イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

メディアへの提案

(追記あり) 『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (最終予想)

(※追記(11月13日20時09分):紅白の出場歌手が11月13日に発表されたことを踏まえ、出場歌手の傾向を分析したエントリーを記載しました。このエントリーの最後にリンクを掲載しています。) 大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月25日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

NHKの音楽専門YouTubeチャンネルがパフォーマンス映像のフルバージョン公開を続けることについて

昨日のブログへのアクセス数が大幅に伸びたことに驚きましたが、Mrs.GREEN APPLEの『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)への出演内定が報じられたことが背景にある模様です。 Mrs. GREEN APPLE 初の紅白内定 今夏サブスク席巻、ドーム公演も高評…

BE:FIRSTに続きJO1も出演&複数曲披露…『ミュージックステーション』がきちんと変わったことについて

10月20日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)にJO1が出演します。放送1週間前にその旨がアナウンスされたのみならず、昨日には彼らがメドレー、そしてカバー曲も披露することが発表されました。 【出演者・楽曲 HPにて解禁】次回の #Mステ は来…

『第74回NHK紅白歌合戦』での出場歌手内定記事をまとめる (随時更新)

(※追記(10月22日5時47分):Mrs.GREEN APPLEの内定記事を追加しました。) (※追記(11月5日6時21分):anoさんの内定記事、および補足を追加しました。) (※追記(11月9日9時23分):SEVENTEENの内定記事を追加しました。) (※追記(11月10日5時42分):趣里さんおよび…

『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (予想二回目)

大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)の出場歌手予想、今回は第二回です。 このブログでは9月に第一回、そして第1.5回と銘打った予想を掲載しました。 予想第1.5回の用意はジャニーズ事務所所属歌手が出場しない可能性…

XGのアルバムチャート制覇、Mr.Childrenの解禁スケジュールから考える、デジタルの重要性と日本の問題

最新10月4日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、XG『NEW DNA』が初登場で首位を獲得しています。実はこの作品、フィジカルセールス指標3位ながらダウンロード指標がトップとなり、総合で逆転した形です。 【ビルボード】XG『NEW DNA』総合アル…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年9月27日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

『NHK MUSIC EXPO 2023』の施策から、テレビパフォーマンス映像のYouTube公開時における最善策を提案する

今月中旬に放送された『NHK MUSIC EXPO 2023』の内容が興味深く、遅ればせながら今回紹介。下記ポスト(ツイート)でも記載されている、放送後のコンテンツが面白いことになっています。 ◤#NHK_MUSICEXPO 放送終了◢ご覧いただきありがとうございました✨#NHKプ…

BE:FIRSTの『ミュージックステーション』出演決定は番組側の自省による変化ゆえと考える、その理由を記す

9月29日に放送される『ミュージックステーション』(テレビ朝日)にBE:FIRSTが初出演を果たします。下記ポスト(ツイート)における"最新曲"とは「Mainstream」を指し、同曲は明後日発表の9月20日公開分ビルボードジャパンソングチャートで初登場する予定です。 …

大晦日の『NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する(予想1.5回目:ジャニーズ事務所所属歌手未選出を前提に考える)

先日公開したこちらのエントリーに沢山のアクセスをいただきました。心より感謝申し上げます。 上記エントリー執筆時には白組にジャニーズ事務所所属歌手4組および特別枠として男闘呼組の出場を予想しました。その際、『前社長の性加害問題は長期での解決が…

(追記あり) 大晦日の『NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (予想一回目)

(※追記(9月13日8時15分):このエントリー掲載後にジャニーズ事務所が行った会見、そしてそれに基づく反応を踏まえ、ジャニーズ事務所所属歌手が選ばれないことを前提とした出場歌手予想を作成し、エントリーを公開しました。このエントリーの最後にリンクを…

TBSラジオが放送枠変更の大型改編を実施へ…改編の意義、そしてラジオ業界への私見を記す

TBSラジオがこの秋、大型改編を実施します。 このブログでは時折、ラジオ(業界)の動向について紹介しています。今回は以前聴取する機会が多かったTBSラジオの改編に関し、私見を記します。

(追記あり)『24時間テレビ』放送中、なにわ男子の番組パフォーマンス映像がYouTubeで公開された件から考えること

(※追記(9時27分):今回紹介された映像は番組内では流れなかった(会場内でのみ披露された)ものであるというご指摘を直接いただきました。こちらの内容(解釈)に一部誤りがあったことについて、お詫び申し上げます。一方で、番組やテレビ局側と芸能事務所とのス…

今夏の長時間音楽特番から出演歌手傾向および地上波テレビ局の動向を読む (2023年夏版)

2023年夏の地上波テレビ局における長時間音楽特番の出演歌手一覧表を作成し、出演者の傾向やテレビ局の動向を分析します。前回、2022年年末年始放送分については下記エントリーにて紹介しています。 なお『ライブ・エール2023~新しい夏~』(NHK総合)につい…

Conton Candy、チョーキューメイがブレイクする可能性…一方でこの時期のヒットから考えられる懸念とは

最新7月5日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、今後のブレイクが期待できる歌手の作品が上昇しています。 ・Conton Candy「ファジーネーブル」(28→17位) ・チョーキューメイ「貴方の恋人になりたい」(54→46位)

『CDTVライブ!ライブ!』以外の音楽番組パフォーマンス映像もYouTube公開…一方で引っ掛かりを覚えることについて

夏の地上波音楽特番真っ只中の状況ですが、一足早く放送された『カミオトー上方音祭ー』(読売テレビ 6月17日放送)については先日までTVerでの見逃し配信が行われていました。前日に放送された『カミオトー前夜祭ー』も同様です。 #カミオト #上方音祭全国の…

(追記あり) グローバルチャート(Global 200およびGlobal Excl. U.S.)とは何か、そしてJ-POPの現在と課題とは (最新版)

(※追記(7月4日8時52分):このブログエントリーと同日、7時台にアップされたnoteプロデューサー/ブロガーの徳力基彦さんによるYahoo! JAPANのコラムにて、TikTok発のヒット曲が時間を超えてヒットしている状況を紹介されています。このエントリーではTikTok発…

Da-iCEはヒットに意識的…男性ダンスボーカルグループ上半期最高位を記録した「スターマイン」の動向を捉える

6月9日に発表されたビルボードジャパンによる上半期各種チャートはこれまでよりも公開範囲が拡がっており、見るたびに新たな発見に巡り会えることでしょう。リンク先をまとめ、分析したエントリーは下記リンク先に掲載しています。 また、上半期のソングチャ…

【ビルボードジャパン最新動向】9連覇のYOASOBI「アイドル」、Global Excl. U.S.制覇がポイントキープに貢献

最新6月14日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:6月5-11日)では、YOASOBI「アイドル」が初登場から9週連続で首位を獲得。ポイントは7週続けて2万ポイントを突破しています。 【ビルボード】YOASOBI「アイドル」3週連続4部門で1位獲得、Aimer…

聴取率調査結果の報道姿勢は変わらず…日本のラジオ業界に対する違和感を再掲し、私見を記す

4月はラジオの改編期に当たりますが、その改編に影響を及ぼすと思しき聴取率調査について、2月の結果を踏まえて私見を今一度記します。

ビルボードジャパンのGYAO!集計終了を機に、テレビパフォーマンス映像の動画公開方法を今一度考える

最新3月15日公開分のビルボードジャパンソングチャートにおいて、GYAO!が動画再生指標の加算対象から外れました。これはGYAO!が3月31日にて終了することに伴うものです。 Billboard JAPANでは、GYAO!の音楽コンテンツ動画再生回数の集計を終了しました。本…

日本でもっと様々な音楽が聴かれるためには…”日本のサブスクは新陳代謝がない”問題を整理する

先月以降、サブスクで新曲が聴かれにくいこと、いわば”新陳代謝がない”と形容されることについて、考えを巡らせることが多かったように思います。そのことに区切りをつける意味でも、考えたことをまとめておきます。 まずは、徒然研究室さんによるnoteを紹介…

関ジャム【プロが選ぶ年間マイベスト10曲】を踏まえ、この企画こそ特番化すべきと考える3つの理由

1月22日および29日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)にて、【プロが選ぶ年間マイベスト10曲】という企画が行われていました。選者はレギュラーと言えるいしわたり淳治さん、蔦谷好位置さんに加え、今回は佐藤千亜妃さんが参加。順位および選…

音楽業界・エンタテインメント業界への改善提案 (2023年版)

これまでこのブログでは、音楽業界が良くなるための提案を記してきました。今回はその最新版となります。なおこれまでは音楽業界に限定した形で記載しましたが、音楽業界とエンタテインメント業界が密接につながっていることを踏まえ、広くエンタテインメン…

年末の音楽特番から地上波テレビ局の出演傾向を読む (2022年版)

昨年末、地上波で放送された大型音楽特番の出演者傾向を分析します。2021年については下記ブログエントリーにて記載しています。なお2022年については出演歌手のみ取り上げ、歌唱曲については記載していません。

(追記あり) グローバルチャートとは何か、そしてJ-POPの現状と課題をまとめる (2023年1月2日時点)

(※追記(7月3日6時15分):グローバルチャート紹介エントリーの最新版を掲載するにあたり、このエントリーの表題を”(最新版)”から”(2023年1月2日時点)”に変更しました。また冒頭の文章を加筆修正しています。) (※追記(7月14日4時30分):グローバルチャートにつ…

2022年の『NHK紅白歌合戦』への私見…紅白はビルボードジャパンや大ヒット曲輩出歌手を尊重してほしい

今年もブログ【イマオト - 今の音楽を追うブログ -】をよろしくお願いいたします。今年大晦日の毎日更新10年目突入を目指し、楽しみながら頑張っていきます。このブログが読んでくださる皆さんにとって何かしらの気付きになれたならば幸いです。そして日本…

日本レコード大賞においてこれまでの問題点が解決されていないこと、そしてその根本にあるものを考える

昨日開催された日本レコード大賞、SEKAI NO OWARI「Habit」が大賞を、田中あいみさんが最優秀新人賞をそれぞれ受賞しました。 第64回 栄えある #レコード大賞を獲得した「Habit」#SEKAINOOWARI のみなさんからお写真が届きました本当におめでとうございます…

年間ストリーミングヒット紹介番組への違和感と、ビルボードジャパンの歴代ストリーミング総再生回数ランキングについて

新しいコンセプトの音楽番組として12月28日に放送された『発表!今年イチバン聴いた歌』(日本テレビ)。チェックして感じたのは、コンセプトへの疑問でした。 「今年イチバン聴かれた歌」を発表するこの番組では、Apple Musicの2022年トップソング100が発表さ…