イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

グローバルチャート

LE SSERAFIM「CRAZY」およびAdo「唱」、リミックス集リリースの背景を考える

先週金曜にミニアルバム『CRAZY』をリリースしたLE SSERAFIMが、リード曲であるタイトルトラックのリミックス週を今週月曜に配信しています。 LE SSERAFIM、英語バージョン含む「CRAZY」リミックス集を配信リリース https://t.co/2dem8INtVP — Billboard JAP…

(追記あり) 米ビルボードによるグローバルチャート"Global 200"から日本の楽曲が姿を消す…原因と改善提案をまとめる

(※追記(9月1日8時35分):③(1)冒頭部分に誤字がありました。つきましては、『ポスト・マローンのニューアルバム『F-1 Trillion』収録曲が大挙初東欧しています』→『ポスト・マローンのニューアルバム『F-1 Trillion』収録曲が大挙初登場しています』に訂正し…

『「洋楽離れ」をデータから検証する』noteを基に作成した、”極を越えたコラボレーション”プレイリスト

徒然研究室さんによるnoteが反響を呼び、いいねの数は本日7時半過ぎに千を突破しました。内容の素晴らしさを踏まえれば納得であり、データの分かりやすい可視化、そして徒然研究室さんによる客観性を保ちながらポジティヴな表現の心地よさに、ただただ感服す…

米ビルボードによるグローバルチャートで2連覇、JIMIN「Who」の気になる数値を読む

JIMIN「Who」がチャート上で好調に推移。最新8月10日付の米ビルボードソングチャートでは14→12位に上昇、また米ビルボードによるグローバルチャートではGlobal 200、およびGlobal 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.の双方で首位をキープしています。

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが公開…世界でのヒットを押し上げるか

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが日本時間の本日未明に公開されました。ケヴィン・"オンダ"・レイヴァ監督による作品で、PUSH Japanが制作を手掛けています。 MAMUSHI VIDEO OUT EVERYWHERE ⭐️ https://t.co/3VySj…

グローバルチャートを制したJIMIN「Who」、一方でビルボードジャパンの動向からみえてくるものとは

最新8月3日付(集計期間:7月19~25日)の米ビルボードによるソングチャートにおいて、JIMIN「Who」が米で14位、グローバルチャートではGlobal 200およびGlobal Excl. U.S.の双方で首位に初登場を果たしています。 「Who」は7月19日にリリースされたアルバム『…

こっちのけんと「はいよろこんで」がポイント順位共に最高を更新、そして今後の動向に注目する

こっちのけんと「はいよろこんで」が最新7月31日公開分ビルボードジャパンソングチャートで10→8位に上昇し、ポイント前週比102.3%を記録。5月27日リリースの同曲は100位以内登場6週目にしてポイント、順位双方で伸び続けています。

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」がカマラ・ハリスの集会で披露、チャートの推移に注目する

米大統領選に立候補した民主党のカマラ・ハリス副大統領が日本時間の本日アトランタで行った集会にて、ミーガン・ザ・スタリオンが登場し「Mamushi」を披露しました。レコーディングバージョンでは客演に参加している千葉雄喜さんは集会に登場しませんでした…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のチャート動向を注目すべき理由

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の勢いがさらに高まっています。 このことについては一昨日のエントリーでも述べたばかりですが、日本時間の7月23日火曜に発表予定の米ビルボードによる7月27日付米およびグローバルのソングチャートでも…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」、世界での人気が高まっていることについて

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」の人気が世界で拡がっています。この点は以前から紹介していますが、チャートでさらなる上昇を遂げているのです。

BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」がビルボードジャパンソングチャート制覇、強さの理由と今後の注目点

最新7月10日公開分(集計期間:7月1~7日)のビルボードジャパンソングチャートでは、BE:FIRST × ATEEZ「Hush-Hush」が首位初登場を果たしています。 本作は、BE:FIRSTとATEEZによるコラボ曲。ダウンロード(DL)とラジオで首位、動画3位、ストリーミング12位で…

千葉雄喜参加の「Mamushi」がグローバルヒットの可能性、そして報じられていないことについて

ミーガン・ザ・スタリオン(ミーガン・ジー・スタリオン等カタカナ表記が統一されていませんが、弊ブログではこの表記を用います)が6月28日にリリースしたアルバム『Megan』収録曲で、千葉雄喜さんをフィーチャーした「Mamushi」が好調です。 「Mamushi」につ…

NewJeans、千葉雄喜…日本語を含む曲が海外チャートで轟き始めていることについて

世界の音楽チャートで、日本語入りの楽曲が目立ち始めています。

(追記あり) NewJeansの日本デビュー曲、リリーススケジュール等の内容が興味深い

(※追記(6月22日18時19分):"NewJeans「Supernatural」「Right Now」リリースにおける興味深い動向"として採り上げた3つについて、その見出しの文言を加筆修正しました。合わせて目次のタイトルを"NewJeans、日本デビュー曲リリースにおける興味深い動向とそ…

”洋楽が聴かれない”問題解決にも有効…日本の音楽作品のフィジカル金曜リリースを提案する

ビルボードジャパンが先月発表したコラムは、日本でK-POPを除く洋楽が聴かれなくなったことをデータで証明したといえるかもしれません。 洋楽が聴かれなくなった? “JAPAN Hot 100”チャートイン楽曲の国別構成 https://t.co/ABBzt6jEMf — Billboard JAPAN (@…

米ビルボードによるグローバルチャートとは何か、そしてJ-POPの現在と課題とは (2024年5月更新版)

このブログでは毎週火曜、米ビルボードによるソングチャート(Hot 100)と共にグローバルチャートについても速報記事を翻訳し、紹介しています。グローバルチャートは2020年秋に米ビルボードが新設し、2021年度以降は年間チャートも発表されています。 グロー…

ビルボードジャパンの合算基準への違和感を踏まえ、チャートポリシーのグローバル化を再提案する

ビルボードジャパンソングチャート、4月10日公開分の段階で気になっていたことがあります。 (上記は2024年4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおける、宇多田ヒカル「Automatic」のCHART insight。) 1998年リリースの宇多田ヒカル「Automatic」…

ILLIT「Magnetic」、日本および世界のチャート施策における絶妙なタイミングについて

最新4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートではCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が12連覇を達成した一方でポイントがダウンしていることについては、一昨日のエントリーで紹介しました。 そして次週、4月24日公開分においては「Bling-Bang-Bang…

4月8日からの1週間が日本の音楽業界において重要な週だったと感じずにはいられない件について

4月8日月曜から14日日曜にかけての1週間が日本の音楽業界、もっといえば広くエンタテインメント業界において重要な7日間だったと感じずにはいられません。その作品自体も重要ながら、それぞれの施策等も興味深いのです。

日本の楽曲のチャート成績、世界そして日本で発信が不十分...ビルボードジャパンやメディアに提案する

ビルボードジャパンの総合ソングチャートに関する記事は、後に米ビルボード側に英訳記事が掲載されると共に、米ビルボードの公式Xアカウントからも発信されます。一方でこの流れに対し、疑問を抱いています。 米ビルボードはビルボードジャパンソングチャー…

(追記あり) 藤井風「満ちてゆく」、集計期間3日間でトップ10入り...ヒットの要因と今後の注目点

(※追記(13時41分):3月30日付グローバルチャートの公開に関するスケジュール、およびグローバルチャートに関するリンクを掲載しました。) 最新3月20日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、3月15日金曜にリリースされた藤井風「満ちてゆく」が8位に…

Global 200初のトップ10入り、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」上昇の要因とは

米ビルボードが2020年に新設したグローバルチャート、最新3月23日付においてCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がGlobal 200で13→8位、Global 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.では6→3位に上昇しています。 This week's #Global200 top 10 (chart dat…

(追記あり) 藤井風が初回に登場する日本版tiny desk concerts、YouTubeでの公開を希望する→4月12日に公開されました

(※追記(3月22日4時38分):表記に一部誤りがありました。『エンベット(埋め込み)』と記載していましたが、正しくは『エンベッド(埋め込み)』でした。訂正の上、心よりお詫び申し上げます。) (※追記(4月12日18時35分):NPR Musicの公式YouTubeチャンネルにて『…

「Bling-Bang-Bang-Born」新記録樹立、Number_iカップリング曲...Spotify最新動向からみえること

日本におけるSpotifyデイリーチャート、最新3月9日付でCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がデイリー最高再生回数を更新しました。 日本における3月9日付Spotifyデイリーチャート。50位以内の再生回数は金曜→土曜につき、大半の曲で前日から上昇しています…

「Bling-Bang-Bang-Born」の公式動画がCreepy Nuts側から発信されたことについて

昨夜つぶやいた内容に多くの反応をいただいています。 この動画、見事ですね。・リリックビデオの役割を果たしていること・英語や韓国語等複数の外国語の字幕を用意していること・歌手の公式YouTubeチャンネルにて公開していること3つ目については下記ブログ…

【ビルボードジャパン最新動向】Creepy NutsとSnow Man、双方ともポイントを伸ばせただろうことについて

最新2月21日公開分(集計期間:2月12~18日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が4連覇を達成。Snow Man「LOVE TRIGGER」が2位に初登場を果たしています。 【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」勢い…

Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」のグローバルヒット、日本での伝わり方における疑問を記す

昨日のブログエントリー(→こちら)でも紹介したように、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が米ビルボードによるグローバルチャートのうち、Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.にて7→3位に上昇。Global 200でも21→12位となり好調です。 Global …

テレビ局等による音楽関連動画が音楽チャートに反映されない理由、そして改善提案について

昨日のエントリーでは最新2月7日公開分ビルボードジャパンソングチャートで2連覇を達成したCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」について、首位キープの要因、そして未だ登場していない公式動画の公開タイミングに関する提案を行いました。 「Bling-Bang-Ban…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】グローバルでも上位進出の「Bling-Bang-Bang-Born」、その勢いと動画に関する提案

(※追記 (2月11日5時13分):当週の総合ソングチャートで50位以内に入った曲のポイント前週比を示す表において、ポイントの公開日欄に誤りがありました(ポイント自体の訂正箇所はありません)。つきましては、正しい公開日を掲載したものを再掲しています。心よ…

Spotifyデイリー56万回超えのCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」を大ヒット曲と比較する

本日発表されるビルボードジャパンソングチャート(1月31日公開分)では、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の動向に注目です。前週は27→5位と躍進した同曲は、1月28日付の日本におけるSpotifyデイリーチャートでは56万回再生を突破。次回のビルボードジャ…