イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ビルボードジャパンへの提案

【ビルボードジャパン最新動向】ソングチャートのポイント増加に寄与する3つの影響源について

最新12月13日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:12月4~10日)では、フィジカルセールス初加算に伴い乃木坂46「Monopoly」が同曲初の首位を獲得しました。 【ビルボード】乃木坂46「Monopoly」が総合首位、舐達麻が9位にジャンプアップ htt…

(追記あり) ビルボードジャパン年間チャート発表、2023年度のチャートトピック10項目を挙げる

(※追記(6時49分):掲載当初、チャートトピックが11項目となっていたため訂正を実施しました。失礼いたしました。) (※追記(8時00分):ビルボードジャパンがソングチャートにおけるTop Singles Salesチャート(フィジカルセールス指標の基となるチャート)の記事…

「アイドルなんかじゃなかったら」トップ10返り咲きの背景を踏まえたビルボードジャパンへの提案

最新11月29日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、AKB48「アイドルなんかじゃなかったら」が10位に登場。前週100位未満だったこの曲が再浮上した形です。一方で今回のチャートアクションを踏まえ、今週このブログで提案したチャートポリシー変更…

2024年度の集計期間開始日に、ビルボードジャパンへの改善提案をまとめる

ビルボードジャパンは本日が2024年度各種チャートの集計期間初日となります。ビルボードジャパンはポッドキャストにて2023年度年間チャートを12月8日金曜午前4時に発表すると発表しており、そのスケジュールを踏まえれば2023年度は昨日までとなります。 今回…

マライア・キャリーとブレンダ・リーのクリスマス曲における施策とは、そしてチャート施策への見方を記す

11月に入ると、街は徐々にクリスマス仕様となっていきますが、米では既に11月1日からこのモードが高まっているといえます。 日本においては季節に関する曲について、ラジオの反応がとりわけ大きくなる一方でストリーミングはそれが薄い傾向にあります。他方…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月1日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

(追記あり) Hey! Say! JUMPデジタル解禁後のチャート動向、ビルボードジャパンへの提案も含めて記す

(※追記(15時38分):曲名に誤りがありました。「Ready to JUMP」と記載していましたが、正しくは「Ready to Jump」でした。つきましては訂正の上、お詫び申し上げます。) 最新11月1日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、Hey! Say! JUMPのEP『P.U!…

【ビルボードジャパン最新動向】櫻坂46が掴んだ首位獲得の”方程式”について、見方や提案を含めて記す

最新10月25日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:10月16~22日)では前週まで4連覇を達成したAdo「唱」を抑え、櫻坂46「承認欲求」が首位を獲得しました。 【ビルボード】櫻坂46「承認欲求」が総合首位、藤井風「花」がトップ10初登場 https:/…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月11日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

ビルボードジャパンがソングチャートの記事を訂正…"事実誤認"についての私見および改善提案を記す

昨日は9月20日公開分ビルボードジャパンソングチャートで首位を獲得したBE:FIRST「Mainstream」について紹介しました。そのエントリー(下記参照)にて貼付したビルボードジャパンのポスト(ツイート)が、記事の訂正に伴い後に削除されています。 ※当記事掲載当…

ビルボードジャパンによる”Global Japan Songs Excl. Japan”とは何か、ビルボードジャパンへの提案も添えて紹介する

9月14日、ビルボードジャパンがふたつのチャートの新設を発表しました。 Global Japan Songs Excl. Japan(グローバル ジャパン ソングス エクスクルーディング ジャパン)は、日本の楽曲を対象に、米国ビルボードで発表している“Global 200”の元となる、世…

ビルボードジャパンとオリコンの違いを、「アイドル」の動向およびダイヤモンド・オンラインのコラムから捉える

このブログではYOASOBI「アイドル」のリリース以降、ビルボードジャパンソングチャートとオリコン合算シングルランキングという複合指標から成るふたつのチャート(ランキング)における「アイドル」の動向を追いかけ、どちらがより社会的ヒットの鑑であるかを…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年8月30日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週(8月23日公開分)のエントリーはこちら。 最新の…

【ビルボードジャパン最新動向】YOASOBI「アイドル」20連覇の理由、そしてLE SSERAFIM「UNFORGIVEN」の動向を考える

最新8月30日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:8月21~27日)ではYOASOBI「アイドル」が初登場から20週連続で首位を獲得。単独最長首位記録をさらに伸ばし、大台に突入しました。 【ビルボード】YOASOBI「アイドル」ついに総合ソング20連覇、…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年8月23日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週(8月16日公開分)のエントリーはこちら。 最新の…

ビルボードジャパンソングチャートへのLINE MUSIC再生キャンペーンの反映について、今一度提案を記す

昨日は男性アイドルやダンスボーカルグループにおける(ソングチャートとアルバムチャートを合算した)トップアーティストチャートの動向について紹介しました(下記リンク先参照)。その際、CHART insightの掲載のみで詳しくは触れなかったものの、超特急の動き…

J-POPで目立つ金曜リリース…興味深く捉える理由、そして音楽チャートへの提案を記す

先月以降、金曜に新曲をリリースする日本人歌手が増えています。今回のエントリーでは金曜リリースのJ-POP曲を紹介し、興味深く捉える理由、そして音楽業界への提案について記します。

ビルボードジャパンおよびSpotifyの週間アルバムチャートを比較し、チャートポリシー変更の必要性を考える

このブログでは、時代に即してチャートポリシー(集計方法)を変更し続けたことで社会的ヒット曲の鑑となっているビルボードジャパンの各種チャートについて紹介し、時折さらなる変更の必要性を提案しています。最近ではトップアーティストチャート(Artist 100…

Mrs.GREEN APPLEの新旧作品がヒットしながら首位に至れなかったトップアーティストチャート、その傾向を分析する

このブログではアルバム『ANTENNA』のリリースを踏まえ、Mrs.GREEN APPLEのチャートアクションに強く注目しています。リード曲のみならず新曲様々な作品がヒットしていることで、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)を初めて制する…

櫻坂46「Start over!」が早くもトップ10入り…チャート施策が高まる可能性、そして重要な見方について記す

最新6月28日付ビルボードジャパンソングチャートでは、櫻坂46「Start over!」が10位に初登場。8位にランクインしたストリーミング指標がその原動力です。 櫻坂46「Start over!」は総合10位に初登場。6月28日にシングル発売を迎え、先行解禁した動画に続き、…

ビルボードジャパンによるストリーミング再生回数”億超え”報道の前倒しを支持する

今週、ビルボードジャパンに大きな変化が見られました。 NewJeans「OMG」自身2曲目のストリーミング累計1億回再生突破 https://t.co/1RTzZlY5vi pic.twitter.com/ZkgdwoEEWr — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年6月13日 米津玄師「KICK BACK」自身…

ビルボードジャパン上半期アルバムチャート、上位作品における昨年度とのCHART insightの違いからみえてくるものとは

ビルボードジャパンは6月9日金曜に上半期各種チャートを発表しています。このブログでは同日にソングチャート主体とした分析を行ったほか、今回データがより細かく公開されたソングチャートおよびトップアーティストチャートについて、一覧表を作成し詳細な…

下半期チャート開始前に、ビルボードジャパンに対する改善提案をまとめる

ビルボードジャパンは6月7日発表分の各種チャートより下半期がスタートし、6月9日金曜午前4時に上半期チャートが発表されます。 下半期のタイミングでチャートポリシー(集計方法)が変更される可能性があることから、このブログで記してきたビルボードジャパ…

アルバムチャートへのストリーミング指標非導入の理由を言及したビルボードジャパンと、その見解に対する私見

ここ最近、ビルボードジャパンのポッドキャストにおいてチャートに関する注目の発言が次々登場している印象があります。チャートマネージャーを務める礒崎誠二さんがMCを務めるゆえでしょうが、5月31日に公開された最新のポッドキャストでは現状のアルバムチ…

ビルボードジャパン、ストリーミング1億回再生曲が200を突破…報道等を踏まえストリーミング関連の提案を記す

一昨日のビルボードジャパンによる発表は極めて重要です。 ストリーミング累計1億回再生超え楽曲が200曲突破 https://t.co/LJ27yzSjws pic.twitter.com/SQzKmJVupr — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年5月4日 集計期間は2018年3月12日以降。サブス…

BE:FIRST「Smile Again」がYOASOBI「アイドル」に迫るも2位…一方でストリーミング指標からみえてくるものとは

昨日はビルボードジャパンソングチャートを制したYOASOBI「アイドル」の強さについて紹介しました。 そして最新チャートから今回、BE:FIRST「Smile Again」を今回取り上げます。この曲は集計期間中にフィジカルセールスおよびデジタル双方を解禁し、5月3日公…

主要音楽チャートでのYOASOBI「アイドル」の位置に大差が…社会的ヒットの鑑たるチャートに奮起を願う

YOASOBI「アイドル」の勢いが止まりません。 今週は連日ブログエントリーにてその凄さに触れているYOASOBI「アイドル」。最新4月26日公開分のビルボードジャパンソングチャートにおける異次元の強さは一昨日取り上げています(上記エントリー参照)。そして次…

藤井風参加版、ジェイク「golden hour (Fujii Kaze Remix)」の登場からリミックスの意義を再掲、日本での浸透を願う

藤井風さんが参加したジェイク(JVKE)「golden hour (Fujii Kaze Remix)」が昨日配信リリースされました。 藤井 風、米シンガーソングライター・JVKEの「golden hour」をリミックス https://t.co/v8sI30AdaR pic.twitter.com/Omcp5qtmID — Billboard JAPAN (@…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】2023年度の極端なチャートアクションを踏まえ、ビルボードジャパンに変更を提案する

(※追記(6月8日19時15分):本来、冒頭にて総合ソングチャートのツイートを掲載するところ、誤ってアニメソングチャートを貼付していたため、差替を実施しました。失礼いたしました。) 3月27日~4月2日を集計期間とする最新4月5日公開分のビルボードジャパンソ…

ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標で複数バージョンの合算が発生、原因を踏まえラジオ局へ提案する

ラジオ業界は遅くても明後日から春改編が開始。今回ブログエントリーではこのタイミングで業界への改善提案を記します。それは、OA曲を正確に登録するということです。