イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

はじめに (2024年5月27日更新)

ブログ【イマオト】担当のKeiです。音楽チャートアナライザー、プロポーザー(提案者)として、ビルボードジャパンや米ビルボード等の最新音楽チャートを様々な視点から分析し、記載しています。

JIMIN「Who」がSpotifyで登場5日目に急上昇…リリース状況から上昇の理由を推測する

BTSのJIMINが7月19日にリリースしたアルバム『MUSE』のリード曲、「Who」が世界中のSpotifyデイリーチャートを席巻しています。 Jimin's "Who" 4th Day Top Spotify Charts (July 22, 2024) pic.twitter.com/J7B4QVYtn2 — Spotify Stats (@StatsSpotify) 202…

ユニバーサルミュージックジャパン "#ぼくらの夏曲キャンペーン" を注目する理由

ユニバーサルミュージックジャパンの"#ぼくらの夏曲キャンペーン"に注目しています。 #志尊淳 さん、 #髙橋海人 さん共演の#ぼくらの夏曲キャンペーンTVCM 第3弾『夏の花火篇』 本日公開楽曲は #Ado♪ギラギラ♪向日葵志尊さん・髙橋さんがセレクトしたプレイ…

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年7月24日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で先月復活しています。先週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする曲、年間チャートで上位に進出す…

back number「新しい恋人達に」が首位初登場…その背景と強さの理由、そして今後を読む

最新7月24日公開分(集計期間:7月15~21日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週キャリア初の首位を獲得したMrs. GREEN APPLE「ライラック」が2位に後退。back number「新しい恋人達に」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】back number…

K-POPのCDアルバム輸出額、上半期は9年ぶりに減少…一方で米チャートから見えてくるものとは

このブログでは先週、ルミネイト社による米の上半期アルバム/楽曲動向を紹介しました。 その数日前、K-POPに関して以下の記事が登場。1~6月における韓国のCDアルバム輸出額は前年同時期に比べて2.0%減少しています。 ルミネイトによるアルバム動向において…

【海外ビルボード】米はシャブージー、グローバルはサブリナ・カーペンター「Espresso」が制覇

現地時間の7月23日火曜に発表された、最新7月27日付米ビルボードソングチャート(集計期間:7月12~18日)。前週首位に返り咲いたケンドリック・ラマー「Not Like Us」は3位に後退、シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」が2週ぶりの首位を獲得しています。 (な…

(追記あり) JIMIN、Stray Kidsが相次いでアルバムリード曲のリミックスを投入する理由

(※追記(7月24日6時10分):JIMIN「Who」におけるリミックスについて、Spotifyのリンクを掲載しました。) 7月19~25日を集計期間とする米ビルボードによる8月3日付米ソングチャートにて、K-POP2曲の初登場が見込まれています。 Jimin’s “Who” is currently aim…

Adoのアルバムチャートにおける強さ、そして『残夢』での長期的プロモーションが興味深い

最新7月17日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、Ado『残夢』が首位初登場を果たしています。 【ビルボード】Ado『残夢』、CDセールス/DLの2冠で堂々の総合アルバム首位 https://t.co/p1lMGjAiRY — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2024年…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のチャート動向を注目すべき理由

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の勢いがさらに高まっています。 このことについては一昨日のエントリーでも述べたばかりですが、日本時間の7月23日火曜に発表予定の米ビルボードによる7月27日付米およびグローバルのソングチャートでも…

GEMN「ファタール」は社会的ヒットに至るか、そしてSTARTO ENTERTAINMENT等の方針を変えるか

最新7月17日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは中島健人さんとキタニタツヤさんによるユニット、GEMN(ジェム)による「ファタール」が前週の21位から8位に上昇。登場2週目でトップ10入りを果たしています。 この「ファタール」が、STARTO ENTERTAI…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」、世界での人気が高まっていることについて

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の人気が世界で拡がっています。この点は以前から紹介していますが、チャートでさらなる上昇を遂げているのです。

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年7月17日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で先月復活しています。先週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする曲、年間チャートで上位に進出す…

Mrs. GREEN APPLE、「ライラック」でキャリア初のソングチャート制覇…その背景を探る

最新7月17日公開分(集計期間:7月8~14日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」が登場14週目にして初の首位に到達。Mrs. GREEN APPLE自身においてもソングチャート初制覇を果たした形です。 下記キャプチャは、Mrs. GREEN…

ルミネイト、2024年上半期の米アルバム/楽曲動向を公開…主要チャートを確認する

現地時間の7月16日、ルミネイトが米における2024年上半期のアルバムおよび楽曲単位におけるデータを発表しました。 Our 2024 Midyear Music Report is now live! https://t.co/2rj16TZbMi pic.twitter.com/RXC85JrlaH — Luminate (@luminate_data) 2024年7月…

【海外ビルボード】ケンドリック・ラマー「Not Like Us」が米およびGlobal 200で首位返り咲き

現地時間の7月15日月曜に発表された、最新7月20日付米ビルボードソングチャート(集計期間:7月5~11日)。前週キャリア初の首位を獲得したシャブージー「A Bar Song (Tipsy)」は2位へ後退、ケンドリック・ラマー「Not Like Us」が首位に返り咲いています。 .@…

(追記あり) 2024年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (最終版)

(※追記(7月19日15時39分):『ミュージックステーション 夏祭り3時間半SP』のタイムテーブルを掲載した音楽ナタリー公式Xアカウント発のポストを追加しています。) 今夏地上波で放送された(今後予定される分を含む)長時間音楽特番の出演者傾向を分析します。…

千葉雄喜参加の「Mamushi」が米トップ50入りする可能性と、そのヒットが報じられない問題

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」が最新7月13日付米ビルボードソングチャート(Hot 100)で68位に初登場したことについては、このブログでも採り上げています。 そして「Mamushi」は、7月5~11日を集計期間とする次週7月20日付米ビルボード…

『音楽の日』ダンス企画、使用曲表示方法からみえる洋楽のぞんざいな扱いについて

今夏の地上波長時間音楽特番については出演歌手傾向等を後日掲載しますが、本日は昨日放送された『音楽の日 2024』(TBS)において気になったことを表明します。それはダンス企画から見えてきた、メディアの洋楽軽視といえる姿勢です。

強豪ひしめく中で週間最高ポイント更新…「I wonder」「夢幻」の強さの理由、そして紅白出場の可能性

昨日のエントリーでは、前週のビルボードジャパンソングチャートで初めてトップ10入りした曲(フィジカルセールス指標初加算に伴い再度トップ10入りした櫻坂46「自業自得」を含む)の当週における動向をお伝えしました。 採り上げた4曲のうちトップ10内をキー…

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年7月10日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で先週復活しました。CHART insightの仕様が変わり以前と同様に作ることはできないものの、しかし作成する必要があると考えた次第です。先週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソン…

Creepy Nuts「BBBB」に「ライラック」が肉薄…Mrs. GREEN APPLEの様々な施策とその成果をまとめる

最新7月10日公開分(集計期間:6月24~30日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」とMrs. GREEN APPLE「ライラック」のポイント差が急激に縮まっています。これは総合ソングチャートからアニメ関連曲のみを抽出したア…

BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」がビルボードジャパンソングチャート制覇、強さの理由と今後の注目点

最新7月10日公開分(集計期間:7月1~7日)のビルボードジャパンソングチャートでは、BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」が首位初登場を果たしています。 本作は、BE:FIRSTとATEEZによるコラボ曲。ダウンロード(DL)とラジオで首位、動画3位、ストリーミング12位で…

"日本はヒップホップが伸びる"…その可能性が高まっていると感じる2024年の変化について

日本時間の昨日発表された最新7月13日付米ビルボードソングチャートにて、ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」が68位に初登場。千葉雄喜さんはこのチャートでキャリア初の100位以内エントリーを果たしています。 Yuki Chiba lands his first…

【海外ビルボード】米はシャブージー、Global Excl. U.S.はLISAが初の首位、千葉雄喜が米で初登場

現地時間の7月8日月曜に発表された、最新7月13日付米ビルボードソングチャート(集計期間:6月28日~7月4日)。前週首位に返り咲いたポスト・マローン feat. モーガン・ウォレン「I Had Some Help」は2位へ後退、シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」がキャリア…

ビルボードジャパンソングチャート、最新週におけるラジオ指標の傾向から感じたことについて

最新の7月3日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、ラジオ指標で興味深い動向が確認できます。

2024年6月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2024年6月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲も含め、エントリーの最後に掲載したSpotifyプレイリストでチェックしてください。 こ…

Da-iCE「I wonder」が遂にトップ10入り、ビルボードジャパンも注目するチャート動向の影響源とは

最新7月3日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、Da-iCE「I wonder」が11→8位となり、同曲初のトップ10入りを果たしています。 「I wonder」は前週まで6週連続で20位以内に入り、ここ3週は12→11→11位と推移。トップ10内において所有指標、また所有…

千葉雄喜参加の「Mamushi」がグローバルヒットの可能性、そして報じられていないことについて

ミーガン・ザ・スタリオン(ミーガン・ジー・スタリオン等カタカナ表記が統一されていませんが、弊ブログではこの表記を用います)が6月28日にリリースしたアルバム『Megan』収録曲で、千葉雄喜さんをフィーチャーした「Mamushi」が好調です。 「Mamushi」につ…

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年7月3日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で先週復活しました。CHART insightの仕様が変わり以前と同様に作ることはできないものの、しかし作成する必要があると考えた次第です。先週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソン…