イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

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ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」、世界での人気が高まっていることについて

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の人気が世界で拡がっています。この点は以前から紹介していますが、チャートでさらなる上昇を遂げているのです。

千葉雄喜参加の「Mamushi」が米トップ50入りする可能性と、そのヒットが報じられない問題

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」が最新7月13日付米ビルボードソングチャート(Hot 100)で68位に初登場したことについては、このブログでも採り上げています。 そして「Mamushi」は、7月5~11日を集計期間とする次週7月20日付米ビルボード…

Creepy Nuts「BBBB」に「ライラック」が肉薄…Mrs. GREEN APPLEの様々な施策とその成果をまとめる

最新7月10日公開分(集計期間:6月24~30日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」とMrs. GREEN APPLE「ライラック」のポイント差が急激に縮まっています。これは総合ソングチャートからアニメ関連曲のみを抽出したア…

"日本はヒップホップが伸びる"…その可能性が高まっていると感じる2024年の変化について

日本時間の昨日発表された最新7月13日付米ビルボードソングチャートにて、ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」が68位に初登場。千葉雄喜さんはこのチャートでキャリア初の100位以内エントリーを果たしています。 Yuki Chiba lands his first…

2024年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (途中経過版)

来週以降地上波で放送される大型音楽特番の出演者傾向を分析します。昨年末に関しては下記エントリーをご参照ください。なお、今後も追加アナウンスがあることを踏まえ、最終版を後日ブログにて掲載する予定です。 今回参考とした番組は以下の4番組、リンク…

「初恋キラー」「I wonder」そして「ライラック」…最新ソングチャートにおける上昇曲の背景とは

今回は最新5月22日公開分ビルボードジャパンソングチャートにて特筆すべき動きを示した曲を紹介します。下記表にて黄色で示した3曲が、今回採り上げる作品です。

(追記あり) ティザー等動画発信、ストーリー構築…最新米ソングチャートでストリーミングが高水準に達した背景

(※追記(5月24日7時58分):米ビルボードは日本時間の5月24日、チャート専用Xアカウントにて今回紹介する3曲を含めた2020年9月以降の週間ストリーミング再生回数トップ10を発表しました。今回、そのポストを新たに掲載しています。) 日本時間の昨日発表された…

「I wonder」「初恋キラー」の上位進出からみえてくる、作品のアプローチとTikTok活用についての私見

最新5月15日公開分ビルボードジャパンソングチャートのストリーミング指標、その基となるStreaming Songsチャートの記事では興味深い文言がみられます。 『トップ100を見てみると、36位のDa-iCE「I wonder」は前週比142.2%となって一気に再生回数を伸ばして…

(追記あり)『ミュージックステーション』初出演のDa-iCE…"J-POPを極める"こととチャートへの結実について

(※追記(5月16日19時04分):記載内容(ハッシュタグ)に誤りがありました。エントリーの後半にて『Da-iCE側はこの法則を理解の上で、"#ダンスくる恋ダンス"を意識して投入しているかもしれません。』と書きましたが、『Da-iCE側はこの法則を理解の上で、"#ダイ…

米ビルボードソングチャート、キャリア初エントリーにて2位以内に初登場した6曲の背景を考える

最新5月11日付米ビルボードソングチャートは、テイラー・スウィフト『The Tortured Poets Department』収録曲が登場2週目につきリード曲を除いて後退。それに伴いトップ10が7曲入れ替わりました。結果、キャリア初のトップ10ヒット曲が半数を占めています。 …

ユニバーサルミュージックグループ所属のテイラー・スウィフトがいち早くTikTokに音源を戻した理由とは

TikTokにユニバーサルミュージックグループ所属歌手の曲が戻ってきます。 ユニバーサルミュージック、TikTokと新ライセンス契約 楽曲使用が可能に(写真 全2枚)https://t.co/ZQpY4646o8#ユニバーサルミュージック #TikTok — ORICON NEWS(オリコンニュース…

ILLIT「Magnetic」、日本および世界のチャート施策における絶妙なタイミングについて

最新4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートではCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が12連覇を達成した一方でポイントがダウンしていることについては、一昨日のエントリーで紹介しました。 そして次週、4月24日公開分においては「Bling-Bang-Bang…

【ビルボードジャパン最新動向】11連覇”BBBB”のライバルになるか...トップ3入りのILLIT「Magnetic」に注目

最新4月10日公開分(集計期間:4月1~7日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が11連覇を達成しています。 (記事はブログの後半に掲載しています。)

前週および当週の上位初進出曲、CHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年3月13日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。 前週のエントリーはこちら。 ビルボードジャパンの…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】グローバルでも上位進出の「Bling-Bang-Bang-Born」、その勢いと動画に関する提案

(※追記 (2月11日5時13分):当週の総合ソングチャートで50位以内に入った曲のポイント前週比を示す表において、ポイントの公開日欄に誤りがありました(ポイント自体の訂正箇所はありません)。つきましては、正しい公開日を掲載したものを再掲しています。心よ…

Spotifyデイリー56万回超えのCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」を大ヒット曲と比較する

本日発表されるビルボードジャパンソングチャート(1月31日公開分)では、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の動向に注目です。前週は27→5位と躍進した同曲は、1月28日付の日本におけるSpotifyデイリーチャートでは56万回再生を突破。次回のビルボードジャ…

"日本人の洋楽離れ"をどう改善させるか…ストリーミングにおける提案を記す

一昨日付のエントリーでは、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえてこのようなエントリーを掲載し、昨日付ではその改善提案のひとつとしてラジオ業界に向けた内容を記しました。 今回は、ストリーミングに関する改善提案を記します。

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2024年1月24日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。 前週のエントリーはこちら。 ビルボードジャパンの…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】tuki.「晩餐歌」がソングチャート初制覇、上昇の要因を探る

(※追記(7時44分):YouTubeにおけるtuki.「晩餐歌」の関連動画投稿数推移を紹介した徒然研究室さんによるポストを追記しています。) 最新1月24日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:1月15~21日)では、前週通算22週目の首位を獲得したYOASOB…

Creepy Nutsが世界でヒットの兆し、そして乱高下するキングリーとは…Spotify直近の注目動向

今回は直近のSpotifyデイリーチャートにおいて、注目すべき点をふたつ取り上げます。 まずは、日本から新たなグローバルヒット曲が誕生する兆しについて。Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がその作品です。

(追記あり) ビルボードジャパン年間チャート発表、2023年度のチャートトピック10項目を挙げる

(※追記(6時49分):掲載当初、チャートトピックが11項目となっていたため訂正を実施しました。失礼いたしました。) (※追記(8時00分):ビルボードジャパンがソングチャートにおけるTop Singles Salesチャート(フィジカルセールス指標の基となるチャート)の記事…

最新米チャートで「Lovin On Me」が首位獲得…ジャック・ハーロウの施策とその効果を考える

日本時間の昨日発表された12月2日付米ビルボードソングチャートでは、ジャック・ハーロウ「Lovin On Me」が初の首位を獲得しています。 この曲、いわゆる"チラ見せ"公開がヒットにつながっています。

【ビルボードジャパン最新動向】Ado「唱」ソングチャート3連覇、ポイントが伸び続けている理由とは

最新10月11日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:10月2~8日)では、Ado「唱」が3連覇を達成しています。 【ビルボード】Ado「唱」が総合ソング3連覇、JUNG KOOKの新曲が初のトップ10入り&YOASOBI「勇者」が2位に急上昇<10/11訂正> https:/…

【ビルボードジャパン最新動向】2週連続首位のAdo「唱」、活用人気が連覇の可能性を高めることについて

(※追記(11月5日6時5分):ビルボードジャパン総合ソングチャートの記事(リンク先)が読めない状況が続いています。それを踏まえ、記事が転載されたAERA dot.のリンクを貼付しています。) 最新10月4日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:9月25日…

【ビルボードジャパン最新動向】Ado「唱」が登場3週目で首位到達…総合トップに寄与した"活用"の重要性

最新9月27日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:9月18~24日)では、前週初登場で首位を獲得したBE:FIRST「Mainstream」が4位に後退。Ado「唱」が登場3週目にして、同曲初となる首位の座に就いています。 【ビルボード】Ado「唱」が総合ソング…

米ビルボードが"TikTok Billboard Top 50"を新設…チャートの中身、そして初回の結果からその動向を確認する

昨日のエントリーではビルボードジャパンが9月14日に新設した2種類のチャートについて紹介しました。 このエントリーでも触れたのですが、実は米ビルボードでもこの日、新たなチャートをローンチしています。今回はその【TikTok Billboard Top 50】について…

【ビルボードジャパン最新動向】YOASOBI「アイドル」17連覇達成、好調の理由および今後の動向を読む

最新8月9日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:7月31日~8月6日)ではYOASOBI「アイドル」が初登場から17週連続で首位を獲得。3週前にOfficial髭男dism「Subtitle」を上回り単独最長首位記録を樹立したこの曲が、その記録をさらに伸ばしていま…

【ビルボードジャパン最新動向】YOASOBI「アイドル」単独最長首位記録達成…”異次元”ヒットに至った様々な要因

最新7月19日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:7月10-16日)ではYOASOBI「アイドル」が初登場から14週連続で首位を獲得。連続での最長首位獲得記録を更新すると共に、不連続を含む首位獲得週数においてOfficial髭男dism「Subtitle」を上回り…

「ちゅ、多様性。」「オトナブルー」の流行、その肌感覚と音楽チャートとの差から考えること

本日はビルボードジャパン各種チャートの更新日。Mrs.GREEN APPLEがアルバム『ANTENNA』の初登場に伴いトップアーティストチャート(Artist 100)をはじめて制するかに注目です。この点については先日記載しています。 さて今回は、上記エントリーでも紹介した…

【ビルボードジャパン最新動向】4連覇を達成したYOASOBI「アイドル」について、ポイントの伸び率に注目する

5月1~7日を集計期間とする最新5月10日公開分ビルボードジャパンソングチャートはYOASOBI「アイドル」が4週連続で首位を獲得。ポイントをさらに伸ばし、2週連続で2万ポイント超えを果たしました。 【ビルボード】YOASOBI「アイドル」異次元の強さは変わらず…