イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

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VTuber星街すいせいの登場や『おかえり音楽室』OAから、THE FIRST TAKEの可能性と音楽業界の未来を期待する

一昨日、YouTubeチャンネルのTHE FIRST TAKEにVTuberの星街すいせいさんが登場し、大きな話題を集めています。 ⠀ THE FIRST TAKE× 星街すいせい ⠀ ⠀ ⠀ OUT AT ⠀⠀ "FRIDAY"⠀ ⠀ ⠀ 22:00▶︎ https://t.co/xVntU38xyy ・@suisei_hosimati ・#THEFIRSTTAKE pic.twi…

【ビルボードジャパン最新動向】「Subtitle」歴代最長タイの11週首位獲得、真の社会的ヒット曲とは何かを読む

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 1月9~15日を集計期間とする最新1月18日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、Official髭男dism「Subtitle」が7週連続、通算11週目の首位を獲得。ビルボードジャパンが…

ビルボードジャパンでのKing & Prince「ツキヨミ」チャート動向を読む…特筆すべき点、そして勿体ないと感じる点

ビルボードジャパンソングチャートの動向から、気になる曲を追いかけます。今回紹介するのはKing & Prince「ツキヨミ」です。

【ビルボードジャパン最新動向】「Subtitle」が強い最新ソングチャートにて、クリスマス曲の特筆すべき点と課題をみる

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 12月19~25日を集計期間とする最新12月28日公開分のビルボードジャパンソングチャート、Official髭男dism「Subtitle」が4週連続、通算8週目の首位を獲得しました。 【ビルボード…

2022年、サブスク未解禁により大きなヒットに至れなかったと考える曲一覧

昨日は宇多田ヒカル「First Love」のリバイバルヒットについてお伝えしました。チャートアクションをより強固なものにさせる施策も紹介しましたが、施策が活きるにはまず何よりデジタル解禁が前提であることが理解できるはずです。 今回は宇多田ヒカル「First…

ビルボードジャパンソングチャート、8LOOMの作品群に未加算の指標が…考えられる原因とは

最新12月14日公開分(12月19日付)ビルボードジャパンソングチャートでは、8LOOM「Forever or Never」が16位に初登場。TBSドラマ『君の花になる』から生まれたボーイズグループにおけるキャリア最高位を更新しました。8LOOMについては音楽ライターの森朋之さん…

"ジャニーズ&ボーイズグループから見る2022年音楽シーン"生配信で紹介した、音楽チャートにおける課題および提案

昨日はコラボスペース【ジャニーズ&ボーイズグループから見る2022年音楽シーン】を開催しました。お聴きくださった皆さんに感謝申し上げます。生配信直前にTwitterの音声配信機能(スペース)が使えないというトラブルに見舞われたため、急遽ツイキャスでの配…

(訂正あり) ポルノグラフィティ「サウダージ」をソングチャート100位以内登場に導いたデジタル環境の整備

(※訂正(10時15分) 曲名に誤りがありました。正しくは「サウダージ」であり、すべて訂正させていただきました。ご指摘をくださった方に感謝申し上げます。そして誤記載について、心よりお詫び申し上げます。) 2000年9月にフィジカルリリースされ、キャリア初…

【ビルボードジャパン最新動向】「ハッピーサプライズ」が「Subtitle」に勝つために必要だったことを考える

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 11月14~20日を集計期間とする最新11月23日公開分(11月28日付)ビルボードジャパンソングスチャートはOfficial髭男dism「Subtitle」が首位返り咲きを達成。フィジカルセールスがハ…

【ビルボードジャパン最新動向】Official髭男dism「Subtitle」が米津玄師「KICK BACK」を逆転した背景を探る

毎週木曜以降は最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 10月17~23日を集計期間とした最新10月26日公開分(10月31日付)ビルボードジャパンソングスチャートは、前週初登場で首位を獲得した米津玄師「KICK BACK」が2位に後退。「KICK BAC…

JO1「SuperCali」、ミュージックビデオ再生回数とビルボードジャパン動画再生指標との乖離の理由を探る

最新のビルボードジャパンソングスチャートを紹介した昨日付のブログエントリーに、たくさんのアクセスをいただきました。心より感謝申し上げます。 このブログエントリーにて、JO1「SuperCali」ミュージックビデオが特筆すべき再生回数を獲得しながらビルボ…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】「KICK BACK」「SuperCali」「Subtitle」の動向に影響を与えた動画再生指標を考える

(※追記(10月21日7時48分):JO1「SuperCali」におけるYouTube再生回数とビルボードジャパンソングスチャート動画再生指標との乖離について、翌日のブログエントリーにて再度分析しています。JO1「SuperCali」、ミュージックビデオ再生回数とビルボードジャパ…

ストリーミング1億回突破曲のライブ映像が公開2日で再生回数千回未満…発信元の問題を記す

ビルボードジャパンを運営する阪神コンテンツリンクは東京、横浜および大阪でライブハウス(Billboard Live)を運営。そこで開催されたライブは時折、ビルボードジャパンの公式YouTubeチャンネルにてダイジェスト映像が紹介されます。なおビルボードジャパンに…

Spotify ”Go Stream”がオリジナルバージョンに合算か…ならばビルボードジャパンにチャートポリシー変更を再提案する

最近は藤井風「死ぬのがいいわ」のSpotifyにおけるグローバルの動向を紹介しています。J-Popでは珍しいタイプでのグローバルヒットゆえその都度取り上げていますが、Spotifyが世界的に人気のサブスクサービスのひとつである、サブスクが今の音楽チャートの人…

Tani Yuuki、22週連続トップ10入りの「W/X/Y」と新曲「もう一度」に関する最新の施策が興味深い

ここ1ヶ月はAdo『ONE PIECE FILM RED』関連曲の強さが際立つビルボードジャパンソングスチャートですが、その状況下でもトップ10入りを続けているのがTani Yuuki「W/X/Y」。最新9月7日公開分(9月12日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは8位に入り、22…

ジャニーズ事務所の動画戦略、チャートで可視化された影響力はアルバムの勢いへ波及する

次週8月24日公開分(8月29日付)のビルボードジャパンソングスチャートでは、Adoさんによる『ONE PIECE FILM RED』関連曲がまたも上位を占拠する可能性が高いと言えます。 【先ヨミ・デジタル】Ado「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」DLソング首位継続…

【ビルボードジャパン最新動向】Ado『ONE PIECE FILM RED』関連曲の凄さは様々な側面に表れている

毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 最新8月17日公開分(8月22日付)ビルボードジャパンソングスチャートはAdo「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」が初制覇。Adoさんは史上初となるソングスチャートトップ3独…

SixTONES、“現時点でCD収録予定のない"「PARTY PEOPLE」を突如解禁…その目的と今後の注目点は

先週金曜の夕方、SixTONES側が突如ツイートを連投しました。 2022.08.05. 22:00---▶https://t.co/GyoCd5IjSu#SixTONES_PP — SixTONES / ソニーミュージック (@SixTONES_SME) August 5, 2022 この後6枚の写真が17時05分以降10分おきに連投。ちょうどこの日、…

ジャニーズ事務所所属歌手がYouTube動画を充実…ビルボードジャパンソングスチャートにも反映されている件

最新の8月3日公開分(8月8日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、フィジカル関連指標初加算となったKinKi Kids「Amazing Love」が2位に初登場。総合首位の座に就くことはできませんでしたが、フィジカル初加算週において前作にはみられない指標が登場…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】Tani Yuuki「W/X/Y」最高ポイント更新…動画インフルエンサーとの共演がヒットの鍵に

(※追記(7時40分):Saucy Dog「シンデレラボーイ」の関連動画としてコムドットの動画を貼付しておりませんでした。つきましては先程、コムドットとの共演動画を貼付しました。お詫び申し上げます。) 毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートに…

映像作品とのコラボや追加発信が新しいヒットの形に…wacci、ケイト・ブッシュおよびメタリカの例

昨日は日本のSpotifyデイリーチャートで新たにトップ50入りを果たし、今後ビルボードジャパンソングスチャートを賑わす存在になるであろう曲について紹介しました。 今回紹介するのはwacci「恋だろ」。4月15日に配信リリースされたこの曲は、最新7月7日付の…

(追記あり) 【ビルボードジャパン最新動向】SEKAI NO OWARI「Habit」が99ポイント差で首位に…「ミックスナッツ」を上回った理由は

(※追記(12月12日5時25分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り替え…

Saucy Dog、YouTuberとのコラボがサブスク上昇に反映…一方でコラボに対するネガティブな反応を考える

本日発表予定の6月29日公開分(7月4日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、Official髭男dism「ミックスナッツ」とSEKAI NO OWARI「Habit」の首位対決に注目。多くの指標で競り合う2曲の最終的な順位は本日昼過ぎに発表されます。 この2曲は最新6月27…

「ココロオドル」のリバイバルヒットの一因は合算基準にも…ビルボードジャパンは今一度チャートポリシーを見直すべき

nobodyknows+による2004年のシングル、「ココロオドル」がリバイバルヒットに至っています。 上記はビルボードジャパンのCHART insight、直近の11週分を示したもの。前週100位未満ながら300位圏内にランクインしたnobodyknows+「ココロオドル」は今週23位に…

(追記あり) セカオワ「Habit」がヒゲダン「ミックスナッツ」を逆転…コラボ動画の影響力、動画概要欄の対応にも注目

(※追記(12月11日13時52分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り替え…

セカオワ「Habit」、リゾ「About Damn Time」…最新日米ソングスチャートでトップ10入りした2曲の共通点

最新5月18日公開分(5月23日付)ビルボードジャパンソングスチャートではSEKAI NO OWARI「Habit」が20→6位に上昇し、同曲初のトップ10入りを果たしました。 この曲のチャートアクションに対し、自分はリゾ「About Damn Time」との共通点を感じています。 最新…

【ビルボードジャパン最新動向】なにわ男子「The Answer」、フルバージョン動画投稿で次週以降の動向に注目

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 4月25日~5月1日を集計期間とする5月4日公開(5月9日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。なにわ男子「The Answer」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】なにわ男…

公開タイミング、臨場感の演出、フルバージョン…BE:FIRST「Betrayal Game」各種動画の巧さに唸る

時間経過や反応をきちんと意識した、巧みな動画公開ではないでしょうか。 BE:FIRST / Betrayal Game-from "Bye-Good-Bye" One-day One Man Show-https://t.co/xM3ChcwWI0#BEFIRST #BetrayalGame #ByeGoodBye_OneManShow — BE:FIRST (@BEFIRSTofficial) 2022…

ロングヒットに欠かせない接触指標群、しかしどちらか一方が弱い曲の原因は明確に存在する

ビルボードジャパンソングスチャートは8つの指標で構成され、ロングヒット曲ほど、サブスク等に基づくストリーミングおよび動画再生という接触指標群が強い傾向がみられます。これはこのブログで伝え続けていることです。その指標構成が可視化されているCHAR…

【ビルボードジャパン最新動向】フィジカル売上17万弱のKinKi Kids「高純度romance」が総合3位…未加算の指標が気になる

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 3月14~20日を集計期間とする3月23日公開(3月28日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。King Gnu「カメレオン」が初の首位を獲得しました。 【ビルボード】King Gnu「カメレ…