提供を取り止めたのが1月16日。その影響は同日を集計期間初日とする1月31日付以降のチャートに表れています。なおビルボードジャパンではデータ提供が継続している状況です。 YouTubeによる米ビルボードへのデー…

(追記あり) チャート発表の遅れ、複数曲の急落…Spotifyの問題についてまとめ、改善を求める

(※追記(3月11日4時50分):Spotifyのエラーが別途発生したことを受け、その内容を記しています。) Spotifyによる不可解な状況が続いています。 日本のSpotifyデイリーチャート、以下の4曲は最新3月4日付で前日の100位以内から200位未満に急落しています。14位…

HANA『HANA』がアルバムチャート制覇…Aぇ! group『Runway』を総合で逆転した要因とは

昨日発表された3月4日公開分ビルボードジャパンアルバムチャート(集計期間:2月23日~3月1日)では、HANA『HANA』が首位を獲得。フィジカルセールスはAぇ! group『Runway』が20万枚以上上回るも、『HANA』が総合で逆転した形です。 【今週の総合アルバム・チ…

Number_i「GOD_i」のストリーミング1億回再生アナウンスを機に、"ストリーミングヒット"を再考する

ビルボードジャパンは本日、Number_i「GOD_i」のストリーミング1億回再生突破を発表しています。これは本日公開されるソングチャートの集計期間最終日に当たる3月1日までの再生回数に基づきます。 Number_i「GOD_i」自身4曲目のストリーミング累計1億回突破 …

次回のビルボードジャパンアルバムチャートを制するのはAぇ! groupか、それともHANAか

音楽チャート分析者として、次回3月4日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートに注目しています。2月23日からの1週間を集計期間とする次回のチャートでは、Aぇ! group『Runway』とHANA『HANA』のどちらが制するかが気になるところです。

M!LKが「爆裂愛してる」でビルボードジャパンソングチャート初制覇…その背景や今後に注目する

2月25日公開分(集計期間:2月16~22日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週首位に立ったKing Gnu「AIZO」が7位へ後退。M!LK「爆裂愛してる」がフィジカルセールス指標初加算に伴い、キャリア初の首位を獲得しています。 本作は2月18日にリリースさ…

米ビルボードアルバムチャートで存在感を高めるために必要なこと…瞬発力と持続力、どちらがより重要なのか

米ビルボードアルバムチャートにおける興味深い分析が発信されています。 今、世界の音楽業界でチャートを動かすために重要な要素はストリーミングだけではありません。「D2C」がBillboard 200(アルバムチャート)攻略の鍵を握っています。■EVENとは?… htt…

2025年度版"日本版グラミー賞"企画、主要5部門の結果発表 (コラボスペース終了の報告)

このブログで毎年恒例となった"日本版グラミー賞"企画。今回も音楽インフルエンサーのRYOさんと共に、同賞の存在を仮定した上で互いにノミネーションを用意し、昨日19時からのコラボスペースにて受賞作品ならびに受賞歌手を決定しました。 昨日のコラボスペ…

『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』の上昇、「DtMF」のラジオヒット…日本におけるバッド・バニーのチャート動向を押さえる

ビルボードジャパンは最近、Xにて”ハイライト”と称したチャートトピックを採り上げています。 【今週のHot Albumsハイライト】バッド・バニー『デビ・ティラール・マス・フォトス』スーパーボウル ハーフタイムショー効果で前週65位から24位に急上昇3月には…

ドームツアーの開催、冠番組の放送時間昇格…timeleszの勢いを、音楽チャート面から検証する

timeleszの勢いが止まらない状況といえます。 timelesz『タイムレスマン』ゴールデン昇格8人が記者発表に登壇「僕たちらしくやっていけたら」「全力でぶつかっていきたい」ゴールデンに先駆け3/20(金)にフライング特番も決定❗️https://t.co/rfkNozAxWO#タイ…

ブルーノ・マーズ「I Just Might」のチャートアクションが浮き彫りにした、日本における洋楽の問題

最新2月11日公開分(集計期間:2月2~8日)のビルボードジャパンソングチャートでは、ブルーノ・マーズ「I Just Might」が58→18位に急伸。洋楽の総合トップ20入りは珍しいのですが、しかし今回の上昇からは日本の音楽業界における問題が多々浮かんできたと捉え…

テイラー・スウィフト「Opalite」、ミュージックビデオのYouTube未公開は何を意味するか

テイラー・スウィフト「Opalite」のミュージックビデオが本日公開されます。注目は、その公開先にYouTubeがないことです。 #テイラー・スウィフト の楽曲「Opalite」 が最新シングルとして正式発表✨ ミュージックビデオは現地時間 : 2/6(金)8:00日本時間 :…

第68回グラミー賞の結果や歌手の発信内容から考える、エンタテインメントの役割について

現地時間の2月1日日曜、第68回グラミー賞が開催されました。今回はその結果、そして賞での発信内容について振り返ります。 主要6部門の結果はこちら。 <年間最優秀レコード> 「Luther」ケンドリック・ラマー with シザ <年間最優秀楽曲> 「WILDFLOWER」…

"#2016" "2026 is the new 2016"…2016年ムーブメントを代表する曲が世界のチャートで上昇している件

昨日のYahoo!ニュースに掲載された、田辺ユウキさんによるコラムを興味深く感じています。 2026年に入り、世界的なキーワードとして注目されている「2016年」。当時のファッションやメイク、カルチャーを再現したり、写真を投稿したりするリバイバルブームが…

SixTONESベストアルバムが首位初登場…他方チャート動向からみえてくることについて

最新1月28日公開分のビルボードジャパンアルバムチャート(集計期間:1月19~25日)では、SixTONESのベストアルバム『MILESixTONES -Best Tracks-』が首位初登場を果たしています。一方、同作品ではデジタル指標群が加点されていません。 (上記CHART insightは…