イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

LINE MUSIC

音楽チャートに影響を与えるLINE MUSIC再生キャンペーン、その効果と問題をまとめる

先月、日本のSpotifyデイリーチャートにおける特性を紹介しました。 一方、日本で人気のサブスクサービスのひとつ、LINE MUSICにおいても独自の特性が存在します。今回はLINE MUSIC、そして音楽チャートにも影響を与える【LINE MUSIC再生キャンペーン】につ…

ビルボードジャパンへの3つの提案を今一度記し、”ビルボードジャパンの自問自答”を促す

ビルボードジャパンは昨日午前4時、2022年度の各種年間チャートを発表。このブログでも個人的な分析を実施し、昨日掲載しました。 そして今週は2023年度初週となるチャートが発表されています。 2023年度の音楽シーンが楽しみな一方で、ビルボードジャパンに…

【月曜日のプレイリスト】日本のサブスク聴取傾向は偏っている? KAI-YOUのLINE MUSIC取材記事から考えたこと

先週水曜のブログエントリー記載のきっかけとなった記事に、違和感を抱く部分があります。ブログエントリーはこちら。 ビルボードジャパンと共にサブスクの再生キャンペーンを”(チャート)ハック”と形容してきたKAI-YOU側がそのキャンペーンを多用するLINE MU…

ビルボードジャパン、4週連続で最新チャート発表が遅延…その原因そして責任の自覚を追及する

毎週木曜は通常であれば、ビルボードジャパンが前日に発表したソングスチャートを紹介しますが、7月13日公開分(7月18日付)の特筆すべき動向については明日以降に取り上げます。 ビルボードジャパンでは昨日、4週続けて遅延が発生しました。この点について強…

(追記あり) ビルボードジャパンによる直近のチャートポリシー変更は不完全…BE:FIRST、めいちゃん等の例を踏まえ今一度提案する

(※追記(2023年2月18日6時40分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り…

【ビルボードジャパン最新動向】再生キャンペーン採用曲を踏まえたチャートポリシー変更への私見と、5つの提案

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 5月2~8日を集計期間とする5月11日公開(5月16日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。ENHYPEN「Tamed-Dashed」が首位に再登場しました。 【ビルボード】ENHYPEN「Tamed-Dashe…

LINE MUSIC月間ランキングトップ10がすべて再生キャンペーン採用曲に…総合チャートの推移から見えてくるものとは

昨日発表された3月のLINE MUSIC月間ランキング、トップ10ランクイン曲が他のサブスクサービスとは大きく異なります。 LINE MUSIC、2022年3月の月間1位はBE:FIRST「Bye-Good-Bye」原因は自分にある。/INIが続く #BEFIRST https://t.co/3Ge8PfSSI6 — ミュージ…

LINE MUSICの新たなキャンペーン、そしてビルボードジャパンのキャンペーンへの意識を思わせる文言について考える

LINE MUSICのキャンペーンに新たな活用法が登場しています。 『今回発表されたキャンペーンは、LINE MUSICでリアルタイムランキングに準じ特典内容が変わるというファン参加型の内容。』LINE MUSICの興味深い活用法ですね。 https://t.co/B29VmzdPRx — Kei (…

【ビルボードジャパン最新動向】トップ10初登場のBE:FIRST「Brave Generation」にみる、ストリーミングの課題とは

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 1月31日~2月6日を集計期間とする2月9日公開(2月14日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。Aimer「残響散歌」が4週連続、通算6週目の首位を獲得しました。 【ビルボード】Aim…

back number、最新ソングスチャートで2曲トップ5入り…2010年以前デビュー歌手のサブスク人気を考える

10月6日公開(10月11日付)ビルボードジャパンソングスチャートで2位に初登場を果たしたback number「黄色」。カラオケを除く7指標が100位以内にランクインし、突出したフィジカルセールスで総合首位に立ったAKB48「根も葉もRumor」とは大きく異なる動きをみせ…

Kis-My-Ft2、超特急…LINE MUSIC再生回数キャンペーンや限定解禁というサブスクへの姿勢を思う

最新8月11日公開(8月16日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは超特急「CARNAVAL」が100位圏外へ急落。18→14位と推移したこの曲が姿を消しました。

"結果で捻じ伏せろ"…好調な「CITRUS」そして新曲「Kartell」でDa-iCEは今の逆境を変えられるか

Da-iCE「CITRUS」、ますます好調です。 「CITRUS」は8月4日公開(8月9日付)ビルボードジャパンソングスチャートで同曲の最高位および最高ポイントを更新。接触/所有指標の可処分時間がオリンピックに移行する中でポイントを伸ばした数少ない曲となりました。 …

【ビルボード最新動向】オリンピックが音楽チャートにもたらした逆境…その中でポイントを伸ばす4曲とは

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 7月26日~8月1日を集計期間とする8月4日公開(8月9日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、ジャニーズWEST「でっかい愛」が首位…

【ビルボード最新動向】超特急「CARNAVAL」がストリーミング9位に、一方で他指標との乖離を考える

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 7月19~25日を集計期間とする7月28日公開(8月2日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。BTS「Permission To Dance」が初の首位を獲得しました。 【ビルボード】BT…

Reol「第六感」、LINE関連のキャンペーン対象曲が安定したチャートアクションをみせる理由は

最新9月14日付ビルボードジャパンソングスチャートを紹介した昨日、BTS「Dynamite」のサブスク再生回数の急落の要因がLINE MUSIC独自のキャンペーンにあると記載しました。 8月に入ってからLINE MUSIC独自の"沢山聴いた方が当選もしくはその条件に該当する"…

LINE MUSICの再生回数上位対象プレゼントキャンペーン実施曲が今月10曲以上登場…中長期的な視点でこの施策を考えたい

ここ最近のブログエントリーでは米津玄師さんのニューアルバム『STRAY SHEEP』およびリリース同日のサブスク解禁について幾度となく行っていますが、今週早くも『STRAY SHEEP』はCDセールスがミリオンを突破したことを踏まえれば、やはり注目しないわけには…