音楽チャートの問題
今週は『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)によるCDTVオリジナルランキング、およびオリコンによる年間ランキングが発表されました。前者は複合指標から成り、また後者にはダウンロードおよびストリーミングをフィジカルセールスと合算したランキングが存在します…
先週火曜、オリコンが上半期各種ランキングを発表しました。また『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では7月1日放送回にて上半期のオリジナルランキングを発表することをアナウンスしています。 一方のビルボードジャパンは6月7日に上半期各種チャートを発表して…
オリコンは一昨日、この5年を振り返るランキングを発表しました。 令和5年間の音楽セールス動向をまとめた「#オリコン令和ランキング」が発表されましたシングル1位にSixTONES vs Snow Man嵐は売上200万枚超えでアルバム1位米津玄師、YOASOBI、BTSが各ランキ…
昨日はnoteプロデューサー/ブロガーの徳力基彦さんによるXの生配信、ミライカフェに参加してきました。 https://t.co/DL56WAytWq — 徳力 基彦(tokuriki) (@tokuriki) 2024年4月2日 今日の雑談部屋「ミライカフェ」の冒頭は、こちらの記事をネタに1人語りのY…
今週はオリコンおよび『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)による年間ランキングが発表されました。音楽チャートにおいて、このブログではビルボードジャパンが(一部改善が必要な部分はあれど)最も社会的ヒットの鑑であるとして以前から紹介していますが、認知度で…
今週は米ビルボードによる2023年度年間チャートが発表されました。このブログでは11月22日水曜に米ソングチャートを中心とした米の動向を、23日木曜にはグローバルチャートの動向を、それぞれ紹介しています。 そして、この年間チャートと同一の集計期間を対…
米ビルボードによる各種チャート、既に前週10月28日付から2024年度がスタートした模様です。 Billboard announces that the 2023 tracking period for their year-end charts ended 2 weeks ago, encompassing charts from November 19th, 2022 to October 2…
先月、日米およびグローバルの音楽チャートにおける公開スケジュールをまとめたエントリーをアップしました。 それから程なくしてちょっとした動きが生まれていますので、今回紹介します。
このブログではYOASOBI「アイドル」のリリース以降、ビルボードジャパンソングチャートとオリコン合算シングルランキングという複合指標から成るふたつのチャート(ランキング)における「アイドル」の動向を追いかけ、どちらがより社会的ヒットの鑑であるかを…
米ビルボードがアルバムチャート速報を公開しないという異常事態が発生し、他のチャートにも影響が及んでいます。 The announcement of the top 10 of the Billboard 200 is delayed due to a processing issue. — billboard charts (@billboardcharts) 2023…
複合指標から成るビルボードジャパンのソングチャートとオリコン合算シングルランキングとでYOASOBI「アイドル」の動向に大きな差が生じていることについては、以前紹介しました。 オリコン合算シングルランキングでは現在も、YOASOBI「アイドル」が首位を獲…
(※追記(6月8日19時15分):本来、冒頭にて総合ソングチャートのツイートを掲載するところ、誤ってアニメソングチャートを貼付していたため、差替を実施しました。失礼いたしました。) 3月27日~4月2日を集計期間とする最新4月5日公開分のビルボードジャパンソ…
3月20日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では、番組独自ランキングにおけるトップ10長期ランクイン曲が紹介され、優里「ドライフラワー」が81週で首位を獲得したことが報告されました。 #CDTVライブライブご覧いただきありがとうございましたそしてCDTV…
気になったインタビューを紹介します。ビルボードジャパンは2023年度にソングチャートからルックアップおよびTwitterの2指標を廃止していますが、こちらのインタビュー後編ではその廃止について語られています。個人的には笑覧は難しいと考え、今回採り上げ…
(※追記(2023年3月24日5時44分):オリコン合算ランキングのうちアルバム部門においては合算ランキングの必要性を考える出来事があり、追記日のブログエントリー(ビルボードジャパンのアルバムチャート訂正問題から考えた、オリコンの存在意義について)にて紹…
ビルボードジャパンがKAI-YOUのインタビューにて、一部サブスクサービスによる再生キャンペーン(再生回数キャンペーン)を”チャートハック”というネガティブな言葉で形容し暗に非難したことについては、自分はこのブログの中で幾度となく違和感を表明していま…
ビルボードジャパンを運営する阪神コンテンツリンクは東京、横浜および大阪でライブハウス(Billboard Live)を運営。そこで開催されたライブは時折、ビルボードジャパンの公式YouTubeチャンネルにてダイジェスト映像が紹介されます。なおビルボードジャパンに…
個人的には揶揄表現を用いること、まして"オワコン"などという言葉を平気で使う方には強い疑問を抱きます。ゆえに中村正人さんが発した悔しさには理解できる部分が多くあります。 中村さんは、「ボードゲーム仕様CDジャケットという世界初発明特殊パッケージ…
毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 最新8月3日公開分(8月8日付)ビルボードジャパンソングスチャートはフィジカル関連指標初加算のKinKi Kids「Amazing Love」を抑え、BE:FIRST「Scream」が初登場で首位を獲得しま…
最新7月27日公開分(8月1日付)ビルボードジャパンソングスチャートをNiziU「CLAP CLAP」が制したことについては昨日お伝えしました。 「CLAP CLAP」はフィジカル関連指標初加算に伴い総合ソングスチャートを制しましたが、そのフィジカルセールス指標において…
(※追記(2023年6月21日12時35分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切…
昨日は、洋楽の日本におけるヒットの法則について考えました。このきっかけとなったのが、ジョナス・ブルー feat. BE:FIRST「Don't Wake Me Up」のリリースです。 【#イマオト ブログ更新】#ジョナス・ブルー「#DontWakeMeUp」の #BEFIRST 参加版がリリース…
毎週木曜は通常であれば、ビルボードジャパンが前日に発表したソングスチャートを紹介しますが、7月13日公開分(7月18日付)の特筆すべき動向については明日以降に取り上げます。 ビルボードジャパンでは昨日、4週続けて遅延が発生しました。この点について強…
音楽チャートで最も信頼できるものはビルボードジャパンである…この認識は音楽チャート分析に長けた方にとって共通のものと考えます。他の音楽ランキングへの疑念がこの1週間あまりの間に高まった以上、尚の事です。 ビルボードジャパンに遅れること半月あま…
このブログで取り上げる日本の音楽チャートはビルボードジャパンがメインとなります。ビルボードジャパンについては更新段階における不備の多さ等、日本を代表するチャートになろうとする者としての責任能力に疑問を抱くことはあれども、時代に即したチャー…
最新の6月29日公開分(7月4日付)ビルボードジャパンアルバムチャートでは、山下達郎『SOFTLY』が初登場で2位を獲得。リード曲「LOVE'S ON FIRE」は14位に大きく順位を上げました。 【ビルボード】Stray Kids『CIRCUS』が総合アルバム首位 山下達郎/二宮和也…
ビルボードジャパンは今週金曜、午前4時に上半期チャートを発表します。昨年度の上半期チャートについてはその日のうちにこのブログでも分析、解説しており、今回も金曜午前のアップを予定しています。 そして今週からは下半期に突入。ビルボードジャパンは2…
(※追記(2023年2月18日6時40分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り…
ビルボードジャパンは適宜チャートポリシー(集計方法)を変更します。構成指標におけるウエイトの変更においては指標毎の影響力、そしてコアファンとライト層との熱量の乖離を考慮した上で行われています。ビルボードジャパンは、ライト層により響いた作品こ…
BTSが"アンソロジーアルバム"と称した『Proof』を6月10日金曜にリリースします。 アルバム『Proof』は、来年のデビュー10周年へ向けて、これまでの活動を振り返り、その意味を再確認しようと企画し完成した。BTSの歴史を含むアンソロジーアルバムで、計3つの…