昨日付エントリーでは、前週8月12日公開分ビルボードジャパンソングチャートにて1~3位を獲得した曲が当週急落したことを受け、次のように記しました。
"一週分のチャートで真の社会的ヒットを判断"し易くなるよう、ビルボードジャパンに対しソングチャートのチャートポリシー(集計方法)見直しを今一度提案します。昨年末のエントリーではフィジカルセールス指標のウエイト減少をまずは挙げていますが、最近ではラジオにて施策効果が大きくなっている印象が強いため、その影響力を再調査した上でラジオ指標のウエイトを小さくする必要があるのではないかと捉えています。
・前週トップ10初登場曲の当週動向…前週トップ3の急落、およびビルボードジャパンへの再提案(8月22日付)より
フィジカルセールス指標についてはウエイト自体の減少の必要性を主体に述べたのですが、昨年11月掲載のエントリー(上記引用部分におけるリンク先)ではこのような指摘も行っています。
(なおフィジカルセールスでは一定枚数を超える週間セールスを記録した曲について、ビルボードジャパンは指標化時に、その一定枚数超過分のセールスに対し減算処理を施しています。この減算処理を採用した2017年以降、ビルボードジャパンソングチャートの"社会的ヒット曲の鑑"化は高まったというのが私見です。)
一方で、リリースから時間が経過した曲が施策によりフィジカルセールス再上昇、総合ソングチャートでも上位進出するケースが目立ちます。ただ、そのような曲のほとんどは他指標が伴わず、翌週急落する傾向にあります。これは先述した"一定枚数超過分の週間セールスに減算処理"というチャートポリシーが、あくまで週間セールスに課せられる(累計のそれには課せられない)ためです。
ゆえに、中長期でみると累計売上枚数と指標化後の順位が大きく異なります。そのアンバランスさも解消すべく、累計セールスに対し減算処理を適用するよう提案します。一定以上の枚数を売り上げた曲がフィジカルセールス施策のみで再浮上するという現象を抑えることができ、単週のチャートから社会的ヒットがみえやすくなるでしょう。
・2026年度開始を前に、ビルボードジャパンへの改善提案をまとめる (その1:チャートポリシー変更に関して)(2025年11月24日付)より
※現在のフィジカルセールス指標化時における"一定枚数"は4万枚とみられています。
実際、最新8月19日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、既に一定以上の累計セールスを売り上げた曲がフィジカルセールスの再浮上に伴い総合でも上昇しながら、他指標が上昇しているわけではないという状況が複数の曲で確認できます。
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