イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

はじめに (2024年10月13日更新)

ブログ【イマオト】担当のKeiです。音楽チャートアナライザー、プロポーザー(提案者)として、ビルボードジャパンや米ビルボード等の最新音楽チャートを様々な視点から分析し、記載しています。

BE:FIRST「Spacecraft」とHANA「Drop」、新曲リリース日の違いから考えること

BMSG所属のBE:FIRST、そしてBMSG傘下のB-RAVEに所属するHANA。それぞれの新曲リリース日を興味深く感じています。 BE:FIRSTの新曲「Spacecraft」が2月3日に先行配信されることが決定した。 「Spacecraft」は2月5日にリリースされる両A面シングル「Spacecraft…

米でのTikTok終了(可能性)はエンタテインメント業界における損失…最新チャート動向から断言可能

アメリカでは1月19日に、TikTokが使えなくなる可能性が生じています。 Statement on Possible ShutdownThe statements issued today by both the Biden White House and the Department of Justice have failed to provide the necessary clarity and assura…

前週のトップ10初登場曲が真のヒット曲に成るか、CHART insightから読む (2025年1月15日公開分)

昨夏以降再開したこのエントリー、今回からタイトルを一部変更しています。前週の内容はこちら。

MUSIC AWARDS JAPANの新たなアナウンスを踏まえ、4つの注目点および提案を記す

5月21日および22日に初めて開催される日本発の国際音楽賞【MUSIC AWARDS JAPAN】について、昨日新たなアナウンスがありました。 『MUSIC AWARDS JAPAN』NHKにて地上波放送、YouTubeにて全世界配信 協賛パートナー&共創カテゴリー詳細もhttps://t.co/Iba5Pbb…

Mrs. GREEN APPLEがビルボードジャパン主要3チャートを占拠…次なる注目点は

2020年からポッドキャスト【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】を毎週公開。Spotify等のほか、YouTubeでも配信しています。ポッドキャストはビルボードジャパンアルバムチャートが木曜公開に変更したことを踏まえ、今年から木曜19時の公開に変更し…

1月15日公開分ビルボードジャパンソングチャート、Mrs. GREEN APPLEが躍進した要因とは

最新1月15日公開分(集計期間:1月6~12日)のビルボードジャパンソングチャートではMrs. GREEN APPLE「ライラック」が2週連続、通算4週目となる首位を獲得しています。当週のソングチャートでは、Mrs. GREEN APPLEの躍進が際立っています。 【ビルボード】Mrs…

米ビルボード21世紀ソングチャートから、近年の作品のヒット規模縮小を考える

米ビルボードは先週、"21世紀チャート"を発表しました。21世紀は日本では2001年からを指しますが、米ビルボードは2000年1月1日付~2024年12月28日付を集計期間に設定し、ソングチャート、アルバムチャートおよびトップアーティストチャートについて算出して…

【海外ビルボード】米は「Die With A Smile」が2連覇達成、グローバルは「APT.」が11週目の首位に

現地時間の1月13日月曜に発表された、最新1月18日付米ビルボードソングチャート(集計期間:1月3~9日)。前週初の首位を獲得したレディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」が2連覇を達成しています。 Lady Gaga & Bruno Mars’ ‘Die With a Smil…

(追記あり) 日本版グラミー賞があったならば…2024年度版主要5部門を想像する (コラボスペース開催のお知らせ)

(※追記(1月13日18時38分):音楽インフルエンサーのRYOさんによるノミネーションを掲載したリンクを貼付しています。) ここ数年の恒例となっている、日本版グラミー賞を仮定しノミネーションを考える企画。本日は2024年度分のノミネーションを掲載します。202…

2024年12月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2024年12月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲も含め、エントリーの最後に掲載したSpotifyプレイリストでチェックしてください。 …

ビルボードジャパンアルバムチャート、リニューアルに伴いフィジカルに強い作品はどうなったか

ビルボードジャパンは2024年12月最終週より、アルバムチャートにストリーミング指標を導入しています(このチャートポリシー(集計方法)変更により公開日が木曜に移行)。これによりサブスクで聴かれ続けている作品が上位で安定する、『NHK紅白歌合戦』等のイベ…

前週のトップ10初登場曲が真のヒット曲に成るか、CHART insightから読む (2025年1月1日&1月8日公開分)

昨夏以降再開したこのエントリー、今回からタイトルを一部変更しています。前週の内容はこちら。

(追記あり) 山下達郎、B'z…ビルボードジャパンソングチャートでもっと上位に進出できただろう曲について

(※追記(1月10日16時46分):B'zがYouTubeで「ultra soul」および「LOVE PHANTOM」のライブ動画を公開したことについて、追記しています。) このブログで新規エントリー公開を毎日公開し始め、昨年末に丸10年を迎えました。合わせて、2020年からポッドキャスト…

『ANTENNA』が遂にアルバムチャートを制したMrs. GREEN APPLE、今後の注目点は

年末年始を集計期間とする2024年1月8日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:2024年12月30日~2025年1月5日)ではMrs. GREEN APPLE「ライラック」が首位返り咲きを果たし、また彼らの作品の大半が上昇しています。特に『第75回NHK紅白歌合戦』(N…

紅白効果、Mrs. GREEN APPLEのさらなる上昇…直近2週分のビルボードジャパンソングチャートについて

ビルボードジャパンは昨日、1月1日公開分(集計期間:2024年12月23~29日)および1月8日公開分(集計期間:2024年12月30日~2025年1月5日)のソングチャートを発表しました。今回は2週分の動向を紹介します。 <直近2週分のビルボードジャパンソングチャート ト…

紅白のインパクト、Mrs. GREEN APPLEの上昇…年末年始におけるSpotifyの動向を追う

ビルボードジャパンは本日、2週分のソングチャートを発表します。2024年12月23日からの1週間を集計期間とする2025年1月1日公開分、および2024年12月30日からが集計期間となる2025年1月8日公開分であり、前者はクリスマス関連曲の勢い、後者は主に『輝く!日…

【海外ビルボード】クリスマス関連曲が後退、米では「Die With A Smile」が登場20週目で初の首位に

現地時間の1月6日月曜に発表された、最新1月11日付米ビルボードソングチャート(集計期間:2024年12月27日~2025年1月2日)。前週までチャートを席巻していたクリスマス関連曲が大きく後退し、レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」が同曲初…

米ビルボードおよびビルボードジャパンのチャート公開スケジュール一覧 (2025年1月時点)

2025年1月現在における米ビルボードやビルボードジャパンのチャート公開スケジュールを紹介します。また、それらを踏まえたブログやXでの筆者のスケジュールも記載します。 なお掲載内容に変更が生じた際は、このブログエントリーに追記する形で紹介していき…

年末年始のYouTubeランキングからみえてくる『NHK紅白歌合戦』の影響力、および改善提案について

『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)の反響はリアルタイム視聴率(の結果)以上だと捉えています。それを踏まえ、先日はこのブログにてSpotifyデイリーチャートの動向を紹介しました。 このエントリーは後に、noteプロデューサー/ブロガー…

米ソングチャート10週以上首位作品一覧、および「恋人たちのクリスマス」記録更新の可能性について

米ビルボードソングチャート、10週以上首位を獲得した作品一覧を紹介します。 上記リンク先はブログエントリー執筆段階では米ビルボード有料会員のみに公開されていますが、この記録は新たな達成曲が登場する度に報道されていることから、今回掲載した次第で…

日本の元日付Spotifyデイリーチャート、『NHK紅白歌合戦』の影響が大きいことについて

昨年大晦日に放送された『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)のリアルタイム視聴率が発表されました。 昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」の平均世帯視聴率は、午後9時から11時45分までの第2部が32・7%(関東地区)だった。ビデオリサーチ…

2024年年末の地上波長時間音楽特番から、出演歌手傾向およびテレビの動向を読む (最終版)

昨年11月以降に地上波で放送されている地上波長時間音楽特番の出演者傾向分析、その最終版を掲載します。 一昨年末、および昨年夏の結果に関しては下記エントリーをご参照ください。 <2024年年末の地上波長時間音楽特番 出演歌手の傾向> 対象番組一覧 出演…

『NHK紅白歌合戦』を機に考える、2025年の音楽業界における5つの注目点

2024年大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)を観て想起した、音楽業界における今年の注目点をまとめます。 <2025年の音楽業界における注目点> ① Mrs. GREEN APPLEのライバルは現れるか ② サブスク解禁は徹底されるか ③ テレビパ…

(追記あり) 改善がみられない日本レコード大賞への疑問と、「Bling-Bang-Bang-Born」が大賞を逃したことへの私見

(※追記(1月3日16時10分):"日本レコード大賞 過去10年における大賞受賞作品 およびビルボードジャパン年間ソングチャート制覇曲"一覧表にて、2021年の受賞作品をDa-iCE「I wonder」と記載していましたが、正しくはDa-iCE「CITRUS」でした。つきましては訂正…

【海外ビルボード】マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が米およびグローバルを制覇

現地時間の12月30日月曜に発表された、最新2025年1月4日付米ビルボードソングチャート(集計期間:12月20~26日)。マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」が4週連続、通算18週目の首位を獲得しています。 1994…

主要サブスクサービスの年間チャートを比較する

『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード 2024~』(日本テレビ 12月28日放送)は今回が3回目でしたが、以前からの問題点は今回も解決されていません。 <『発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード2023』への疑問点> ① ”アワー…

2024年度 私的邦楽ベストソングスを選びました

毎年行っている邦楽私的選曲集、その2024年度版です。 【私的トップ10ソングス】および【私的邦楽ベストソングス】は完全な私見に基づく企画です。音楽チャート紹介時、またコラム寄稿の際には作品や歌手の紹介時に個人的な思い入れを乗せないよう、心掛けて…

ビルボードジャパンのアルバムチャート変更が日本の音楽業界を前向きに変えると考える理由

一昨日付のブログエントリーでは、リニューアル初回となった12月26日公開分ビルボードジャパンアルバムチャートについて紹介しています。 リニューアル後の傾向については次週以降数回分の動きをみる必要はあるものの、ストリーミング指標の反映はアルバムチ…

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年12月25日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で夏以降再開しています。先週の内容はこちら。