イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

グローバルチャート

BE:FIRST「Spacecraft」とHANA「Drop」、新曲リリース日の違いから考えること

BMSG所属のBE:FIRST、そしてBMSG傘下のB-RAVEに所属するHANA。それぞれの新曲リリース日を興味深く感じています。 BE:FIRSTの新曲「Spacecraft」が2月3日に先行配信されることが決定した。 「Spacecraft」は2月5日にリリースされる両A面シングル「Spacecraft…

Mrs. GREEN APPLEがビルボードジャパン主要3チャートを占拠…次なる注目点は

2020年からポッドキャスト【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】を毎週公開。Spotify等のほか、YouTubeでも配信しています。ポッドキャストはビルボードジャパンアルバムチャートが木曜公開に変更したことを踏まえ、今年から木曜19時の公開に変更し…

『ANTENNA』が遂にアルバムチャートを制したMrs. GREEN APPLE、今後の注目点は

年末年始を集計期間とする2024年1月8日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:2024年12月30日~2025年1月5日)ではMrs. GREEN APPLE「ライラック」が首位返り咲きを果たし、また彼らの作品の大半が上昇しています。特に『第75回NHK紅白歌合戦』(N…

米ビルボードおよびビルボードジャパンのチャート公開スケジュール一覧 (2025年1月時点)

2025年1月現在における米ビルボードやビルボードジャパンのチャート公開スケジュールを紹介します。また、それらを踏まえたブログやXでの筆者のスケジュールも記載します。 なお掲載内容に変更が生じた際は、このブログエントリーに追記する形で紹介していき…

『NHK紅白歌合戦』を機に考える、2025年の音楽業界における5つの注目点

2024年大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)を観て想起した、音楽業界における今年の注目点をまとめます。 <2025年の音楽業界における注目点> ① Mrs. GREEN APPLEのライバルは現れるか ② サブスク解禁は徹底されるか ③ テレビパ…

米ビルボードが2024年度年間グローバルチャートを発表、その傾向およびJ-POPの現状について

米ビルボードが日本時間の12月13日から14日にかけて、2024年度年間チャートを発表しています。このブログでは昨日、ソングチャートを主体にアメリカの動向を紹介しました。 今日はグローバルチャートについてお伝えします。

Mrs. GREEN APPLE「ビターバカンス」が首位獲得…前週が集計期間3日分だった理由を考える

最新12月11日公開分(集計期間:12月2~8日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週まで3連覇を記録していたロゼ (ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が2位に後退、Mrs. GREEN APPLE「ビターバカンス」が初の首位を獲得しています。 【ビルボード】Mrs. …

Global Japan Songs Excl. Japan首位曲、そしてGlobal 200における日本の楽曲ランクイン状況を比較する

米ビルボードによるグローバルチャートのうち、200位までが公開されているGlobal 200に日本の楽曲が戻ってきました。 10月19日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。(集計期間:2024年10月4~10日)https://t.co/SdjUqOwM7u53位 (初登場) #CreepyNuts「#…

LE SSERAFIM「CRAZY」およびAdo「唱」、リミックス集リリースの背景を考える

先週金曜にミニアルバム『CRAZY』をリリースしたLE SSERAFIMが、リード曲であるタイトルトラックのリミックス週を今週月曜に配信しています。 LE SSERAFIM、英語バージョン含む「CRAZY」リミックス集を配信リリース https://t.co/2dem8INtVP — Billboard JAP…

(追記あり) 米ビルボードによるグローバルチャート"Global 200"から日本の楽曲が姿を消す…原因と改善提案をまとめる

(※追記(9月1日8時35分):③(1)冒頭部分に誤字がありました。つきましては、『ポスト・マローンのニューアルバム『F-1 Trillion』収録曲が大挙初東欧しています』→『ポスト・マローンのニューアルバム『F-1 Trillion』収録曲が大挙初登場しています』に訂正し…

『「洋楽離れ」をデータから検証する』noteを基に作成した、”極を越えたコラボレーション”プレイリスト

徒然研究室さんによるnoteが反響を呼び、いいねの数は本日7時半過ぎに千を突破しました。内容の素晴らしさを踏まえれば納得であり、データの分かりやすい可視化、そして徒然研究室さんによる客観性を保ちながらポジティヴな表現の心地よさに、ただただ感服す…

米ビルボードによるグローバルチャートで2連覇、JIMIN「Who」の気になる数値を読む

JIMIN「Who」がチャート上で好調に推移。最新8月10日付の米ビルボードソングチャートでは14→12位に上昇、また米ビルボードによるグローバルチャートではGlobal 200、およびGlobal 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.の双方で首位をキープしています。

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが公開…世界でのヒットを押し上げるか

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが日本時間の本日未明に公開されました。ケヴィン・"オンダ"・レイヴァ監督による作品で、PUSH Japanが制作を手掛けています。 MAMUSHI VIDEO OUT EVERYWHERE ⭐️ https://t.co/3VySj…

グローバルチャートを制したJIMIN「Who」、一方でビルボードジャパンの動向からみえてくるものとは

最新8月3日付(集計期間:7月19~25日)の米ビルボードによるソングチャートにおいて、JIMIN「Who」が米で14位、グローバルチャートではGlobal 200およびGlobal Excl. U.S.の双方で首位に初登場を果たしています。 「Who」は7月19日にリリースされたアルバム『…

こっちのけんと「はいよろこんで」がポイント順位共に最高を更新、そして今後の動向に注目する

こっちのけんと「はいよろこんで」が最新7月31日公開分ビルボードジャパンソングチャートで10→8位に上昇し、ポイント前週比102.3%を記録。5月27日リリースの同曲は100位以内登場6週目にしてポイント、順位双方で伸び続けています。

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」がカマラ・ハリスの集会で披露、チャートの推移に注目する

米大統領選に立候補した民主党のカマラ・ハリス副大統領が日本時間の本日アトランタで行った集会にて、ミーガン・ザ・スタリオンが登場し「Mamushi」を披露しました。レコーディングバージョンでは客演に参加している千葉雄喜さんは集会に登場しませんでした…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のチャート動向を注目すべき理由

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の勢いがさらに高まっています。 このことについては一昨日のエントリーでも述べたばかりですが、日本時間の7月23日火曜に発表予定の米ビルボードによる7月27日付米およびグローバルのソングチャートでも…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」、世界での人気が高まっていることについて

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の人気が世界で拡がっています。この点は以前から紹介していますが、チャートでさらなる上昇を遂げているのです。

BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」がビルボードジャパンソングチャート制覇、強さの理由と今後の注目点

最新7月10日公開分(集計期間:7月1~7日)のビルボードジャパンソングチャートでは、BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」が首位初登場を果たしています。 本作は、BE:FIRSTとATEEZによるコラボ曲。ダウンロード(DL)とラジオで首位、動画3位、ストリーミング12位で…

千葉雄喜参加の「Mamushi」がグローバルヒットの可能性、そして報じられていないことについて

ミーガン・ザ・スタリオン(ミーガン・ジー・スタリオン等カタカナ表記が統一されていませんが、弊ブログではこの表記を用います)が6月28日にリリースしたアルバム『Megan』収録曲で、千葉雄喜さんをフィーチャーした「Mamushi」が好調です。 「Mamushi」につ…

NewJeans、千葉雄喜…日本語を含む曲が海外チャートで轟き始めていることについて

世界の音楽チャートで、日本語入りの楽曲が目立ち始めています。

(追記あり) NewJeansの日本デビュー曲、リリーススケジュール等の内容が興味深い

(※追記(6月22日18時19分):"NewJeans「Supernatural」「Right Now」リリースにおける興味深い動向"として採り上げた3つについて、その見出しの文言を加筆修正しました。合わせて目次のタイトルを"NewJeans、日本デビュー曲リリースにおける興味深い動向とそ…

”洋楽が聴かれない”問題解決にも有効…日本の音楽作品のフィジカル金曜リリースを提案する

ビルボードジャパンが先月発表したコラムは、日本でK-POPを除く洋楽が聴かれなくなったことをデータで証明したといえるかもしれません。 洋楽が聴かれなくなった? “JAPAN Hot 100”チャートイン楽曲の国別構成 https://t.co/ABBzt6jEMf — Billboard JAPAN (@…

米ビルボードによるグローバルチャートとは何か、そしてJ-POPの現在と課題とは (2024年5月更新版)

このブログでは毎週火曜、米ビルボードによるソングチャート(Hot 100)と共にグローバルチャートについても速報記事を翻訳し、紹介しています。グローバルチャートは2020年秋に米ビルボードが新設し、2021年度以降は年間チャートも発表されています。 グロー…

ビルボードジャパンの合算基準への違和感を踏まえ、チャートポリシーのグローバル化を再提案する

ビルボードジャパンソングチャート、4月10日公開分の段階で気になっていたことがあります。 (上記は2024年4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおける、宇多田ヒカル「Automatic」のCHART insight。) 1998年リリースの宇多田ヒカル「Automatic」…

ILLIT「Magnetic」、日本および世界のチャート施策における絶妙なタイミングについて

最新4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートではCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が12連覇を達成した一方でポイントがダウンしていることについては、一昨日のエントリーで紹介しました。 そして次週、4月24日公開分においては「Bling-Bang-Bang…

4月8日からの1週間が日本の音楽業界において重要な週だったと感じずにはいられない件について

4月8日月曜から14日日曜にかけての1週間が日本の音楽業界、もっといえば広くエンタテインメント業界において重要な7日間だったと感じずにはいられません。その作品自体も重要ながら、それぞれの施策等も興味深いのです。

日本の楽曲のチャート成績、世界そして日本で発信が不十分...ビルボードジャパンやメディアに提案する

ビルボードジャパンの総合ソングチャートに関する記事は、後に米ビルボード側に英訳記事が掲載されると共に、米ビルボードの公式Xアカウントからも発信されます。一方でこの流れに対し、疑問を抱いています。 米ビルボードはビルボードジャパンソングチャー…

(追記あり) 藤井風「満ちてゆく」、集計期間3日間でトップ10入り...ヒットの要因と今後の注目点

(※追記(13時41分):3月30日付グローバルチャートの公開に関するスケジュール、およびグローバルチャートに関するリンクを掲載しました。) 最新3月20日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、3月15日金曜にリリースされた藤井風「満ちてゆく」が8位に…

Global 200初のトップ10入り、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」上昇の要因とは

米ビルボードが2020年に新設したグローバルチャート、最新3月23日付においてCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がGlobal 200で13→8位、Global 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.では6→3位に上昇しています。 This week's #Global200 top 10 (chart dat…