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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

(訂正あり)【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイが米&グローバル制覇、ザ・ウイークエンド「Blinding Lights」が新記録樹立

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。)

(※追記(9月28日):弊ブログにてこれまで、「Industry Baby」の表記をリル・ナズ・X feat. ジャック・ハーロウと表記しておりましたが、正しくはリル・ナズ・X & ジャック・ハーロウでした。訂正してお詫びいたします。)

 

 

 

毎週火曜は、最新米ビルボードおよびグローバルチャートの速報をお伝えします。

現地時間の8月16日月曜に発表された最新8月21日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。前週初の首位に輝いたザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が連覇を達成しました。

ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」はストリーミングが前週比3%アップの3180万(同指標1位)、ダウンロードが同12%ダウンの12700(同指標6位)、ラジオが同26%アップの4050万(同指標10位)を獲得。ラジオ指標のトップ10入りはザ・キッド・ラロイにとっては「Without You」が5月に5位を獲得して以来2曲目、ジャスティン・ビーバーにとっては19曲目となります。

オリヴィア・ロドリゴ「Good 4 U」がラジオ指標初の首位に(前週比2%アップの7740万を獲得)。オリヴィア・ロドリゴにとっては「Drivers License」が3月から4月にかけて5週間首位を獲得して以来2曲目となります。

この結果「Good 4 U」は今週、通算11週目となる2位に。ホイットニー・ヒューストン「Exhale (Shoop Shoop)」(1995)に並び2位在籍最長記録タイとなりました。「Exhale (Shoop Shoop)」も「Good 4 U」も初登場で1位を獲得しながら、「Good 4 U」はBTS「Butter」「Permission To Dance」および先述の「Stay」の、「Exhale (Shoop Shoop)」はマライア・キャリーボーイズIIメン「One Sweet Day」の後塵を拝した形です。

なお2位在籍記録では、ビリー・アイリッシュ「Bad Guy」(2019)、ブルーノ・マーズ「That's What I Like」(2017)、ミッシー・エリオット「Work It」(2002)、シルク「Freak Me」(1993)、フォリナー「Waiting For A Girl Like You」(1981)の5曲が通算10週で並んでおり、「Work It」および「Waiting For A Girl Like You」以外は首位を獲得しています。

ラジオ指標トップの座をオリヴィア・ロドリゴ「Good 4 U」に明け渡したデュア・リパ feat. ダベイビー「Levitating」は総合でも2ランクダウンし5位に。この曲はトップ10入りが32週目となり、史上6位タイとなる最長エントリーを果たしています。

その32週目には「Levitating」のほか、トラヴィス・スコット「Sicko Mode」(2018)、ザ・チェインスモーカーズ feat. ホールジー「Closer」(2016)、リアン・ライムス「How Do I Live」(1997)も該当しますが、32週以上トップ10に在籍する9曲のうち週間チャートを制していないのは「How Do I Live」そして「Levitating」のみとなります。

 

トップ10入り最長エントリーを誇るのがザ・ウイークエンド「Blinding Lights」。2位に18週もの差をつけ、57週間トップ10入りを果たしています。そしてこの「Blinding Lights」が今週18位に入り、イマジン・ドラゴンズ「Radioactive」(在籍期間 2012-2014)を抜き、ソングスチャート(Hot 100)において単独での最長在籍記録を達成しました。 

「Blinding Lights」はトップ20内に79週、トップ40内に84週ランクインし、これらについても史上最長記録を更新中。そしてザ・ウイークエンドは最新チャートに新曲「Take My Breath」を送り込んでいます。

ザ・ウイークエンド「Take My Breath」は6位に初登場。ストリーミングは1930万(同指標4位)、ダウンロードは18000(同指標4位)、そしてラジオは3070万(同指標25位)を獲得しています。「Take My Breath」はザ・ウイークエンドにとって13曲目となるトップ10入りとなりました。

「Take My Breath」においては発売週にオリジナルバージョンやエクステンデッドバージョン、およびインストゥルメンタル版を69セント(0.69ドル)にて安価販売。またオリジナルバージョンが収録されたCDシングルを1.99ドルで販売し、ダウンロード指標強化策を採っています。

さらに、ザ・ウイークエンドの公式YouTubeチャンネルでは6つの動画を用意。ミュージックビデオ、リリックビデオ、公式オーディオ、インストゥルメンタル版やエクステンデッドバージョンに加えて上記"XO Lens"バージョン(いわゆるビハインド・ザ・シーン)を用意しています。これらがストリーミング指標4位発進の原動力になったと言えるでしょう。

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (1位) ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」

2位 (2位) オリヴィア・ロドリゴ「Good 4 U」

3位 (5位) エド・シーラン「Bad Habits」

4位 (6位) ドージャ・キャット feat. シザ「Kiss Me More」 

5位 (3位) デュア・リパ feat. ダベイビー「Levitating」

6位 (初登場) ザ・ウイークエンド「Take My Breath」

7位 (4位) BTS「Butter」

8位 (7位) リル・ナズ・X & ジャック・ハーロウ「Industry Baby」

9位 (8位) リル・ナズ・X「Montero (Call Me By Your Name)」

10位 (9位) オリヴィア・ロドリゴDeja Vu

ダウンロード指標トップはBTS「Butter」(総合7位)で、前週比20%ダウンの62900を獲得しています。

 

 

昨年秋に新設されたグローバルチャート速報。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。8月21日付ではGlobal 200、Global Excl. U.S.共にザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が制覇。Global 200は通算3週目、Global Excl. U.S.においては初の頂点に輝いています。

「Stay」はGlobal 200にてストリーミングが前週比23%アップの1億850万、ダウンロードが同2%ダウンの21000を、Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.ではストリーミングが前週比34%アップの7840万、ダウンロードが同18%アップの8500を記録。Global Excl. U.S.ではザ・キッド・ラロイにとって初の、ジャスティン・ビーバーはダニエル・シーザー & ギヴィオンを招いた「Peaches」に次ぐ2曲目の首位となります。

またザ・ウイークエンド「Take My Breath」がGlobal 200で5位、Global Excl. U.S.では7位に初登場。Global 200ではストリーミング5250万およびダウンロード23000、Global Excl. U.S.ではストリーミング3430万およびダウンロード9200を獲得。Global 200では4曲目のトップ5入り、Global Excl. U.S.では4曲目のトップ10入りとなりました。