イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

最新ソングチャート40位台に初登場したアイドル曲、CHART insightから見えてくることとは

最新6月25日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:6月16~22日)にて40位台に初登場した、風男塾「To Future Me」(44位)およびM!LK「wan」(43位)の動向を興味深く感じており、今回採り上げます。 今回のチャート分析で使用するCHART insightは…

映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』主題歌2曲のチャート動向における注目点

7月18日に公開される映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』の主題歌がAimer「太陽が昇らない世界」およびLiSA「残酷な夜に輝け」の2曲になることが、昨日発表されました。いずれの作品も7月19日にデジタル先行配信を実施、7月23日にフィジ…

レオン・トーマス「Mutt」が米トップ10入り目前…1年近くかけて上昇した背景を探る

最新6月28日付米ビルボードソングチャート(→こちら)では、レオン・トーマス「Mutt」が12位に上昇。同曲における最高位を更新しています。

BE:FIRSTが「夢中」の新バージョンを解禁…そのリリースタイミングから考えることについて

BE:FIRST「夢中」が好調です。最新フィジカルシングル「GRIT」にカップリングとして収録され、デジタル先行でリリースされた同曲は最新6月25日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは14位にランクイン。フィジカルセールス指標が加点される「GRIT」(3…

前週トップ10初登場曲の最新動向、および歌手人気や浸透を実感できる指標について

昨年夏以降再開したこのエントリーですが、先週よりタイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”に変更した上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。

アルバムおよび歌手別チャートにおけるtimeleszの後退から、デジタルを味方につけることの重要性を考える

2020年からポッドキャスト【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】を発信し、現在は毎週木曜13時に最新エピソードを公開しています。最新回はこちら。 今回はポッドキャストでも紹介した最新のビルボードジャパントップアーティストチャートから、注…

【ビルボードジャパントップアーティストチャート】Stray Kids、『Hollow』好調に伴い半年ぶりの首位獲得

ビルボードジャパンによるトップアーティストチャート(Artist 100)について、勝手ながらですが毎週"記事化"していきます。理由については下記エントリーをご参照ください。 ビルボードジャパンでは2025年下半期の集計期間初週である6月4日公開分以降、ソング…

「Plazma」「BEYOND THE TIME」…『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』関連曲のチャート動向を確認する

最新6月25日公開分(集計期間:6月16~22日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に返り咲いた米津玄師「Plazma」が10位に後退。フィジカルセールス加算2週目につきダウン幅の大きさがが予想された同曲ですが、当週はトップ10内にとどまっています…

ビルボードジャパンソングチャートで「breakfast」が初制覇、「Chameleon」を上回った背景を探る

最新6月25日公開分(集計期間:6月16~22日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に返り咲いた米津玄師「Plazma」が10位に後退し、Mrs. GREEN APPLE「breakfast」が登場3週目にして初の首位を獲得。2位のAぇ! group「Chameleon」に600ポイント近い…

コールドプレイ、25年前のアルバム収録曲が最新米ソングチャートに初登場…その背景を考える

日本時間の昨日発表された最新6月28日付の米ビルボードソングチャートでは、コールドプレイ「Sparks」が93位に初登場を果たしています。 .@coldplay's "Sparks" debuts at No. 93 on this week's #Hot100, 25 years after its release.Details: https://t.co…

【ビルボードジャパントップアーティストチャート】timelesz、『FAM』の勢いに伴い総合首位浮上

ビルボードジャパンによるトップアーティストチャート(Artist 100)について、勝手ながらですが毎週"記事化"していきます。 【ビルボード 2025年上半期Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初となる主要部門三冠に(コメントあり) https://t.co/0bQuAPCJty — …

(追記あり)【海外ビルボード】アレックス・ウォーレン「Ordinary」が米で3週目の首位を獲得

(※追記(6月24日18時15分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。) (※追記(7月21日13時48分):テディ・スウィムズ「Lose Control」のトップ10在籍週数に誤りがありました。5月31日付における米ビルボード記事(こちらに掲載)に基づき計算してい…

離婚伝説「紫陽花」のヒット、およびアルバム『離婚伝説』リパッケージ版リリースの背景を考える

最新6月18日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、離婚伝説「紫陽花」が70位にランクイン。総合順位は下げたものの3週連続で100位以内に入ったほか、同曲はHeatseekers Songsチャートで3連覇を達成しています。 「紫陽花」は、4月9日に配信リリー…

(追記あり) 2025年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (途中経過版 その1)

(※追記(7月1日7時18分):7月1日付にてこのエントリーの続報を掲載しています。つきましてはそのエントリーのリンクを巻末に掲載すると共に、今回のエントリーについてはタイトルを『2025年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読…

前週トップ10初登場曲の最新動向、およびサブスクを解禁することの重要性について

昨年夏以降再開したこのエントリーですが、先週よりタイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”に変更した上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。

歌手別チャートを制したtimelesz、トップ3入りのHANA…2組の指標構成からみえてくること

2020年からポッドキャスト【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】を発信し、現在は毎週木曜13時に最新エピソードを公開しています。最新回はこちら。 今回はポッドキャストでも紹介した、最新のビルボードジャパントップアーティストチャートについ…

米津玄師「Plazma」がソングチャートで首位に返り咲いた要因、および次週の注目ポイントについて

最新6月18日公開分(集計期間:6月9~15日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に初登場したSixTONES「BOYZ」が14位に後退、米津玄師「Plazma」が前週の18位から首位に返り咲いています。 本楽曲は1月20日に配信された劇場先行版『機動戦士Gundam…

2025年度上半期私的邦楽ベストソング集、選びました

あくまで個人的な感覚に基づく、2024年度下半期ベストソング集のプレイリストを作成しました。曲順は全体の流れを考慮したものであり、1曲目に据えた作品が1位というわけではありませんのでご注意ください。また、”私的”と冠したエントリーについては完全な…

2025年度上半期の社会的なヒット曲、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲10選

2025年度上半期に社会的にヒットした、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲を選びました。恥ずかしながら2024年度の記載を失念しており、今回は2023年度以来の掲載となります。 J-POPについては、6月6日に発表されたビルボードジャパンによる上半期各種…

(追記あり)【海外ビルボード】サブリナ・カーペンター「Manchild」、米で首位初登場

(※追記(6月17日7時31分):米ビルボードによるグローバルチャート速報記事が日本時間の6月17日7時5分に公開されたことを受け、記事の翻訳版を追記しています。) (※追記(6月17日19時13分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。) (※追記(6月17…

最新ソングチャート、アイドル/ダンスボーカルグループ曲のCHART insightから見えてくる差について

最新6月11日公開分のビルボードジャパンソングチャートではSixTONES「BOYZ」を皮切りに、STARTO ENTERTAINMENT所属歌手作品が8曲エントリーを果たしています。SixTONESの3年ぶりとなるソングチャート制覇を含め、STARTO ENTERTAINMENT所属歌手作品のソングチ…

上半期の動向を踏まえ、アイドルやダンスボーカルグループにおける『NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する

『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と記載)の予想を6月に記すのは時期外れではありますが、今年はアイドルやダンスボーカルグループ枠が大きく変わる予感がしており、現時点での予想を記します。 昨年の紅白におけるアイドル/ダンスボーカルグループ…

2025年5月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2025年5月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲も含め、エントリーの最後に掲載したSpotifyプレイリストでチェックしてください。 こ…

前週トップ10初登場曲の最新動向、およびBE:FIRST「夢中」の人気から考えること

昨年夏以降再開したこのエントリーですが、先週よりタイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”に変更した上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。

(追記あり) 藤井風「Hachikō」、そのリリース日時に注目する理由

(※追記(6月13日19時21分):Spotify "New Music Friday"プレイリストに関する筆者のポストを追加しています。) 本日13時、藤井風さんがニューシングル「Hachikō」をリリースしました。楽曲分析については今後多くの方が行うものと思われますが、音楽チャート…

日本と海外の最新チャートから浮かび上がる"合算する/しない"問題を踏まえ、改善策を再提案する

ビルボードジャパンは毎週木曜夕方に、Global Japan Songs Excl. Japanというチャートを発表しています。これは米ビルボードによるGlobal 200をベースに、日本市場分を除いた上で日本の楽曲を抽出したものです。 最新6月12日公開分Global Japan Songs Excl. …

最新ソングチャート、「BOYZ」をはじめとするSTARTO ENTERTAINMENT作品が存在感を高める背景

最新6月11日公開分(集計期間:6月2~8日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に初登場したBE:FIRST「GRIT」が6位に後退、SixTONES「BOYZ」が首位初登場を果たしています。 さて、ビルボードジャパンは今年度下半期よりソングチャートおよびアル…

「GOD_i」フィジカルリリース後、SpotifyにおけるNumber_iのチャート動向からみえてくることについて

前回5月28日公開分のビルボードジャパンソングチャートにおいて初のトップ10入りを果たした曲の翌週動向は、下記エントリーにて紹介しています。 その5月28日公開分ソングチャートにおいては、フィジカルセールス指標初加算に伴いNumber_i「GOD_i」が首位に…

前週トップ10初登場曲の最新動向、および日向坂46によるLINE MUSIC再生キャンペーン"ハードル設定"について

昨年夏以降再開したこのエントリーですが、先週よりタイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”に変更した上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。 なおこのエントリーは通常土曜に公開していますが、今回はビルボードジャパン上半期チャート…

(追記あり)【海外ビルボード】アレックス・ウォーレン「Ordinary」、米およびグローバルで連覇達成

(※追記(6月10日19時15分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。) (※追記(7月21日13時46分):テディ・スウィムズ「Lose Control」のトップ10在籍週数に誤りがありました。5月31日付における米ビルボード記事(こちらに掲載)に基づき計算してい…