イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ラジオ

ME:I「Hi-Five」がなにわ男子「コイスルヒカリ」を総合チャートで逆転、その要因とは

最新9月4日公開分(集計期間:8月26日~9月1日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に初登場したNumber_i「INZM」が13位に後退、ME:I「Hi-Five」が前週の69位から首位に到達しています。 【ビルボード】ME:I「Hi-Five」で自身初の総合首位 なにわ…

前週首位初登場のBE:FIRST「Blissful」、CHART insightが示すトップ10内キープの要因とは

最新8月28日公開分(集計期間:8月19~25日)のビルボードジャパンソングチャート、前週初登場で首位を獲得したBE:FIRST「Blissful」は8位に後退しましたが、トップ10内をキープしています。 「Blissful」は今週水曜にフィジカルリリース、その2日前の月曜には…

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」、総合およびラジオ指標の急落から考えること

最新8月21日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおいて、前週まで4週続けて50位以内にランクインしていたAKB48「恋 詰んじゃった」が100位圏外となったことについては下記エントリーにてお伝えしました。 そして、9週連続で100位以内にランクインして…

(追記あり) BE:FIRST「Blissful」がソングチャート首位初登場、その強さと次週の動向に注目する

(※追記(9時33分):Apple Music週間チャートはミュージックマンにて通常火曜に掲載されますが、昨日は記事が登場しながらも100位までの順位が未掲載だったためにこのエントリーにて順位不明と紹介しました。一方でこのチャートがTuneCore Japanのメディアにも…

ビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標で新たな潮流が生まれていることについて

最新8月7日公開分のビルボードジャパンソングチャートではTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が1→18位に後退していますが、ラジオ指標は1→3位と推移。このラジオ指標における好調については、昨日付エントリーにて紹介しています。 前週…

連続トップ20入りのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」、指標構成からみえるものとは

最新8月7日公開分のビルボードジャパンソングチャートでSnow Man「BREAKOUT」が首位を獲得したことについては、昨日のエントリーで紹介しています。 一方、前週首位に立ったTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」は18位に後退。フィジカル…

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が首位到達、一方で指標構成からみえてくるものとは

最新7月31日公開分(集計期間:7月22~28日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週初登場で首位を獲得したback number「新しい恋人達に」が5位に後退、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が前週から48ランク上昇し首位に立ってい…

back number「新しい恋人達に」が首位初登場…その背景と強さの理由、そして今後を読む

最新7月24日公開分(集計期間:7月15~21日)のビルボードジャパンソングチャートでは、前週キャリア初の首位を獲得したMrs. GREEN APPLE「ライラック」が2位に後退。back number「新しい恋人達に」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】back number…

ビルボードジャパンソングチャート、最新週におけるラジオ指標の傾向から感じたことについて

最新の7月3日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、ラジオ指標で興味深い動向が確認できます。

Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」が登場2週目にラジオで急上昇、その背景にあるものを考える

ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週トップ10内に初エントリーを果たした曲の翌週動向から真の社会的ヒットに成るかを考えるという、3月まで行っていたエントリーを復活しました。 真の社会的ヒットに成り得る曲の可視化のみならず、現状のチャー…

通算18週目の首位獲得…「Bling-Bang-Bang-Born」がストリーミングやラジオで強い理由は

最新6月19日公開分(集計期間:6月10~16日)のビルボードジャパンソングチャートは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2週連続、通算18週目となる首位を獲得しています。 【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が通算18度目の総合首位、Tra…

プランテックによる2024年度上半期ラジオエアプレイチャートを読む

全国のラジオ、テレビのメタデータの生成・加工・編集事業、およびビルボード日本公式サイト「Billboard-Japan.com」、テレビCMソング検索サイト「CMソングサーチ」、ラジオチャートメディア「Radio OnAir Ranking」を運営するプランテックは、2024年度上半…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】首位復帰の「BBBB」、「ライラック」そしてすとぷりの動向について

(※追記(10時36分):Mrs. GREEN APPLE「ライラック」紹介時に掲載した同歌手による「コロンブス」ミュージックビデオを取り下げました。ミュージックビデオでの表現が差別や悪しき歴史等の肯定に成り得ることがその理由です。Xにて”コロンブスMV”と検索すると…

【ビルボードジャパン最新動向】King & Prince「halfmoon」、ソングチャート首位初登場の要因とは

最新5月29日公開分(集計期間:5月20~26日)のビルボードジャパンソングチャートは通算16週首位を獲得したCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2位に後退、King & Prince「halfmoon」が初登場で首位に立ちました。 【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot1…

マニー・ロングとマライア・キャリー、そしてR&B…Stationhead『imaoto on the Radio』第7回振り返り

4月から毎週日曜17時にお送りしているStationheadの番組、『imaoto on the Radio』。昨日は7回目の配信でした。お聴きくださった皆さんに感謝申し上げます。アーカイブおよび選曲リストはこちら。 Stationhead『imaoto on the Radio』、第7回のアーカイブが…

【ビルボードジャパン最新動向】「BBBB」首位返り咲き、「ライラック」1万ポイント超え…大型連休効果を考える

最新5月8日公開分(集計期間:4月29日~5月5日)のビルボードジャパンソングチャートは前週初登場で首位に到達したBE:FIRST「Masterplan」が7位に後退、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2週ぶり、通算14週目となる首位を獲得しています。 (上記はCreepy …

Stationheadはラジオ的な最善のサービスに成り得る...創設者のインタビューから見えてくることについて

昨日のブログエントリーにて、このような内容を記載しました。 一時的にでも上位進出を果たすことは凄いことですが、再生キャンペーンに頼らない形でライト層(歌手のコアファンというわけではないが曲は気になる方々)にリーチさせていくことがより重要です。…

「T.G.I. Friday Night」から想起した週末ソングのプレイリストを紹介、およびラジオについての報告

noteにてお伝えしたのですが、現在担当している地元コミュニティFM局のラジオ番組から3月をもって離れることにしました。詳細はnoteにも記しています。 ・ラジオについてのお知らせ|Kei 以前は喋り手として音楽特集を担い、このブログでも放送後記の形で紹…

前週および当週の上位初進出曲、CHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年3月20日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。 前週のエントリーはこちら。 ビルボードジャパンの…

前週および当週の上位初進出曲、CHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年3月13日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。 前週のエントリーはこちら。 ビルボードジャパンの…

【ビルボードジャパン最新動向】「Bling-Bang-Bang-Born」6連覇、フィジカル上位3曲の結果からみえること

最新3月6日公開分(集計期間:2月26日~3月3日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が6連覇を達成しています。 【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」総合6連覇、NCT WISHの日本デビュー曲は3位スター…

前週および当週の上位初進出曲、CHART insightから真のヒット曲に成るかを読む (2024年2月21日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。 前週のエントリーはこちら。 ビルボードジャパンの…

ビルボードジャパンソングチャートにおけるグラミー賞関連曲の動向から、洋楽の現状を分析する

先月末以降のエントリーにて、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえた下記エントリー群を掲載しています。ここでは”洋楽”について、松島さんによる問題提起に合わせる形で”K-POPを除く”と定義しています。 いただいたリアクションの中に、洋楽がヒット…

"日本人の洋楽離れ"をどう改善させるか…ラジオ業界に対する提案を記す

昨日付のエントリーでは、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえてこのようなエントリーを掲載しました。 日本では昨年度において洋楽(K-POPを除く)が強くなく、最高位を記録したのが2017年リリースのエド・シーラン「Shape Of You」だったことを踏まえ…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】tuki.「晩餐歌」がソングチャート初制覇、上昇の要因を探る

(※追記(7時44分):YouTubeにおけるtuki.「晩餐歌」の関連動画投稿数推移を紹介した徒然研究室さんによるポストを追記しています。) 最新1月24日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:1月15~21日)では、前週通算22週目の首位を獲得したYOASOB…

プランテックによる2023年度ラジオエアプレイチャートを読む

プランテックによる2023年度の年間ラジオエアプレイチャートが先週発表されました。プランテックは全国31のFMおよびAM局のOA回数チャートを毎週発表しており、ビルボードジャパンはこのデータを基に聴取可能人口等を加味したソングチャートのラジオ指標を算…

【ビルボードジャパン最新動向】ソングチャートのポイント増加に寄与する3つの影響源について

最新12月13日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:12月4~10日)では、フィジカルセールス初加算に伴い乃木坂46「Monopoly」が同曲初の首位を獲得しました。 【ビルボード】乃木坂46「Monopoly」が総合首位、舐達麻が9位にジャンプアップ htt…

最新米チャートで「Lovin On Me」が首位獲得…ジャック・ハーロウの施策とその効果を考える

日本時間の昨日発表された12月2日付米ビルボードソングチャートでは、ジャック・ハーロウ「Lovin On Me」が初の首位を獲得しています。 この曲、いわゆる"チラ見せ"公開がヒットにつながっています。

KAN「愛は勝つ」がソングチャート81位に登場…その原動力、そしてさらに伸びた可能性を考える

11月22日公開分の最新ビルボードジャパンソングチャートでは、KAN「愛は勝つ」が81位に再登場を果たしています。 KAN「愛は勝つ」は元々1990年にリリースされ大ヒット。KANさんは1991年にこの曲で日本レコード大賞(ポップス・ロック部門大賞)を受賞、また『…

国内盤シングルCDもリリースの一方でストリーミングは…日本の洋楽における現状を今一度考える

このブログでは一昨日、ザ・ビートルズ「Now And Then」のチャート動向についてお伝えしました。 この「Now And Then」、日本では次週のチャートで上昇する可能性を持ち合わせています。この曲にフィジカルセールス指標が加算されるためです。 なお今回はビ…