イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

メディアへの提案

『CDTVライブ!ライブ!』見逃し配信時の一部歌手除外からみえてくる組織やメディアの姿勢への違和感

11月28日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では冒頭からKinKi Kidsが登場。7曲を披露したライブは話題となり、”#KinKiKidsフェス”というハッシュタグも人気に。しかし番組開始から19時39分近くまで放送されたそのKinKi Kidsフェスの部分が、TVerやGYAO!…

男性ダンスボーカルグループの音楽特番出演傾向に変化…ならば尚の事『ミュージックステーション』を注視する

一昨日つぶやいた言葉に、1万近いインプレッションが集まっています。 #Mステ、最初のCMはエイベックス枠。#KisMyFt2 に続いて #Da_iCE「#スターマイン」が流れたのですが、Da-iCEはいつ番組に出演するか首を長くして待っています。 — Kei (@Kei_radio) Nove…

「Subtitle」のGlobal Excl. U.S.トップ10入りを機に考える、J-Popのグローバルチャート登場に必要なこととは

2年前に米ビルボードが新設したグローバルチャートのうち、最新11月26日付Global Excl. U.S.(Global 200から米の分を除く)ではOfficial髭男dism「Subtitle」が10位に上昇。このチャートにおけるJ-Popのランクインは6曲目となりました。 今回のランクインにつ…

『NHK紅白歌合戦』初登場10組出演の妥当性、ビルボードジャパンのチャートがはっきり証明している件

『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下、紅白と表記)の出場歌手が16日に発表されました。 「第73回NHK紅白歌合戦」出場歌手が決定✨紅組21組、白組21組。初出場は、紅組5組、白組5組です。https://t.co/akzGhMc9pm#NHK紅白 #みんなでシェア pic.twitter.com/4N5…

Travis Japan「JUST DANCE!」がGlobal Excl. U.S.で5位初登場…次週以降の動向を占い、中期戦略の重要点を提案する

10月31日~11月6日を集計期間とする11月12日付米ビルボードソングスチャートおよびグローバルチャートのトップ10速報は日本時間の今週火曜昼前、通常より数時間遅れて登場。記事を翻訳した内容は同日2本目のブログエントリーとしてアップしましたが、そのエ…

テイラー・スウィフトの米チャート占拠における施策の徹底、そしてチャートの見方に対する願いを記す

日本時間の昨日未明に発表された11月5日付米ビルボードソングスチャートでテイラー・スウィフトがトップ10を独占したことについては、米ビルボードの記事を翻訳し昨日のブログエントリーで紹介しました。 この米ビルボード史上初の快挙は、スポーツ紙やNHKも…

米津玄師やDISH//の記録報道、そのタイムラグに違和感…音楽メディアの迅速な対応を求める

今週月曜夜、米津玄師「KICK BACK」がSpotifyのグローバルデイリーチャートでトップ50入りを果たしたことが音楽メディアから発信されました。当初はこの発信を歓迎したものの、同種の記事が登場する度に違和感を覚え、高まっていった自分がいます。 米津玄師…

radikoで聴かれた楽曲ランキングから実際のOA傾向との差を知る…ラジオ局に対する提案を記す

ラジオに関する興味深いランキングが発表されました。radikoで聴かれた延べ聴取回数ランキングをここでは”radikoランキング”と記し、このランキングの内容および私見を記します。 『ラジオのヒットチャート番組を中心に、ラジコで最近よく流れる流行の楽曲を…

フィジカルセールスや音楽チャートについてのコラムに対する違和感の正体…書き手や読み手に大事なこととは

個人的には揶揄表現を用いること、まして"オワコン"などという言葉を平気で使う方には強い疑問を抱きます。ゆえに中村正人さんが発した悔しさには理解できる部分が多くあります。 中村さんは、「ボードゲーム仕様CDジャケットという世界初発明特殊パッケージ…

音楽フェスのMCで差別発言した歌手に米メディアはNOを示し、音楽チャートにも反映…日本はどう対応する

昨日から開催中の音楽フェス、サマーソニックにてリナ・サワヤマが称賛されています。 サマソニのリナサワヤマ、一番大きいステージで「日本は同性婚ができないG7唯一の国」「日本人であることは誇りに思ってるけど、これは恥ずかしいこと」「愛は愛です」と…

青森県を中心とした大雨被害について、メディアや行政の動きを考える

普段の音楽チャート分析等とは異なる内容ですが、無事であるからこそ音楽チャート等について書けるわけで。今回は青森県を中心に発生した大雨について、メディアや行政に対し感じたことをまとめます。 青森県が大雨の被害情報を発表 これまで人的被害は確認…

ハリー・スタイルズのTHE FIRST TAKE出演で考える、K-Popを除く洋楽への”ドメスティック”な対応の疑問

今週月曜、日本の人気YouTubeチャンネルにハリー・スタイルズが登場しました。 【#THEFIRSTTAKE】ーNo.225ハリー・スタイルズ「Boyfriends」が公開ー白いスタジオに置かれた、一本のマイク。ここでのルールは、ただ一つ。一発撮りのパフォーマンスをすること…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】今年度最高ポイント獲得、INI「CALL 119」の指標構成から考えること

(※追記(8時36分):AWAのラウンジについて、コメントをいただきましたので追記しました。) 最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 4月18~24日を集計期間とする4月27日公開(5月2日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100…

『ものまね紅白』で括られた最新ヒット曲の共通点…"億超え"を今のヒットの共通言語にしてほしい

Da-iCE花村想太さんのツイートで、昨日のテレビ番組の内容を知りました。 すごい!初めてモノマネして頂きます!すごくすごく楽しみです!!! https://t.co/QGMl6yGI3W — 花村想太 (@Da_iCE_SOTA) 2022年4月23日 ここで紹介された4曲は、まさに今の時代のヒ…

ビルボードジャパンは日本レコード協会の理想のチャートではない…会長インタビューを踏まえ提案を記す

このような発言をどう捉えればよいでしょう。 ――海外の音楽シーンとの違いといえば、例えば米国におけるグラミー賞など、各国には目標とすべきアワードや基幹となるヒットチャートが存在しています。一方日本では、そうしたもの存在感が薄れてきているように…

宇多田ヒカルのフェス出演、藤井風の特番放送…新作を後から盛り上げる動きが登場している件、および私見

日本時間の昨日午前、コーチェラ・フェスティバルに宇多田ヒカルさんが出演し話題となっています。 88risingのショーンに誘われてちょっとコーチェラ出ることになりました‍♀️ライブストリームでも観れるよ、日本時間4/17(日) AM10:45から!HEAD IN THE CLOUD…

ラジオから洋楽OAが減る? 最新チャートにおける洋楽の弱さ、およびラジオの傾向に対する私見

洋楽が強くなくなった、特にラジオで。そう言って差し支えない状況が生まれています。 ここで定義する洋楽はK-Popを除き、ビルボードジャパンによるHot Overseasチャートのランクイン対象曲を指します。Hot Overseasチャートはこちらから確認できます。 RADI…

米アルバムチャート制覇のStray Kids、グラミー賞ノミネートのBTS…米での成功の背後にあるK-Popの課題を考える

最新4月2日付米ビルボードアルバムチャートではStray Kids『Oddinary』がキャリア初の首位を獲得しています。 .@Stray_Kids' 'Oddinary' tops the #Billboard200 Albums chart with the biggest sales week of 2022 https://t.co/qSEMgNxLwF — billboard (@b…

INI・BE:FIRST・なにわ男子のデビュー曲動向を確認、そしてDa-iCEが未だMステに出ていない件を考える

昨年11月にフィジカルデビューを果たしたINI、BE:FIRSTそしてなにわ男子。それぞれのデビュー曲については以前にもビルボードジャパンソングスチャートの動向を観測してきました。 1月12日付公開分(1月17日付)までの動向を表にまとめ、私見も交えて記載した…

2020年秋以降のジャニーズ良曲を紹介、その度にデジタル解禁の願いが強まる…昨日のラジオ番組内容まとめ

昨日は地元のラジオ局の番組で、音楽特集の機会をいただきました。この番組で自分は11月にBE:FIRST、1月にはDa-iCEを紹介しています。 今回紹介したのは、この1年半におけるジャニーズ事務所所属歌手のおすすめ曲です。 企画を用意した理由はいくつかありま…

Da-iCEの『CDTVライブ!ライブ!』出演であらためて考える、男性ダンスボーカルグループがテレビ出演に至れる条件

やっとスタートラインに立った、そんな印象です。Da-iCEが次週の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)に出演し、民放ゴールデンタイムの音楽番組に登場します。 #CDTVライブライブ今夜も観てくれてありがとう次回放送は2月7日(月)よる7時からバレンタイン直前ラ…

本日『ミュージックステーション』初出演のSaucy Dog、「シンデレラボーイ」はさらなるヒットに至るか

本日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)は2022年2回目の放送にして、新曲主体の披露回としては今年初となります。 明日よる9時からはMステ!#Mステ#今週のMステ気になる人RT pic.twitter.com/g1DdXI6v31 — music station (@Mst_com) 2022年1月…

紅白に対して止まない非難に対する私見、および演歌歌謡曲の冷遇に対する改善案も提示する

昨年の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)に対し、あたかも"くさす"メディアが少なくありません。また先日、『NHK紅白歌合戦』の過去の司会担当者が同種の発言をラジオで行っていたようです。しかしそのような論調には主にふたつのポイントがあり、そのどちらに…

藤井風『Kirari Remixes (Asia Edition)』が登場…グローバルチャートにおける「きらり」の動向に注目

昨年の『NHK紅白歌合戦』出演歌手の中で、出演の反響がその後のチャートアクションに最も大きく反映されたと言えるのが藤井風さんでした*1。日本におけるSpotifyデイリーチャート200位以内には紅白以降7曲がランクインしていますが、最新1月13日付においては…

Da-iCEが生み出した結果と意志を受け止め、環境が変わることを願う…昨日のラジオ番組内容まとめ

昨日は地元のラジオ局の番組で、Da-iCEについて特集する機会をいただきました。 Da-iCE特集を決めたのは先月中旬。告知した1月2日の番組は特集決定時期に収録したものでしたが、その後になって日本レコード大賞受賞というニュースが入ってきました。同賞へは…

2022年における日本の音楽業界への要望を記す

あけましておめでとうございます。ブログ【イマオト - 今の音楽を追うブログ -】は昨日公開分で毎日更新8年目に突入しました。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、2020年末にこのようなブログエントリーを記しました。 ① 新曲のデジタル解禁…

Da-iCE「CITRUS」の日本レコード大賞受賞の妥当性と、一方で賞自体の問題が変わっていないことの違和感を表明する

昨日行われた『輝く!日本レコード大賞』(TBS)。Da-iCE「CITRUS」が栄冠を手にしました。 この度「第63回 輝く!日本レコード大賞」にて『CITRUS』で大賞を受賞させて頂きました。応援して頂きました全てのファンの皆様、支えて頂きました全てのスタッフ・関…

年末音楽特番のラインナップから地上波メディアや披露曲の傾向を読み解く (12月30日版)

12月22日のブログエントリーにて、年末音楽特番の出演歌手および披露曲の一覧表を掲載し、出演傾向について私見を記載しました。 そこから数日が経過し、さらに様々な発表が行われています。今回は最新版の一覧表を掲載し、あらためて私見を述べていきます。

オリコンによる合算ランキングへの違和感、年間ランキングの発表を踏まえあらためて表明する

ビルボードジャパンは特にソングスチャートにおいて、複合指標に基づき、時代の変化に即してチャートポリシー(チャート集計方法)を変更し、より好いチャートになるよう追求している姿勢を貫いており、より社会的ヒットの鑑になっていると感じています。故に…

「Stay」「うっせぇわ」「One Last Kiss」…ネットメディアの解説記事や論評がチャートアクションに刺激を与えた件

メディア出演およびパフォーマンス、視聴制限を設けないライブ生配信、最近では結婚報道も音楽チャートの上昇につなっていますが、今年は【ネットメディアの論評や解説】がチャートアクションに刺激を与えた瞬間を何度か目撃しており、非常に興味深く捉えて…