イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【海外ビルボード】ポスト・マローンとモーガン・ウォレンの共演曲が米およびGlobal 200を制覇

現地時間の5月20日月曜に発表された、最新5月25日付米ビルボードソングチャート(集計期間:5月10~16日)。前週初登場で首位に立ったケンドリック・ラマー「Not Like Us」は2位に後退、ポスト・マローン feat. モーガン・ウォレン「I Had Some Help」が首位に…

King & Princeデジタル解禁やアルバムチャート動向から、STARTO ENTERTAINMENT全体のデジタル解禁を提案する

本日、King & Princeの新曲2曲がデジタル解禁されました。ジャケットを別々に用意したその工夫に感心した次第です。 STARTO ENTERTAINMENT所属歌手はデジタル解禁が不十分な状態が続いていますが、King & Princeはフィジカルシングルがリリースされる週の月…

米ビルボードによるグローバルチャートとは何か、そしてJ-POPの現在と課題とは (2024年5月更新版)

このブログでは毎週火曜、米ビルボードによるソングチャート(Hot 100)と共にグローバルチャートについても速報記事を翻訳し、紹介しています。グローバルチャートは2020年秋に米ビルボードが新設し、2021年度以降は年間チャートも発表されています。 グロー…

Spotify、平日におけるデイリー200位の再生回数が3日連続で記録更新…ここからみえてくることとは

ビルボードジャパンソングチャートにおいて週間単位での上位進出、さらにロングヒットや年間単位でのランクインに特に重要なのがストリーミング指標。このデータ提供元のひとつで、再生回数全体のおよそ2割を占めるSpotifyでは今週、注目すべき動向がみられ…

「I wonder」「初恋キラー」の上位進出からみえてくる、作品のアプローチとTikTok活用についての私見

最新5月15日公開分ビルボードジャパンソングチャートのストリーミング指標、その基となるStreaming Songsチャートの記事では興味深い文言がみられます。 『トップ100を見てみると、36位のDa-iCE「I wonder」は前週比142.2%となって一気に再生回数を伸ばして…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】通算15週目首位のBBBB、次週はAぇ! group「《A》BEGINNING」と対決へ

(※追記(5月17日16時43分):ビルボードジャパンはソングチャートの記事リンクが掲載されたX(旧Twitter)上のポストを、記事の訂正に伴い削除しました。それを踏まえ、このブログエントリーでも再度ポストされた分に差し替えを実施しています。) 最新5月15日公…

『NHK紅白歌合戦』出場歌手発表まで半年…現時点で出場可能性が高い10組を予想する

昨年11月13日、『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 2023年12月31日放送 以下"紅白"と表示)の出場歌手(第一弾)が発表されています。その発表日に、このブログでは出場歌手の傾向を分析し、以下のように結論付けました。 今年の紅白は、若手や初出場歌手は主…

【海外ビルボード】ヒップホップのディス応酬関連曲が米で4曲トップ10入り

現地時間の5月13日月曜に発表された、最新5月18日付米ビルボードソングチャート(集計期間:5月3~9日)。前週まで2連覇を達成していたテイラー・スウィフト feat. ポスト・マローン「Fortnight」は4位に後退、ケンドリック・ラマー「Not Like Us」が初登場で…

(追記あり)『ミュージックステーション』初出演のDa-iCE…"J-POPを極める"こととチャートへの結実について

(※追記(5月16日19時04分):記載内容(ハッシュタグ)に誤りがありました。エントリーの後半にて『Da-iCE側はこの法則を理解の上で、"#ダンスくる恋ダンス"を意識して投入しているかもしれません。』と書きましたが、『Da-iCE側はこの法則を理解の上で、"#ダイ…

米ビルボードソングチャート、キャリア初エントリーにて2位以内に初登場した6曲の背景を考える

最新5月11日付米ビルボードソングチャートは、テイラー・スウィフト『The Tortured Poets Department』収録曲が登場2週目につきリード曲を除いて後退。それに伴いトップ10が7曲入れ替わりました。結果、キャリア初のトップ10ヒット曲が半数を占めています。 …

Aぇ! group、JO1、Da-iCEおよびNumber_iが集結する次回の『ミュージックステーション』が興味深い

5月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)では出演する6組のうち3分の2が男性ダンスボーカルグループ/男性アイドルグループで占められています。 ご視聴ありがとうございました!次回は、5月17日(金)よる9時から!HPで出演者解禁!https://t…

BE:FIRST「Masterplan」登場2週目、KAMIGATA BOYZ「無責任でええじゃないかLOVE」初登場週の動向を掴む

最新5月8日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:4月29日~5月5日)ではCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が首位に返り咲いた一方、前週初登場で首位を獲得したBE:FIRST「Masterplan」は7位に後退しています。

【ビルボードジャパン最新動向】「BBBB」首位返り咲き、「ライラック」1万ポイント超え…大型連休効果を考える

最新5月8日公開分(集計期間:4月29日~5月5日)のビルボードジャパンソングチャートは前週初登場で首位に到達したBE:FIRST「Masterplan」が7位に後退、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2週ぶり、通算14週目となる首位を獲得しています。 (上記はCreepy …

『ライブ・エール』におけるパフォーマンス映像のYouTube公開を踏まえ、動画公開の最善策を再掲する

大型連休中に放送された『ライブ・エール』(NHK総合 5月4日放送)。番組はNHKプラスにてタイムシフト視聴が可能ですが、番組で披露した全曲のパフォーマンス映像が(そのほとんどは短尺版ですが)YouTubeにて公開されています。 /このあと午後7:30~放送✨#君の…

【海外ビルボード】テイラー・スウィフト首位キープ、一方でトップ10内は大きく入れ替わり

現地時間の5月6日月曜に発表された、最新5月11日付米ビルボードソングチャート(集計期間:4月26日~5月2日)。テイラー・スウィフト feat. ポスト・マローン「Fortnight」が初登場から2連覇を達成しました。 .@taylorswift13 & @PostMalone’s ‘Fortnight’ Spe…

【マイベスト】2024年4月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2024年4月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲も含め、エントリーの最後に掲載したSpotifyプレイリストでチェックしてください。 こ…

King & Princeがデジタル解禁へ…その背景、および解禁スケジュールについて考える

#KPとShakeHandsなインスタライブ見て頂きありがとうございます!#KPもサブスクはじめます@abcz_officialhttps://t.co/uaNbfSP2VPたくさん聴いてもらえたら嬉しいです!そしてこの後は#東京タワー です!#halfmoonと合わせてお楽しみください!#mooooveǃǃ#Ki…

KAMIGATA BOYZ「無責任でええじゃないかLOVE」、金曜にデジタルリリースしたことが興味深い

STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属で関西発の3組(SUPER EIGHT、WEST.およびなにわ男子)によるユニット、KAMIGATA BOYZが「無責任でええじゃないかLOVE」を昨日リリース。以前公開されたティザー(ティーザー)と実際の曲のギャップも話題となって…

ユニバーサルミュージックグループ所属のテイラー・スウィフトがいち早くTikTokに音源を戻した理由とは

TikTokにユニバーサルミュージックグループ所属歌手の曲が戻ってきます。 ユニバーサルミュージック、TikTokと新ライセンス契約 楽曲使用が可能に(写真 全2枚)https://t.co/ZQpY4646o8#ユニバーサルミュージック #TikTok — ORICON NEWS(オリコンニュース…

【ビルボードジャパン最新動向】BE:FIRST「Masterplan」、首位初登場の要因と今後注視すべき点

最新5月1日公開分(集計期間:4月22~28日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週まで13連覇を達成していたCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2位に後退し、BE:FIRST「Masterplan」が初登場で首位に到達。首位獲得はフィジカルシングルの前作「Main…

『CDTVライブ!ライブ!』4月29日放送回に抱いた違和感を記し、あらためて音楽番組の改善を願う

日本の地上波テレビ局によるゴールデン帯放送の音楽番組が増えながら、ライバル意識の高まりにより互いの質が高まっているかと問われたらどうでしょう。4月29日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)において、その演出が参加された歌手、そして広く音楽ファ…