イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

(訂正あり) 【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が連覇、そして次週は大きく動く?

(※追記(9月28日):弊ブログにてこれまで、「Industry Baby」の表記をリル・ナズ・X feat. ジャック・ハーロウと表記しておりましたが、正しくはリル・ナズ・X & ジャック・ハーロウでした。訂正してお詫びいたします。) 毎週火曜は、最新米ビルボードおよび…

【ビルボードコラム】ソングスチャート構成指標のひとつ、ラジオとは何か

月曜は不定期で、日米グローバルのビルボードチャートに関するコラムを書いていこうと考えています。第一回目となる今回は、ラジオ指標を取り上げます。 ビルボードジャパンソングスチャートは現在、8つの指標で構成されています。最も新しく導入されたのは…

ヒゲダン祭りが『Editorial』のさらなる上昇につながるか? アルバムの動向を追いかける

昨日開催されたOfficial髭男dismのオンラインでのフリーライブ、わずか4曲のステージながら圧巻の一言に尽きました。 【ライブレポート】Official髭男dismがオンラインライブ開催、東京オペラシティから「アポトーシス」含む4曲届けるhttps://t.co/ZzJHUeoYX…

米ビルボードによるBTSインタビューの問題を踏まえ、チャートやメディアのあり方、そしてBTSのチャートアクションを考える

一昨日に米ビルボードが公開したBTSへのインタビュー記事が波紋を広げています。

Spotifyにおける"50位の壁"、ビルボードジャパンソングスチャートへの反映具合を確認する

月曜のブログエントリーに沢山の反響をいただきました。心より感謝申し上げます。 Spotify急落についての疑問を提示した後に様々なご指摘をいただいたことで、急落さらには急浮上において50位の壁が大きいこと、それが急落においては自然なリカレントルール…

【ビルボード最新動向】JO1、BE:FIRSTがワンツーフィニッシュ…さらなる飛躍に向けての課題とは

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 8月16~22日を集計期間とする8月25日公開(8月30日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、JO1「REAL」が首位を獲得しました。ま…

(訂正あり) ポッドキャスト一部変更のお知らせ…Spotifyに実装された音楽追加機能を使ってみます

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) 毎週水曜夜に、ポッドキ…

(追記・訂正あり)【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が米&グローバル連覇達成

(※追記(8月24日):米ビルボードのホームページにおいて、デュア・リパ「Levitating」からダベイビーの名前が外れていることを確認し、「Levitating」の表記を訂正しました。) (※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ fe…

(追記・訂正あり) ワンオク、NiziU、あいみょん、DISH//…Spotifyで相次ぐ再生回数急落、その理由が判明

(※追記(8月23日):今回のブログエントリーについて様々なご指摘をいただき、それにより急落の理由が判明したと捉えています。つきましては、いただいたご指摘をもとに、その理由を記載します。また表題を『ワンオク、NiziU、あいみょん、DISH//…Spotifyで相…

『ミュージックステーション』”鬼リピソングランキング”でトップ3を独占したBTSの凄さを振り返る

一昨日放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日)のスペシャル。ここで紹介された企画は実に興味深い内容だったと感じています。 8月20日よる6時30分からは「#ミュージックステーション SUMMER FES」番組内で放送される「1億再生超え連発!令和の最…

ロード、yama、平井大、スピッツ…アルバムや曲がCDとして手に入らない/入りにくいという状況を考える

ロードが昨日、アルバム『Solar Power』をリリースしました。しかしこの作品はCD化されていません。そして彼女の信念を踏まえれば、CD化はあり得ないでしょう。 全12曲で構成されている本作に加え、環境に配慮したCDの入っていないミュージック・ボックスお…

「HELLO HELLO」「夏のハイドレンジア」「マスカラ」…ジャニーズ曲はデジタル効果でより強くなるのでは

ビルボードジャパンソングスチャートにおいては、フィジカルセールスに強い一方でデジタルが強くない曲の大半はフィジカル関連指標の加算2週目にポイントが急落し、順位も大きく後退します。ダウンロードやサブスク未解禁の作品は尚の事ですが、最新チャート…

【ビルボード最新動向】SixTONES「マスカラ」が今年度下半期以降で最高ポイントを獲得…その要因を捉える

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 8月9~15日を集計期間とする8月18日公開(8月23日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、SixTONES「マスカラ」が首位を獲得しま…

(訂正あり) チャートポリシー変更(チャート集計制度の改定)は音楽業界への提案である…日米ビルボードの変更経緯から考える

(※訂正(12時00分):ビルボードジャパンの記事が修正され、レンタルの表記が削除された内容で再度アップされました。それに伴い、当該記事の新たなリンク先を掲載し、ブログエントリーを一部訂正しました。) あらためて、ビルボードジャパンのこちらの記事に…

(訂正あり)【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイが米&グローバル制覇、ザ・ウイークエンド「Blinding Lights」が新記録樹立

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) (※追記(9月28日):弊ブロ…

オーディション企画THE FIRSTから誕生したBE:FIRSTが「Shining One」を解禁…課題曲の動向から拡充すべき指標が見えてくる

来週水曜に発表される8月25日公開(8月30日付)ビルボードジャパンソングスチャート。本日解禁されたBE:FIRST「Shining One」の動向に注目です。 上記ミュージックビデオは本日20時にプレミア公開。月曜解禁はビルボードジャパンソングスチャートの集計開始日…

(訂正あり) 東京オリンピック終了、そしてお盆の時期突入にもかかわらずSpotify再生回数がダウンに転じた件について

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) 日本におけるSpotifyのデ…

Kis-My-Ft2、超特急…LINE MUSIC再生回数キャンペーンや限定解禁というサブスクへの姿勢を思う

最新8月11日公開(8月16日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは超特急「CARNAVAL」が100位圏外へ急落。18→14位と推移したこの曲が姿を消しました。

(訂正あり) 全米制覇のザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が日本でもヒットの兆し…その理由とは

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) 最新8月11日公開(8月16日…

(訂正あり) 【ビルボード最新動向】オリンピックが引き続き音楽チャートに大きく影響…ポイント等の推移を確認する

(※訂正(8月18日12時08分):ビルボードジャパンの記事に訂正が入りました。つきましては訂正された記事のリンクを掲載し、ブログエントリーにおいても一部訂正を行いました。 ) 毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します…

【マイベスト】2021年7月の私的トップ10ソングス、選びました

昨年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2021年7月分です。前の月にリリースされた曲を中心に、しかしその縛りは出来る限り緩くした上で選んでみました。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェックし…

(訂正あり)【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイ、18歳目前で初の米ビルボードソングスチャート制覇

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) (※追記(9月28日):弊ブロ…

"結果で捻じ伏せろ"…好調な「CITRUS」そして新曲「Kartell」でDa-iCEは今の逆境を変えられるか

Da-iCE「CITRUS」、ますます好調です。 「CITRUS」は8月4日公開(8月9日付)ビルボードジャパンソングスチャートで同曲の最高位および最高ポイントを更新。接触/所有指標の可処分時間がオリンピックに移行する中でポイントを伸ばした数少ない曲となりました。 …

アリーヤをはじめとするブラックグラウンドのサブスク解禁が遂に…その経緯と動向を注視すべき

以前ラジオ番組に出演の機会をいただいた際、ノーマニ feat. カーディ・B「Wild Side」を紹介しました。 「Wild Side」についてはアリーヤ「One In A Million」を敷いているだろうもののサンプリングかは不明と紹介し、上記ブログエントリーでも記載しました…

Sexy Zone「夏のハイドレンジア」、リリックビデオのフルバージョンでの公開に注目する

Sexy Zoneが今週リリースした「夏のハイドレンジア」、フィジカルセールスが好調です。いわゆるフラゲ日、そして発売日の2日間の売上は前作を大幅に上回っています。 今週のCDシングル売上レポートから2021年8月2日~8月4日の集計が明らかとなり、Sexy Zone…

嵐「カイト」がトップ50復帰…獲得ポイントの大半を占めるデジタルの整備、解禁こそ重要である

最新8月4日公開(8月9日付)ビルボードジャパンソングスチャートにおいて、フィジカル関連指標初加算に伴いジャニーズWEST「でっかい愛」が制したことは昨日お伝えしました。 一方で「でっかい愛」とダブルAサイドの位置付けである「喜努愛楽」は、最新ソング…

【ビルボード最新動向】オリンピックが音楽チャートにもたらした逆境…その中でポイントを伸ばす4曲とは

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 7月26日~8月1日を集計期間とする8月4日公開(8月9日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、ジャニーズWEST「でっかい愛」が首位…

King & Prince「Namae Oshiete」を手掛けたベイビーフェイスを知るためのプレイリスト

前週発表された7月28日付ビルボードジャパンソングスチャート。61位にKing & Prince「Namae Oshiete」がエントリーしています。 同週のビルボードジャパンアルバムチャートを制した『Re:Sense』からのリード曲は、あのベイビーフェイスが手掛けています。動…

(訂正あり)【海外ビルボード】BTS「Butter」、米チャートで今年度単独最長となる9週目の首位を獲得

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) (※追記(9月28日):弊ブロ…

ストリーミング等接触指標がオリンピックの影響を強く受ける中、勢いを示す曲の動向を確認する

音楽の接触環境に、オリンピックが大きく影響しています。 前週この傾向を記したのですが、状況がますます目立つようになったことから改めて紹介します。