イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

はじめに

(※2023年3月25日更新)

 

ブログ【イマオト】担当のKeiです。音楽チャートアナライザー、そしてプロポーザー(提案者)として、ビルボードジャパンや米ビルボード等の最新音楽チャートを様々な視点から分析し、記載しています。

お問い合わせやご意見、ご依頼などがございましたらブログ右下の問い合わせフォーム、もしくは face.knk @ gmail.com よりお願いいたします。もしくは、はてなユーザーの方は各エントリーにコメント出来ますので、よろしくお願いします。

 

(※2022年7月6日夕方の段階で、問い合わせフォームをクリック(タップ)してもエラー表示され、問い合わせをいただくことができませんでした。フォーム提供元に確認するも回答をいただけなかったことから、あらためてフォームを作成しました。ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。)

 

なお、このブログでこれまで貼付したビルボードジャパンのホームページ内記事のリンクが、”Not Found”となり表示できない状況です。原因は不明です。ブログが読みにくい状況となっていることについて、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。

 

 

外部メディアへの寄稿、および以前出演していたラジオ番組にて担当した音楽特集について一覧化しました。

 

2020年4月からは米ビルボード、およびビルボードジャパンのソングスチャートを紹介するポッドキャストBillboard Top Hits】も配信しています。

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Billboard Top Hits

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Anchorやstand.fmでも配信していますので、チェックの程よろしくお願いいたします。

【ビルボードジャパン最新動向】8連覇のYOASOBI「アイドル」、ラジオ指標初のトップ3入りを考える

最新6月7日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:5月29日-6月4日)では、YOASOBI「アイドル」が初登場から8週連続で首位を獲得。ポイントは6週続けて2万ポイントを突破しています。

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YOASOBI「アイドル」がGlobal Excl. U.S.を初めて制した理由、そしてYOASOBI側の巧さに触れる

昨日もお伝えしたとおり、YOASOBI「アイドル」が米ビルボードによるグローバルチャートのうちGlobal Excl. U.S.で首位を獲得しました。

グローバルチャートでも好調だった「アイドル」に英語詞版「Idol」が初加算されたことでYOASOBIは初めてGlobal Excl. U.S.を制した形です。そしてそこにはYOASOBI側のチャートへの意欲の高さが感じられます。

グローバルチャートについては下記エントリーにて解説を行っています。今回、日本語詞(がオリジナル版となる)曲にて遂に首位獲得作品が登場した形です。

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【海外ビルボード】モーガン・ウォレンが米9週目の首位、YOASOBI「アイドル」がGlobal Excl. U.S.初制覇

現地時間の6月5日月曜に発表された、最新6月10日付米ビルボードソングチャート(集計期間:5月26日~6月1日)。モーガン・ウォレン「Last Night」が6週連続、通算9週目の首位を獲得しました。

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【マイベスト】2023年5月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2023年5月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェックしてみてください。

過去の私的トップ10ソングス等についてはこちらに。Spotifyを利用し、New Music WednesdayNew Music Friday JapanNew Music FridayおよびMonday Spinといったプレイリストを毎週チェックしています。

 

なお、"私的トップ10ソングス"とあるように、月イチで紹介するこのエントリーは完全な私見に基づくベストソング選出企画となります。音楽チャート紹介時には個人的な作品への思い入れを乗せないよう、心掛けています。

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下半期チャート開始前に、ビルボードジャパンに対する改善提案をまとめる

ビルボードジャパンは6月7日発表分の各種チャートより下半期がスタートし、6月9日金曜午前4時に上半期チャートが発表されます。

下半期のタイミングでチャートポリシー(集計方法)が変更される可能性があることから、このブログで記してきたビルボードジャパンへの提案内容を今一度まとめます。チャートを信頼するゆえの、さらなる改善案の提示です。

 

 

ビルボードジャパンへの改善提案>

  • ① ストリーミング指標におけるLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲全てへの係数処理適用
  • ② ソングチャートにおけるフィジカルセールス指標のウエイト減少
  • ③ アルバムチャートにおけるストリーミング指標の導入
  • ④ 長期ランクイン曲に対するリカレントルール適用可否の議論
  • ⑤ 訂正時のアナウンス徹底、および公開スケジュールの定時化
  • ⑥ グローバルチャート記事の毎週公開、およびJ-Popの動向紹介
  • ⑦ ソングチャートのチャートポリシーを海外仕様に変更
  • 最後に
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アルバムチャートへのストリーミング指標非導入の理由を言及したビルボードジャパンと、その見解に対する私見

ここ最近、ビルボードジャパンのポッドキャストにおいてチャートに関する注目の発言が次々登場している印象があります。チャートマネージャーを務める礒崎誠二さんがMCを務めるゆえでしょうが、5月31日に公開された最新のポッドキャストでは現状のアルバムチャートにストリーミング指標を追加しない理由がおそらく初めて言及されています。

今回の発言からは、ストリーミング再生回数があくまで推定値にとどまること、日本は海外に比べフィジカルセールスが大きいことが非加算の根底にあることが解ります。一方で、チャートポリシーの変更を提案する方が少なくないだろうことも感じられます。

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