イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

ビルボードジャパンへの提案

下半期チャート開始前に、ビルボードジャパンに対する改善提案をまとめる

ビルボードジャパンは6月7日発表分の各種チャートより下半期がスタートし、6月9日金曜午前4時に上半期チャートが発表されます。 下半期のタイミングでチャートポリシー(集計方法)が変更される可能性があることから、このブログで記してきたビルボードジャパ…

アルバムチャートへのストリーミング指標非導入の理由を言及したビルボードジャパンと、その見解に対する私見

ここ最近、ビルボードジャパンのポッドキャストにおいてチャートに関する注目の発言が次々登場している印象があります。チャートマネージャーを務める礒崎誠二さんがMCを務めるゆえでしょうが、5月31日に公開された最新のポッドキャストでは現状のアルバムチ…

ビルボードジャパン、ストリーミング1億回再生曲が200を突破…報道等を踏まえストリーミング関連の提案を記す

一昨日のビルボードジャパンによる発表は極めて重要です。 ストリーミング累計1億回再生超え楽曲が200曲突破 https://t.co/LJ27yzSjws pic.twitter.com/SQzKmJVupr — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年5月4日 集計期間は2018年3月12日以降。サブス…

BE:FIRST「Smile Again」がYOASOBI「アイドル」に迫るも2位…一方でストリーミング指標からみえてくるものとは

昨日はビルボードジャパンソングチャートを制したYOASOBI「アイドル」の強さについて紹介しました。 そして最新チャートから今回、BE:FIRST「Smile Again」を今回取り上げます。この曲は集計期間中にフィジカルセールスおよびデジタル双方を解禁し、5月3日公…

主要音楽チャートでのYOASOBI「アイドル」の位置に大差が…社会的ヒットの鑑たるチャートに奮起を願う

YOASOBI「アイドル」の勢いが止まりません。 今週は連日ブログエントリーにてその凄さに触れているYOASOBI「アイドル」。最新4月26日公開分のビルボードジャパンソングチャートにおける異次元の強さは一昨日取り上げています(上記エントリー参照)。そして次…

藤井風参加版、ジェイク「golden hour (Fujii Kaze Remix)」の登場からリミックスの意義を再掲、日本での浸透を願う

藤井風さんが参加したジェイク(JVKE)「golden hour (Fujii Kaze Remix)」が昨日配信リリースされました。 藤井 風、米シンガーソングライター・JVKEの「golden hour」をリミックス https://t.co/v8sI30AdaR pic.twitter.com/Omcp5qtmID — Billboard JAPAN (@…

【ビルボードジャパン最新動向】2023年度の極端なチャートアクションを踏まえ、ビルボードジャパンに変更を提案する

3月27日~4月2日を集計期間とする最新4月5日公開分のビルボードジャパンソングチャートは、TREASURE「Here I Stand」が100位以内再登場にて総合首位を獲得しました。 【ビルボード】TREASURE「Here I Stand」チャートイン3回目にして初のアニメ首位 https://…

ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標で複数バージョンの合算が発生、原因を踏まえラジオ局へ提案する

ラジオ業界は遅くても明後日から春改編が開始。今回ブログエントリーではこのタイミングで業界への改善提案を記します。それは、OA曲を正確に登録するということです。

(追記あり) ビルボードジャパンが発表したオールタイムソングチャート、”ポイント単純合算”方式への違和感

(※追記(3月31日8時10分):一部追記を行うと共に、タイトルを『ビルボードジャパンが今朝発表したオールタイムソングチャート、”ポイント単純合算”方式に違和感を覚える』から『ビルボードジャパンが発表したオールタイムソングチャート、”ポイント単純合算”…

【ビルボードジャパン最新動向】「Bye-Bye Show」と「LADY」の指標構成の違い、そして次週考えられることへの懸念

3月20~26日を集計期間とする最新3月29日公開分のビルボードジャパンソングチャートは、BiSH「Bye-Bye Show」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】281,148枚を売り上げたBiSH「Bye-Bye Show」が米津玄師「LADY」を抑え総合首位獲得 https://t.co/P…

ビルボードジャパンのアルバムチャート訂正問題から考えた、オリコンの存在意義について

ビルボードジャパンは昨日、3月22日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートについて訂正を実施しました。この経緯を踏まえ、感じたことを記載します。 【今週の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”<3/23訂正>】1位 NEWS2位 刀剣男士 formation of 江…

日米ビルボードのトップアーティストチャート首位獲得歌手の状況を踏まえ、チャートポリシー変更を提案する

ビルボードジャパンによる最新3月15日公開分トップアーティストチャート(Artist 100)はNMB48が制しました。 上記はトップアーティストチャートにおけるNMB48のCHART insight(直近の60週分を表示)。NMB48は昨年12月21日公開分以来となる300位以内登場にして首…

日本ゴールドディスク大賞に対する3つの違和感を踏まえ、エンタテインメント業界に必要なことを提案する

先週発表された日本ゴールドディスク大賞について、考えています。 ✨「第37回日本ゴールドディスク大賞」発表✨アーティスト・オブ・ザ・イヤー邦楽部門は #SnowMan が2年連続受賞!洋楽部門は #ザ・ビートルズ が過去最多8度目の受賞!受賞作品・作品情報は…

【ビルボードジャパン最新動向】2月以降首位獲得曲等の動向を踏まえた、ビルボードジャパンへのチャートポリシー見直し提案

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 2月20~26日を集計期間とする最新3月1日公開分のビルボードジャパンソングチャートは、King & Prince「Life goes on」がフィジカルセールス初加算に伴い首位を獲得しました。 【…

当初の発表にはなかった、ビルボードジャパンがソングチャートから2指標を廃止した理由…その後出しを憂慮する

気になったインタビューを紹介します。ビルボードジャパンは2023年度にソングチャートからルックアップおよびTwitterの2指標を廃止していますが、こちらのインタビュー後編ではその廃止について語られています。個人的には笑覧は難しいと考え、今回採り上げ…

日本でもっと様々な音楽が聴かれるためには? 日米のアルバム収録曲におけるSpotify初日動向から考える

日本のサブスクは新陳代謝がないという言説について、ここ最近様々な角度から考え、ブログエントリーをアップしています。いずれまとめたものを用意しますが、今回は日本と海外におけるアルバムの初日動向の差について紹介します。 なお今回はSpotifyのデイ…

【ビルボードジャパン最新動向】2月のチャート動向を踏まえた真の社会的ヒット曲を見極める重要性、そして業界への提案

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 2月13~19日を集計期間とする最新2月22日公開分のビルボードジャパンソングチャートは、BE:FIRST「Boom Boom Back」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】BE:FIRST「Boo…

【ビルボードジャパン最新動向】初登場および2週目のチャート動向から真の社会的ヒット曲候補を見極める重要性を記す

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 2月6~12日を集計期間とする最新2月15日公開分のビルボードジャパンソングチャートは、BSS feat. Lee Young Ji「Fighting」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】SEVENT…

BE:FIRST「Boom Boom Back」での様々な施策投入、そしてリリース日について考える

来週公開のビルボードジャパンソングチャートでは、注目の新曲が複数初登場することが見込まれます。 今週は #BEFIRST、#優里 さんそして #YOASOBI が新曲をリリースしますね。2月22日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:2月13~19日)で各曲…

(訂正あり) 星街すいせいのTHE FIRST TAKE、back number『ユーモア』のSpotify成績を踏まえた音楽チャートへの改善要望

(※訂正(8時13分):back numberのアルバム『ユーモア』の発売日を1月18日水曜と記載していましたが、正しくは1月17日火曜でした。訂正し、お詫び申し上げます。) ビルボードジャパンは一昨日、最新チャートをCHART insightにて13時過ぎに発表して間もなく、訂…

音楽業界・エンタテインメント業界への改善提案 (2023年版)

これまでこのブログでは、音楽業界が良くなるための提案を記してきました。今回はその最新版となります。なおこれまでは音楽業界に限定した形で記載しましたが、音楽業界とエンタテインメント業界が密接につながっていることを踏まえ、広くエンタテインメン…

ビルボードジャパンへの3つの提案を今一度記し、”ビルボードジャパンの自問自答”を促す

ビルボードジャパンは昨日午前4時、2022年度の各種年間チャートを発表。このブログでも個人的な分析を実施し、昨日掲載しました。 そして今週は2023年度初週となるチャートが発表されています。 2023年度の音楽シーンが楽しみな一方で、ビルボードジャパンに…

「Subtitle」のGlobal Excl. U.S.トップ10入りを機に考える、J-Popのグローバルチャート登場に必要なこととは

2年前に米ビルボードが新設したグローバルチャートのうち、最新11月26日付Global Excl. U.S.(Global 200から米の分を除く)ではOfficial髭男dism「Subtitle」が10位に上昇。このチャートにおけるJ-Popのランクインは6曲目となりました。 今回のランクインにつ…

ルックアップ廃止と最新動向を踏まえた、ビルボードジャパンアルバムチャートへのストリーミング導入提案(再掲)

本日からの1週間がビルボードジャパンにおける2022年度最終週に。そして2023年度より、ビルボードジャパンはルックアップおよびTwitterの2指標を廃止します。 Billboard JAPANチャート、ルックアップ&Twitter指標を2023年度チャートより廃止 https://t.co/s…

STU48「花は誰のもの?」が二度目のフィジカルセールス10万超え…その理由を踏まえ、ビルボードジャパンへ提案する

本日7時30分の段階で米ビルボードがソングスチャートおよびグローバルチャートのトップ10速報をアップしていないため、これらチャートについてはアップされ次第紹介する予定です。 明日発表される11月9日公開分(11月14日付 集計期間:10月31日~11月6日)ビル…

マキシマム ザ ホルモン 一部のアニメテーマ専用仮設チャンネル「刃渡り2億センチ (TV edit)」の初週チャート動向を考える

最新11月2日公開分(11月7日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、35位にマキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」が初登場。テレビアニメ『チェンソーマン』(テレビ東京ほか)第3話のエンディングに起用されたこの曲のチャートアクション等において…

Travis Japan「JUST DANCE!」、ビルボードジャパンソングスチャート4位に初登場…その動向からみえてきたこと

10月24~28日を集計期間とする最新11月2日公開分(11月7日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、Travis Japan「JUST DANCE!」が4位に初登場を果たしました。今回はこの曲における、デジタル解禁初週の動向からみえてくることをまとめていきます。

【月曜日のプレイリスト】デジタル環境の醸成が”世界に羽ばたくJ-Pop”を増やす…昨日のラジオ音楽特集振り返り

昨日放送のラジオ番組『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)では、【世界に羽ばたくJ-Pop】を音楽特集のテーマとしてお届けしました。日本の音楽作品が世界のチャートで大ヒットを遂げたことは多くはないかもしれませんが、今後はその…

ビルボードジャパン各種チャートに対するチャートポリシー変更等を提案する (2023年度に向けて)

昨日、このようなことをつぶやきました。 ビルボードジャパンが新年度からルックアップおよびTwitter指標を廃止し、新年度からソングスチャート8→6指標、アルバムチャート3→2指標になる予定とアナウンスしていますが、”予定”ということは提案により変わる可…

Travis Japan配信デビュー…リミックス施策は海外チャートに有効も、日本のチャートでは響きにくい件について

Travis Japanが昨日、配信シングル「JUST DANCE!」でデビューしました。 ジャニーズ事務所所属歌手では珍しい配信の形であり、世界的なリリース標準時である金曜、それも米東部標準時(EST)の午前0時に解禁というのですから、世界配信を強く意識したものであ…