イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ラジオ

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』サウンドトラックのヒットと、さらなる上昇のための施策について

Netflixの映画『Kpop Demon Hunters (邦題:KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)』のサウンドトラックおよび収録曲が海外で好調です。この点については先週のエントリー(追記あり)『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』サウンドトラックの、米や世界で…

ヒット曲がチャートに長くとどまるようになった理由を米ビルボードが分析した件

ビルボードジャパンは2025年度下半期より、ソングチャートおよびアルバムチャートにおいてストリーミングの指標化時にリカレントルールを導入しています。これはStreaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャートを指標化する際に、一定期間以上ランク…

ビルボードジャパンソングチャートで「breakfast」が初制覇、「Chameleon」を上回った背景を探る

最新6月25日公開分(集計期間:6月16~22日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に返り咲いた米津玄師「Plazma」が10位に後退し、Mrs. GREEN APPLE「breakfast」が登場3週目にして初の首位を獲得。2位のAぇ! group「Chameleon」に600ポイント近い…

離婚伝説「紫陽花」のヒット、およびアルバム『離婚伝説』リパッケージ版リリースの背景を考える

最新6月18日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、離婚伝説「紫陽花」が70位にランクイン。総合順位は下げたものの3週連続で100位以内に入ったほか、同曲はHeatseekers Songsチャートで3連覇を達成しています。 「紫陽花」は、4月9日に配信リリー…

MUSIC AWARDS JAPAN、5月21日開催のPremiere Ceremonyを踏まえ改善提案を記す

国際音楽賞、アジア版グラミー賞とも形容される日本の新設音楽賞、MUSIC AWARDS JAPANは今週開催。月曜の演歌・歌謡曲部門に続き昨日はPremiere Ceremonyと題して40部門の表彰が行われました。下記リンクのうち音楽ナタリーでは登壇もしくはメッセージを寄せ…

back number「ブルーアンバー」がソングチャート首位初登場、「新しい恋人達に」の初週動向と比較する

最新5月7日公開分(集計期間:4月28日~5月4日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に返り咲いたHANA「ROSE」が6位に後退、back number「ブルーアンバー」が初登場で首位に立っています。 【ビルボード】back number「ブルーアンバー」が自身6作…

(追記あり) 最新チャートで首位に返り咲いたHANA「ROSE」と2位の&TEAM「Go in Blind (月狼)」、その動向を考える

(※追記(5月7日7時25分):&TEAM「Go in Blind (月狼)」に関する考察を5月5日付ブログエントリーにて記載しています。このエントリーの最後にリンクを貼付しています。) 最新4月30日公開分(集計期間:4月21~27日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週…

最新チャートでほぼ完全制覇…トップアーティストチャート常勝のMrs. GREEN APPLE、その人気の背景

ソングチャートとアルバムチャートを合算したビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)、最新4月23日公開分ではフィジカルセールスを除く5指標でトップを獲得したMrs. GREEN APPLEが総合首位をキープしています。 最新のトップアーティス…

「クスシキ」「TWILIGHT!!!」「MUSE」「ROSE」…ビルボードジャパンソングチャート最新動向を追う

最新4月23日公開分(集計期間:4月14~20日)のビルボードジャパンソングチャートはMrs. GREEN APPLE「クスシキ」が2連覇を達成しています。 【ビルボード】Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」がHot100で2連覇、King Gnu「TWILIGHT!!!」は7位デビュー https://t.co/…

ビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標での施策影響の可能性とチャート側への提案を記す

ビルボードジャパンソングチャートでは、ある指標に特化して強い曲が時折登場します。K-POP男性ダンスボーカルグループのTREASUREによる「YELLOW」は、ラジオでの強さが特徴です。

アルバムチャートを制したサザンオールスターズ、収録曲の動向からみえてくるものとは

2020年からポッドキャスト【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】を毎週発信。ビルボードジャパンがアルバムチャートの発表を木曜に変更したことを踏まえ、ポッドキャストにおいても今年から公開時間を木曜19時に設定しています(YouTubeでの公開はわ…

プランテックによる2024年度ラジオエアプレイチャートからみえてくること

プランテックは12月19日に、2024年度の年間ラジオエアプレイチャートを発表しました。プランテックは全国31のFMおよびAM局によるオンエアの回数チャートを毎週発表しており、ビルボードジャパンはこのデータを基に聴取可能人口等を加味したソングチャートの…

前週のトップ10初登場曲、当週のCHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年12月18日公開分)

3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で夏以降再開しています。先週の内容はこちら。

ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」がビルボードジャパン制覇、ポイント上昇の軌跡をたどる

最新11月20日公開分(集計期間:11月11~17日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位を獲得した超特急「AwA AwA」が30位に後退、ロゼ(ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が初の首位に。K-POPを除く洋楽としては11年半ぶり、5曲目の首位獲得です。 …

LDH、AKBグループ…ヒットの第2段階をたどるアイドル/ダンスボーカルグループの新曲について

最新11月6日公開分のビルボードジャパンソングチャートではTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「Endless Happy-Ending」が4位にランクイン。フィジカルセールス指標初加算に伴い3週ぶりに総合100位以内に返り咲いた形であり、CHART insightからは安定した指標の存…

JO1「WHERE DO WE GO」が総合首位到達…CHART insightからみえてくる上位進出の要因

最新10月9日公開分(集計期間:9月30日~10月6日)のビルボードジャパンソングチャートではJO1「WHERE DO WE GO」がフィジカルセールス初加算に伴い、同曲初の首位を獲得しています。 【ビルボード】JO1「WHERE DO WE GO」が総合首位、Official髭男dism「Same …

Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」がトップ10返り咲き…合算について今一度考える

最新10月2日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、Mrs. GREEN APPLEがトップ10内に4曲を送り込んでいますが、その中でポイントが最も大きく伸びたのは「ダンスホール」。ポイント前週比130.8%を記録し20→9位へ上昇、2023年1月11日公開分(10位)以来…

米津玄師「さよーならまたいつか!」が19週ぶりのトップ10ヒットに…5指標すべて上昇の背景とは

最新10月2日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、米津玄師「さよーならまたいつか!」が22→10位となり、19週ぶりにトップ10返り咲きを果たしています。

ラジオでの洋楽(K-POPを除く)OA率が上昇したこと、そして日本での洋楽浸透に必要なこと

最新9月25日公開分のビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標では20位以内に洋楽(K-POPを除く)が8曲ランクインしています。今年度においてはクリスマスイブまでを集計期間とする昨年12月27日公開分と並び最多となりましたが、今回の顔ぶれは実に興味深…

(追記あり) ”紅白”予想ラジオ番組に出演します

(※追記(10月6日13時53分):放送時間を誤って記載しておりました。正しくは10月6日19時からとなります。大変失礼いたしました。) およそ半年ぶりにラジオに復帰する機会をいただきました。 10月6日日曜19時から放送のNFRSラジオ『Super DJ connection』にて、…

ラジオから音楽番組が減る…2024年秋改編を踏まえ、音楽チャート等への影響を考える

基本的に春と秋が改編の時期となるラジオ業界では、次回の改編が少しずつ発表されています。その中で先週後半に発表された内容から、あくまで個人的にと前置きしますが音楽がよりOAされなくなっていくものと危惧しています。

ME:I「Hi-Five」がなにわ男子「コイスルヒカリ」を総合チャートで逆転、その要因とは

最新9月4日公開分(集計期間:8月26日~9月1日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に初登場したNumber_i「INZM」が13位に後退、ME:I「Hi-Five」が前週の69位から首位に到達しています。 【ビルボード】ME:I「Hi-Five」で自身初の総合首位 なにわ…

前週首位初登場のBE:FIRST「Blissful」、CHART insightが示すトップ10内キープの要因とは

最新8月28日公開分(集計期間:8月19~25日)のビルボードジャパンソングチャート、前週初登場で首位を獲得したBE:FIRST「Blissful」は8位に後退しましたが、トップ10内をキープしています。 「Blissful」は今週水曜にフィジカルリリース、その2日前の月曜には…

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」、総合およびラジオ指標の急落から考えること

最新8月21日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおいて、前週まで4週続けて50位以内にランクインしていたAKB48「恋 詰んじゃった」が100位圏外となったことについては下記エントリーにてお伝えしました。 そして、9週連続で100位以内にランクインして…

(追記あり) BE:FIRST「Blissful」がソングチャート首位初登場、その強さと次週の動向に注目する

(※追記(9時33分):Apple Music週間チャートはミュージックマンにて通常火曜に掲載されますが、昨日は記事が登場しながらも100位までの順位が未掲載だったためにこのエントリーにて順位不明と紹介しました。一方でこのチャートがTuneCore Japanのメディアにも…

ビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標で新たな潮流が生まれていることについて

最新8月7日公開分のビルボードジャパンソングチャートではTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が1→18位に後退していますが、ラジオ指標は1→3位と推移。このラジオ指標における好調については、昨日付エントリーにて紹介しています。 前週…

連続トップ20入りのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」、指標構成からみえるものとは

最新8月7日公開分のビルボードジャパンソングチャートでSnow Man「BREAKOUT」が首位を獲得したことについては、昨日のエントリーで紹介しています。 一方、前週首位に立ったTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」は18位に後退。フィジカル…

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が首位到達、一方で指標構成からみえてくるものとは

最新7月31日公開分(集計期間:7月22~28日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週初登場で首位を獲得したback number「新しい恋人達に」が5位に後退、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が前週から48ランク上昇し首位に立ってい…

back number「新しい恋人達に」が首位初登場…その背景と強さの理由、そして今後を読む

最新7月24日公開分(集計期間:7月15~21日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週キャリア初の首位を獲得したMrs. GREEN APPLE「ライラック」が2位に後退。back number「新しい恋人達に」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】back number…

ビルボードジャパンソングチャート、最新週におけるラジオ指標の傾向から感じたことについて

最新の7月3日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、ラジオ指標で興味深い動向が確認できます。