イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ミュージックビデオ

藤井風『Prema』がアルバムチャート首位返り咲き…ストリーミングでNumber_i『No.Ⅱ』を上回った要因を考える

最新10月22日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートは、藤井風『Prema』が4週ぶりにトップに返り咲きを果たしています。 【ビルボード】藤井 風『Prema』が約1か月ぶりに総合アルバム首位返り咲き https://t.co/OB7fWQHhNI — Billboard JAPAN (@Billb…

西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」公式ミュージックビデオが公開…現状を踏まえ音楽業界への願いを今一度記す

西田敏行さんによる「もしもピアノが弾けたなら」の公式ミュージックビデオが、先週公開されています。 昨年10月17日にこの世を去った西田敏行の代表曲「もしもピアノが弾けたなら」のオフィシャルミュージックビデオが完成。一周忌を前にした本日10月10日に…

星野源が『Gen』リリース以降3本目となるミュージックビデオを公開へ…アルバムリリース後の複数作品公開を考える

星野源さんが今夜、オリジナルアルバム『Gen』に収録された「2 (feat. イ・ヨンジ)」のミュージックビデオを公開します。 星野源さんがこの土日に開催した韓国公演には、イ・ヨンジさんも登場しています。 #MADHOPE_SEOUL 2日目、そしてアジアツアー終幕!め…

ビルボードジャパンの主要3チャートでORANGE RANGEが躍進…背景からみえてくる施策とは

ORANGE RANGEが2007年にリリースした「イケナイ太陽」が、最新7月9日公開分ビルボードジャパンソングチャートで17位に再登場を果たしています。

timelesz『Hello! We're timelesz』、アルバムチャート好調の背景を楽曲動向から探る

最新3月19日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、timeleszによるデジタルコンピレーションアルバム『Hello! We're timelesz』が登場3週目にして総合2位にランクインしています。 ビルボードジャパンが昨年末にストリーミング指標と採り入れて以…

前週のトップ10初登場曲が真のヒット曲に成るか、CHART insightから読む (2025年3月19日公開分)

昨年夏以降再開したこのエントリー、今年に入ってからタイトルを一部変更しています。前週の内容はこちら。

総合首位のTravis Japan「Say I do」、トップ10に返り咲いた米津玄師「BOW AND ARROW」の動向を読む

最新3月12日公開分(集計期間:3月3~9日)のビルボードジャパンソングチャートは前週首位に立ったなにわ男子「Doki it」が73位に後退し、Travis Japan「Say I do」が首位初登場。2枚のアルバムをフィジカルでもリリースしているTravis Japanにとってシングル…

日本のSpotifyで「BOW AND ARROW」が前週超え…米津玄師の楽曲、動画アプローチから"重層的"を考える

ビルボードジャパンは本日午後、最新ソングチャートを公開します。前週はトップ10のうち6曲が入れ替わっていますが、その6曲がどう推移するか、また首位がどの曲になるのかに注目です。 さて前週のエントリーでは、今年度のビルボードジャパンソングチャート…

年末年始のYouTubeランキングからみえてくる『NHK紅白歌合戦』の影響力、および改善提案について

『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)の反響はリアルタイム視聴率(の結果)以上だと捉えています。それを踏まえ、先日はこのブログにてSpotifyデイリーチャートの動向を紹介しました。 このエントリーは後に、noteプロデューサー/ブロガー…

日本におけるミュージックビデオのデジタルアーカイブ化、その現状と好取組について

ミュージックビデオのデジタルアーカイブ化が進んでいます。 今年 11 月 3 日にデビューから 25 年を迎える嵐ですが、 ファンの皆様に周年をお楽しみいただくための、いくつかの企画を準備しておりますので、お知らせいたします✨⁡⭐︎25周年特設サイト「MY BES…

back number「新しい恋人達に」が首位返り咲き…2週連続でポイントを伸ばした要因とは

最新9月18日公開分(集計期間:9月9~15日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に返り咲いたMrs. GREEN APPLE「ライラック」が3位に後退。back number「新しい恋人達に」が8週ぶり、通算2週目の首位を獲得しています。 【ビルボード】back number…

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが公開…世界でのヒットを押し上げるか

ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが日本時間の本日未明に公開されました。ケヴィン・"オンダ"・レイヴァ監督による作品で、PUSH Japanが制作を手掛けています。 MAMUSHI VIDEO OUT EVERYWHERE ⭐️ https://t.co/3VySj…

宇多田ヒカルサイドによる、ミュージックビデオ過去作品のアップコンバートと連日公開について

宇多田ヒカルさんによるベストアルバム、『SCIENCE FICTION』が来月リリースされます。 今回のアルバムリリースにちなんで様々なキャンペーン等が組まれる中、注目したいのが”ミュージックビデオ過去作品のアップコンバート(アップグレード)”です。 カウント…

ケツメイシ「友よ~この先もずっと・・・」が2週連続で動画再生首位…J-Popのデジタル環境整備の重要性を再掲する

ケツメイシ「友よ~この先もずっと・・・」がビルボードジャパンソングスチャートで急浮上しています。 (※上記CHART insightは、直近11週分を示しています。ケツメイシ「友よ~この先もずっと・・・」のCHART insightはこちらで確認可能です。)

テレビパフォーマンス映像の公式動画化やNHKのYouTube動画の問題を踏まえ、日本エンタメ業界の改善を願う

2ヶ月前の自分のつぶやきに対し、今月に入り複数のリアクションをいただきました。 日本のメディアの著作権法等権利関係の煩雑さ(と個人的には捉えています)を踏まえるに、このような施策はなかなか増えないものと考えていましたがそれを率先して行うのがK-P…

【ビルボードジャパン最新動向】なにわ男子「The Answer」、フルバージョン動画投稿で次週以降の動向に注目

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 4月25日~5月1日を集計期間とする5月4日公開(5月9日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。なにわ男子「The Answer」が初登場で首位を獲得しました。 【ビルボード】なにわ男…

【ビルボードジャパン最新動向】フィジカル売上17万弱のKinKi Kids「高純度romance」が総合3位…未加算の指標が気になる

最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 3月14~20日を集計期間とする3月23日公開(3月28日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。King Gnu「カメレオン」が初の首位を獲得しました。 【ビルボード】King Gnu「カメレ…

「Take a picture」が2連覇確実のNiziUにおけるミュージックビデオ等動画の位置付けを考える

本日発表される4月14日公開(4月19日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、NiziU「Take a picture」がフィジカル関連指標初加算に伴い2連覇を確実にしています。それも最初のフィジカル作品となった「Step and a step」の初週セールスを3万近く上回っ…

ビルボードジャパン新年度初回チャート、チャートポリシー変更から見えてくるものとは

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点を紹介します。 11月23~29日を集計期間とする12月7日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)、新年度1回目を制したのはLiSA「炎」でした。通算6週目となる首位獲得です。 【ビル…

ミュージックビデオに挿入される”生の声”の効果とは?印象的な2曲から考える

ミュージックビデオの途中で音声が”生の声”になることがあります。今月公開された2つの作品に施されたその演出が、とりわけ強く印象に残るのです。 11月11日にリリースされる三浦大知さんのシングルCD表題曲「Antelope」。曲名はアメリカはアリゾナ州にある…

次週のビルボードジャパンソングスチャート、LiSA「炎」は首位なるか? 注目する理由は動画のフルバージョン公開に有り

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点を紹介します。 10月5~11日を集計期間とする10月19日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)、初週のシングルCDセールスが圧倒的だったSnow Man「KISSIN' MY LIPS」が首位に立ち…

米津玄師「感電」ミュージックビデオ解禁日の嬉しい誤算…次週のビルボードジャパンソングスチャートが楽しみ

嬉しい誤算です。 ドラマ『MIU404』(TBS 金曜22時)の主題歌、米津玄師「感電」のミュージックビデオは7月20日もしくは27日の月曜に解禁されるものとばかり思っていました。ダウンロードが月曜解禁と知り、上記noteで解禁スケジュールを予想していたのですが…

Spotifyにおけるミュージックビデオのさらなる活用法、実はSpotify自身が提唱していたので多くの歌手に使ってもらいたい

4月8日のブログエントリーでは、Yaeji(イェジ)の曲がSpotifyで流れた際に起きる視覚効果について書きました。 【ブログ更新】3月の私的ベストのひとつに選んだ #Yaeji「Waking Up Down」。選出のきっかけはSpotifyに表示された映像のループでした。ミュージ…

ミュージックビデオのフルバージョン公開はゴールではない? さらなる活用の重要性をYaeji「Waking Up Down」が示している

日本の音楽業界ではミュージックビデオに関するニュースが今週増えている気がします。たとえば昨日、Mr.Childrenがこれまで制作したミュージックビデオのうち20本をフルバージョンで公開。 月曜にはKing & Prince「Mazy Night」のミュージックビデオが2番終…

Official髭男dism、星野源が紡ぐ多様な愛の賛歌が同じタイミングでローンチされた件

今週頭に音楽業界への希望として書いたエントリー(→2020年の音楽業界に対する10の願い+α)の中で、その前の日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日 日曜23時10分)への疑問を呈しましたが、その疑問を除けばその日の放送内容は実に興味深いもので、…

三浦大知「I'm Here」のミュージックビデオ・サブスクリプションサービス未解禁はグラミー賞の夢を遠ざけやしないか

昨年の音楽業界を賑わせたKing Gnuがアルバム『CEREMONY』を本日リリース。フラゲ日となった昨日はTwitterで盛り上がりを見せていましたが、メンバーの井口理さんはこのようなツイートを。 サブスクでは明日から聴けるようになるね。皆様のところへ届きます…

LiSA「紅蓮華」の別バージョンがフル尺で公開…ビルボードジャパンソングスチャートに活きてくるか

今年のビルボードジャパン年間チャートを振り返った際、次にブレイクの波に乗る曲としてLiSA「紅蓮華」を取り上げました。 ただし、ミュージックビデオがショートバージョンであるために接触指標群のひとつである動画再生がストリーミングとは裏腹に伸びてい…

Official髭男dism「Pretender」最高ポイント更新、LiSA「紅蓮華」三度目のピークへ…11月4日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点をソングスチャート中心に紹介します。今週のソングスチャートを制したのはSexy Zone「麒麟の子」でした。 【ビルボード】Sexy Zone「麒麟の子」が161,590枚を売り上げ総合首位獲得 https:…

サブスク再生回数を伸ばしたのはテレビだった、動画再生指標未カウントおよび初カウント問題…10月28日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

一昨日発表された最新10月28日付ビルボードジャパン各種チャートから、ソングスチャートを中心に振り返ります。通常は木曜に記載していますが昨日はOfficial髭男dism「Pretender」の初の首位獲得に絡めて、今年度首位を獲得した楽曲を一覧化した上で"シング…

日本におけるミュージックビデオ”短尺版(ショートバージョン)”公開をあらためて疑問視する

おとといアップしたブログエントリーに、たくさんのアクセスをいただいております。心から感謝申し上げます。 このエントリーを紹介してくださった方がこのエントリーの最後の一文を引用していて嬉しくなった次第。そこであらためて、このブログエントリーを…