10月20日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)にJO1が出演します。放送1週間前にその旨がアナウンスされたのみならず、昨日には彼らがメドレー、そしてカバー曲も披露することが発表されました。
【出演者・楽曲 HPにて解禁👀】
— music station (@Mst_com) 2023年10月13日
次回の #Mステ は
来週10/20(金)よる8時から2時間SP😎😎
初登場JO1が最新曲🕺
ano「ちゅ、多様性。」&最新曲😘
映画『キリエのうた』からアイナ・ジ・エンド、村上虹郎、粗品が登場!広瀬すず応援コメントも🎥📣https://t.co/ZUXk9wD9cn
【JO1披露曲 追加決定🔥】
— music station (@Mst_com) 2023年10月17日
今週のMステは
10月20日(金)よる8時から2時間SP😎😎#JO1 が初登場✨
最新曲「Venus」に加え、
話題曲「SuperCali」「Trigger」含むSPメドレー🕺
さらに米津玄師の「Lemon」をSPカバー🍋🎤
お楽しみに💨💨💨
この流れは『ミュージックステーション』側がきちんと自省の上で改善した、その表れと考えます。
『ミュージックステーション』の変化については、先月BE:FIRSTが初登場した際にこのブログで紹介しました。
複数曲の披露は2時間スペシャルゆえとも考えられますが、番組側がこれまで出演に至らせなかったことへの反省も背景にあると捉えています。一方、上記エントリーで記したBE:FIRST出演決定のタイミング(9月の旧ジャニーズ事務所による会見が出演のきっかけではないということ)を踏まえれば、番組側が男性アイドル/ダンスボーカルグループを別け隔てなく出演させる方向に夏以降変わってきたと捉えていいでしょう。
【ビルボード】JO1『EQUINOX』2冠で総合アルバム首位獲得 RIIZE/TREASUREが続く https://t.co/DDhKzlBDoF
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年9月27日
JO1は男性アイドル/ダンスボーカルグループの中でもフィジカルセールスが強く、シングルのみならずアルバムにおいても最新作『EQUINOX』が9月27日公開分ビルボードジャパンアルバムチャートで初登場にて首位を獲得。ダウンロード指標も制し、構成指標いずれも首位といういわば完全制覇を果たしています。今回最初に番組で披露することがアナウンスされた「Venus」は、このアルバムのリード曲となります。
またメドレーで披露する「SuperCali」は昨年10月19日公開分のビルボードジャパンソングチャートで2位を記録。最高位到達は米津玄師「KICK BACK」およびOfficial髭男dism「Subtitle」という特大ヒット2曲の初登場に挟まれた週でしたが、同曲を収録したシングル(全体のタイトル『MIDNIGHT SUN』)は初週フィジカルセールスが60万枚を突破しています。
JO1はBE:FIRST共々、昨年の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)に初出場を果たしており、旧ジャニーズ事務所所属歌手を除く男性アイドル/ダンスボーカルグループの中でも特に人気といえます。フィジカルセールスが特に強いJO1、「Bye-Good-Bye」がストリーミング1億回再生を突破したBE:FIRSTがきちんと『ミュージックステーション』に出演を果たしたことで、番組の姿勢は変わったと断言していいかもしれません。
今後の注目点は、JO1の弟分であるINI、そして「CITRUS」が既に1年前にはストリーミング3億回を超えたDa-iCEが出演に至るかにあります。INIは先週リリースされたフィジカルシングルのリード曲「HANA_花」が本日発表予定のビルボードジャパンソングチャートでトップ5入りを狙える状況にあり、フィジカルセールスは45万枚を突破。またDa-iCEは秋クールのドラマ主題歌を担当しており、出演は間違いないといえるでしょう。
おそらく『ミュージックステーション』は今年も年末恒例の”ウルトラスーパーライブ”を放送すると思われます。旧ジャニーズ事務所所属歌手の出演については、BE:FIRST初出演時のSexy Zoneの対応(下記ポストのようなその後のやり取りを含む)、また両歌手のコアファン同士の番組後の交流も踏まえればプレイヤー同士が切磋琢磨することは必要であり、出演自体は自然と考えます。
皆さんおはようございます☕️松島です。
— 松島聡 コ。展 (@KO_exhibition) 2023年10月8日
アートは人を繋ぐ最強のツールですね。この日LEOくんがくれた温かい言葉の数々で一歩前進できました。礼節あるお人柄の良さと王のように周りから信頼や尊敬をされる人間性の高さが大好きです。ありがと。#コ_展#KO_TEN#SexyZone#松島聡#上村礼王#BEFIRST pic.twitter.com/KgaJbvwKQc
『ミュージックステーション』においてはこれまで出演して差し支えないほどの人気を得ながら出演に至れなかった(至らせなかった)旧ジャニーズ以外の男性アイドル/ダンスボーカルグループをきちんと出演させ、しがらみのない番組づくりに徹し、その上でスーパーライブに別け隔てなく出演させることを願います。その自省がメディアを含むエンタテインメント業界全体の健全化につながることは間違いないはずです。
最後に。BE:FIRST出演時には旧ジャニーズ事務所所属歌手の出演がSexy Zoneのみだったことについて、旧ジャニーズ側の勢いの減退と指摘する記事を見たと記憶しています。しかし旧ジャニーズにおいては(フィジカルリリースのないジュニアは別として)基本的にはフィジカルリリースの有無に準じて『ミュージックステーション』の出演が決まっているものと捉えています(ちなみに前回9月8日放送分ではSnow Manが出演)。
下記表を踏まえればなにわ男子の出演がないことに違和感がないわけではないものの(ただし彼らは9月8日に北海道でコンサートを開催しています)、BE:FIRST出演回でSexy Zone以外に旧ジャニーズの出演がなかったのは自然といえるでしょう。