イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ラジオ改善案

TBSラジオが放送枠変更の大型改編を実施へ…改編の意義、そしてラジオ業界への私見を記す

TBSラジオがこの秋、大型改編を実施します。 このブログでは時折、ラジオ(業界)の動向について紹介しています。今回は以前聴取する機会が多かったTBSラジオの改編に関し、私見を記します。

聴取率調査に対する拭えない違和感を踏まえ、ビデオリサーチへの改善提案を記す

首都圏のラジオ局では明日から1週間、聴取率調査が行われます。この調査について、個人的には改善がみられていないと考え再度疑問を表明します。なお聴取率調査方法については、調査を実施するビデオリサーチに掲載されています。

ラジオから洋楽OAが減る? 最新チャートにおける洋楽の弱さ、およびラジオの傾向に対する私見

洋楽が強くなくなった、特にラジオで。そう言って差し支えない状況が生まれています。 ここで定義する洋楽はK-Popを除き、ビルボードジャパンによるHot Overseasチャートのランクイン対象曲を指します。Hot Overseasチャートはこちらから確認できます。 RADI…

(訂正あり) ポッドキャスト一部変更のお知らせ…Spotifyに実装された音楽追加機能を使ってみます

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) 毎週水曜夜に、ポッドキ…

音楽関係者による映像・音声配信が続々…"音楽番組の復活"を歓迎する

音楽評論や分析をする方による、映像もしくは音声コンテンツを使った発信が増えてきている印象があります。偶然かもしれませんが、同時期に発信を開始しているのです。

スペシャルウイークを廃したはずのラジオ局の聴取率調査対策に思う

首都圏ラジオ局は本日までの1週間が聴取率調査週間。ニッポン放送やTOKYO FMがスペシャルウイークと称してゲスト等を豪華にする一方、TBSラジオやJ-WAVEはすでにスペシャルウイークの導入をやめています。しかし、そのやめたはずの局でも結局スペシャルウイ…

ラジオ聴取率の報道されない、もしくは報道しても偏っている問題…解決に必要なのは客観的な開示である

ラジオが盛り上がってきたとの声は以前から聞きます。『日経トレンディ』最新11月号でラジオが特集される等、ネット時代にあってラジオが見直されているという声をあちこちで耳にします。 日経トレンディ11月号、本日発売!木村拓哉さんの表紙が目印です。巻…

3ヶ月後に2局が消えるラジオ業界…求められるのは原点への立ち返りではないか

今週月曜、もしくは本日4月1日からラジオ業界は春改編がスタートするのですが、次の大型改編となる秋を待たずに2つの局が放送を終えることが昨日発表されました。いわゆる閉局、もしくは停波というものです。 【FMPORTリスナーの皆様へ】停波・閉局のお知ら…

メイベル「Don't Call Me Up」のチャートアクションにみる、ラジオ局の"守りの姿勢"問題

先週水曜に発表された、最新9月16日付ビルボードジャパンソングスチャート。総合では100位未満(300位以内)ながらラジオエアプレイで6位に入っているメイベル「Don't Call Me Up」は非常に特殊なチャートアクションとなっています。 この「Don't Call Me Up」…

ニッポン放送が聴取率首位に立てない理由は、出演者からの信頼失墜にあることが証明されたように思う

自分のニッポン放送への疑念が正しかったことが昨日証明されたように思います。 過去に同局へレギュラー出演していた南海キャンディーズの山里亮太さんが、昨日の『たまむすび』(TBSラジオ 月-金曜13時)の冒頭でニッポン放送への思いを吐露していました。曰…

青森県のラジオ局はいつまで同じミスや不親切な対応を繰り返す? 改善方法を提示し局の意識改革を願う

このブログでは、地元ラジオ局の動向について時に称賛もしつつ、他方では厳しい指摘も行っています。ラジオが好きだからこそ、信頼失墜を招くようなことはしてほしくないというのがその動機。 しかし、エフエム青森においては、前回の指摘から1ヶ月ちょっと…

いい意味でヤバいかもしれないラジオキャンペーンと、悪い意味でヤバいと思う地元ラジオ局の姿勢

全国のラジオ局が一丸となった、新しいキャンペーンがはじまりました。 \ #このラジオがヤバい !!/あなたがヤバいと思うラジオ番組のエピソードを募集中#このラジオがヤバい #番組名 で投稿すると番組でパーソナリティが取り上げたり、メッセージ付色紙が…

中村佳穂のチャートアクションおよびサマソニヘッドライナーから、ラジオの弱さを考える

先週の今日のエントリーで、このようなことを書きました。 中村佳穂「きっとね!」がビルボードジャパン1月21日付ソングスチャートでどうなったか…その結果はこちら。 圏外とは100位未満、300位以内のこと。残念ながら総合では100位以内に到達しませんでした…

『村上RADIO』でも見えてくる地方局の編成問題

TOKYO FM/JFN系列では定期的に、村上春樹さんがDJを務める『村上RADIO』を放送していくようです。 『2019年になりました。今年も『村上RADIO』はしっかり続きます』(上記リンク先より)とのことで、番組は不定期ながらレギュラー化、そしてTOKYO FMでは聴取…

RABラジオの帯ゾーニング、曜日毎の分断に違和感を抱く

3ヶ月前のことになるのですが、昨年秋の改編については二度、記載してきました。 今回はその3回目。RABラジオについて書いた際、『曜日という横軸におけるゾーニングについては後日あらためて』と書いていた、その件です。 実はこのエントリー、大分前に書き…

2017年のラジオ重大(十大)ニュース

今年の各分野を総括する記事が毎日のように登場しています。このブログでも毎年、極私的邦楽年間ベストソング集を紹介しているのですが、ラジオ業界についても極私的ながら気になった出来事をまとめてみます。首都圏のラジオ局、そして青森県のラジオ局につ…

新曲やヒット曲紹介番組が局の編成の都合で紹介されないのを憂い、改善案を提示してみる

民放の地上波ゴールデンタイム唯一の音楽番組、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系 金曜20時)のレギュラー放送が先週終了しました。次回は年末恒例のスーパーライブとして22日に放送されるのですがそれにしても、ここ数年同様に今年も番組のOAが30回…

RABラジオの良質洋楽番組がこの秋の改編で時間半減という事態に

ラジオ局の改編情報は時に、改編時期(10月1日、もしくは10月に入ってからの最初の月曜)を過ぎても更新されないことが多いのが実情です。 さて、そんな中で地元青森県の県域放送局、RABラジオの改編は一足早く先月下旬に発表されていました。そして正直、強い…

地元ラジオ番組にメインパーソナリティが40分登場しないのは異様だと思う

あれ?メインパーソナリティは何処に...と思ったのは自分だけではないはずです。 昨日9月15日放送の『GO!GO!らじ丸』(RABラジオ 月-金曜11時55分)、その15時台。メインパーソナリティの十日市秀悦さんが40分近くもの間、登場しなかったのです。当日の放送…

県域放送局の相次ぐ公開生放送、歓迎と改善要望

地元青森県の県域民放放送局、RABラジオがこの1週間で三度もの公開生放送を実施。本日は『良平のラジオにおいでよ!』(日曜12時)が、平川市のからんころん温泉からオンエアされます。ちなみにからんころん温泉の入り口にはこのような掲示が。 今週月曜は、『…

番組審議委員も批判的だった『ヒルモット』の改善案を自分なりに考える

エフエム青森には番組モニター制度がない(厳密には過去存在していた)ということは、以前からこのブログで幾度となく指摘しています。その代替として?エフエム青森が毎月行い、その内容が開示されている番組審議会もちょっと甘口ではないか…と記載したことが…

radiko”番組平均シェア”の公表を願う

最近になって、ラジオの聴取率調査に関する問題と改善案に関するエントリーへのアクセスが伸びています。 どのエントリーにアクセスが集まっているのかがリアルタイムで分かるのはデジタルならではの良さですね。なぜ伸びているのか、その理由は判りかねるの…

国会中継対策をメインとする、”NHKラジオ第三”設立の勧め

以前、年配のリスナー層が聴きたいラジオ局が首都圏にはない?とするエントリーをアップしました。特にNHKラジオ第一に関して細かく記載。 それから間もなく、NHKが実験的ながらradikoに参加するということが判明しています。 NHKさんがラジコで配信(実験)を…

首都圏ラジオ局における4月の聴取率調査結果が発表されない問題と、改善案の提示

今、ラジオ好きの間で話題になっているのが、【TBSラジオが4月の聴取率調査の結果を発表しない】という問題です。 テレビで言うところの視聴率にあたる聴取率。弊ブログでは首都圏ラジオ局が偶数月に実施している聴取率調査結果が判明する毎に私見を述べてい…

らじる★らじるのタイムフリー、総合テレビの2チャンネル化...NHKへの2つの改善要望

今週水曜の『ごごラジ!』(NHKラジオ第一 月-金曜13時05分)にゲストで登場した、脳神経外科医・清水俊彦さんによる頭痛についてのゲストコーナーが好評を博したとのことで、翌日に同番組で再放送が決定しましたとのアナウンスがありました。 再放送枠は『ご…

ラジオにおける、曲のベストな落としどころをまとめてみる

昨日は、現在のラジオ業界等での、曲の落としどころにおけるぞんざい過ぎる扱いについて指摘させていただきました。 この【曲の落としどころ】問題を解消することにより、曲に心地よい余韻が生じ、ひいてはリスナーの、番組や局に対する心象まで変わっていく…

プロ野球中継終了から22時までの”つなぎ番組”が適当になってやいないか

今週水曜夜に弘前公園の夜桜を観に行ったことについては弘前公園の夜桜を、麗しきデュエット曲と共に(4月27日付)で記載しました。その際、目的地へ向かう車内で聴いたのがRABラジオ『RABミュージックCube』。火曜から金曜に放送されるプロ野球中継が早く終わ…

2月の聴取率調査の結果(およびそれに基づく提案)と、『たまむすび』に感じるポジティブな変化

今週水曜に発表された、首都圏のラジオ局で2017年2月に行われた聴取率調査の結果。TBSラジオがトップに立ちました…が、その数値を見た瞬間、正直いって驚きました。 首位のTBSラジオは0.9%。この数値は前回(2016年12月)に比べて0.1%ダウン、更に前々回(201…

ラジオ局春改編、青森県域局はいつ解禁? 先駆けてエフエム青森の特番情報が登場

毎週金曜はラジオの話。 首都圏の放送局を中心に、来月からの春改編が徐々に発表されています。番組の変更や人員の入れ替わり等がそれで、たとえば『たまむすび』(TBSラジオ 月-金曜13時)では昨日、月-木曜担当の赤江珠緒さんに代わって木曜日を外山惠理アナ…

RABラジオでの見学者の出演、午前と午後での扱いに差があり過ぎる件とその改善案

毎週金曜はラジオの話。 我が地元、ラジオとテレビの兼営局である青森放送には、主に毎週火曜に見学者が訪れます。見学者はテレビスタジオなどを回るほか、ラジオの生ワイド番組に出演し、特に小学生(主に5年生)はその場で小学校の宣伝を行います。録音され…