イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

オリコン

Number_iに関する数値から、フィジカルにおける販路限定の再考を提案する

最新10月12日付、日本におけるSpotifyデイリーチャートにて気になる動きがみられます。 日本における10月12日付Spotifyデイリーチャート、50位以内で再生回数前日比103%以内の作品。#JIMIN「#Who」 再生回数前日比102.9% 4→4位#Number_i「#INZM」 同100.8…

ビルボードジャパン、オリコンおよびCDTVの上半期ソングチャート/ランキングからみえてくること

ビルボードジャパンが6月7日に2024年度上半期チャートを発表してからおよそ1ヶ月後、オリコンは6月25日火曜、『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)によるCDTVオリジナルランキングは7月1日月曜に上半期ランキングを発表しました。CDTVオリジナルランキングは現時点…

オリコン上半期ランキングの発信内容から、日本の音楽業界が変わらない根本にあるものを想起する

先週火曜、オリコンが上半期各種ランキングを発表しました。また『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では7月1日放送回にて上半期のオリジナルランキングを発表することをアナウンスしています。 一方のビルボードジャパンは6月7日に上半期各種チャートを発表して…

オリコン令和ランキングからみえてくる、シングルとアルバム”合算”ランキングの信頼度

オリコンは一昨日、この5年を振り返るランキングを発表しました。 令和5年間の音楽セールス動向をまとめた「#オリコン令和ランキング」が発表されましたシングル1位にSixTONES vs Snow Man嵐は売上200万枚超えでアルバム1位米津玄師、YOASOBI、BTSが各ランキ…

年間の音楽チャート/ランキングが出揃うも、信頼できるのはビルボードジャパンのみと断言する理由

今週はオリコンおよび『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)による年間ランキングが発表されました。音楽チャートにおいて、このブログではビルボードジャパンが(一部改善が必要な部分はあれど)最も社会的ヒットの鑑であるとして以前から紹介していますが、認知度で…

ビルボードジャパンとオリコンの違いを、「アイドル」の動向およびダイヤモンド・オンラインのコラムから捉える

このブログではYOASOBI「アイドル」のリリース以降、ビルボードジャパンソングチャートとオリコン合算シングルランキングという複合指標から成るふたつのチャート(ランキング)における「アイドル」の動向を追いかけ、どちらがより社会的ヒットの鑑であるかを…

先月発表された上半期のオリコン合算シングルランキングを、YOASOBI「アイドル」を軸に考える

オリコンは6月下旬、上半期の各種ランキングを発表しています。 #オリコン上半期ランキング2023 作品別売上数部門King & Princeが7冠達成男性アーティスト35年ぶりの「シングル」&「アルバム」同時1位「デジタルシングル(単曲)」ではYOASOBI「アイドル」が…

YOASOBI「アイドル」がオリコン合算ランキングで遂に首位...しかしその後7週はその座を明け渡すだろうことについて

YOASOBI「アイドル」がデジタルで圧倒的な強さをみせ、ビルボードジャパンソングチャートでは最新5月24日公開分まで6週連続で首位を獲得したことについては先週木曜にお伝えしました。 一方で、ビルボードジャパンと同じ複合指標から成る5月29日付オリコン合…

オリコンがランキングを用いたプロモーションをTwitterで実施していることについて、違和感を記す

昨日はBMSGから新たに登場した男性ダンスボーカルグループ、MAZZELのファーストフィジカルシングル「Vivid」について取り上げました。 複合指標から成る音楽チャートでは次回公開分にて「Vivid」のフィジカルセールスが初加算されます。同曲についてはビルボ…

(追記あり) オリコン年間ランキングを踏まえ"合算ランキングは廃止すべき"と考える理由、そして必要な引導について

(※追記(2023年3月24日5時44分):オリコン合算ランキングのうちアルバム部門においては合算ランキングの必要性を考える出来事があり、追記日のブログエントリー(ビルボードジャパンのアルバムチャート訂正問題から考えた、オリコンの存在意義について)にて紹…

オリコンによる合算ランキングへの違和感、先週発表の上半期ランキングでさらに見えてきたこととは

このブログで取り上げる日本の音楽チャートはビルボードジャパンがメインとなります。ビルボードジャパンについては更新段階における不備の多さ等、日本を代表するチャートになろうとする者としての責任能力に疑問を抱くことはあれども、時代に即したチャー…

オリコンによる合算ランキングへの違和感、年間ランキングの発表を踏まえあらためて表明する

ビルボードジャパンは特にソングスチャートにおいて、複合指標に基づき、時代の変化に即してチャートポリシー(チャート集計方法)を変更し、より好いチャートになるよう追求している姿勢を貫いており、より社会的ヒットの鑑になっていると感じています。故に…

オリコン年間ランキングから見える、ビルボードジャパンとの大きな差 (2020年度版)

オリコンの年間ランキングが本日発表されました。 【オリコン年間ランキング2020】嵐、総合で通算9度目の首位獲得https://t.co/m1osQq1kUF #オリコンランキング #オリコン年間ランキング #嵐 #SixTONES #SnowMan #LiSA #米津玄師 #YOASOBI #ARASHI #ランキン…

SixTONESおよびSnow Manのデビュー曲が今後社会的ヒット曲に至るか、そして音楽業界は変わるのか? 5つのポイントで見極める

今日の午後には最新2月3日付ビルボードジャパンソングスチャートが公開、SixTONES「Imitation Rain」とSnow Man「D.D.」のどちらが勝つか注目されます。このジャニーズ事務所所属の2組が同時にCDデビューした件については、シングルCDセールスがレコード会社…

ビルボードジャパンがオリコンに取って代わるために必要な配慮

昨年合算ランキングをはじめたオリコンに対し、特に楽曲単位のランキングがシングルCDセールスとほぼ変わらないことに加え、無断複写転載禁止令を出すその態度にむしろ不信感が募った…ということは先月書きました。 『NHK紅白歌合戦』の選考基準が既にオリコ…

合算ランキングを発表しても募る不信…オリコンは誰のためにある?

今週水曜から開始されたオリコンのシングルおよびアルバムの合算ランキングについて、詳細等は一昨日のブログエントリーに掲載しました。 そこでその合算ランキングと、先んじて合算をスタートさせたビルボードジャパンソングスチャートで比較しようとしたの…

オリコンが今週"合算ランキング"をスタート…ビルボードジャパンには真似すべき点が多数あるのです

オリコンの新たなランキングが今週スタートしました。先週月曜からの1週間を集計期間とする"合算ランキング"、その第1回目の速報が今日4時に発表されました。 SKE48、松井珠理奈の復活作が第1回合算シングルランキング1位に(写真 全2枚)https://t.co/KXRpS…