イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

(訂正あり) ポッドキャスト一部変更のお知らせ…Spotifyに実装された音楽追加機能を使ってみます

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。)

 

 

 

毎週水曜夜に、ポッドキャストBillboard Top Hits】をアップしています。その日に発表されたビルボードジャパン、そして米ビルボードやグローバルのソングスチャートについて、トップ10を中心に解説しています。

こちらが前週分。上記Spotifyのほか、GoogleポッドキャストApple Podcast、stand.fm等でも同じ内容が配信されています。そして前週の内容において、日曜日に試験的にもう一本投入しました。それがこちら。

前週米ビルボードおよびふたつのグローバルチャートを制したザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」を挿入しています。これを可能にしたのが【Spotify Music + Talk】という機能であり、先週半ばに実装されたSpotifyの新たなサービスなのです。

Spotifyが買収したポッドキャスト配信プラットフォームのAnchorを用いて作成し、Spotifyへアップが可能。パソコン(Webブラウザ)でもスマートフォン(アプリ)でも制作できます。上記リンク先にはその制作方法が掲載されています。

製作側はSpotifyで聴くことのできる曲を自由に使えます*1。一方で曲はフルバージョンでの使用に限られるため、たとえばイントロ乗せや曲送り*2はできません。またBGMとして用いることもできません。それでもこの新機能により、ラジオ感のより強い番組制作が可能になったのは間違いありません。

 

個人的には、これはラジオ番組にとってピンチであり、一方でチャンスでもあると感じています。

昨日radikoが発表したラジオに関するアンケート結果では、音楽番組の人気の低さが表れていると感じています。ラジオ以外のメディアがラジオを特集する機会は増えましたが、お笑い芸人の番組や歌手がDJを務めつつもお笑い要素が低くない番組が多い一方、音楽番組は脇役という印象があります。

その傾向がここ数年目立つことから、ラジオ番組における音楽番組の需要は尚の事低くなるかもしれません。サブスクの興隆で音楽聴取がそちらに逃げられたという内部の意識もありそうです。そしてその意識が強いほど音楽(番組)を大切に扱わなくなり、リスナーが良質なポッドキャストに流れていく可能性はあります。【Spotify Music+Talk】が実装されたならば尚の事でしょう。

一方で、素晴らしいポッドキャスト番組の作り手を引き抜くことも可能ではないでしょうか。radikoで日本全国どこからでも聴取できること、Spotify未解禁の音源を使えることはメリットです。ポッドキャストで評判を集めた方を引き抜けば、そのリスナーもまた呼び込み可能。加えて音楽番組が作りたいスタッフやDJをいい意味で刺激、発奮させる効果もありそうです。ラジオ局や番組サイドの意識が問われるかもしれません。

 

 

冒頭で紹介した自分のポッドキャストBillboard Top Hits】では、前週公開分のMusic+Talk版において単に音楽を挿入するにとどめた試用版を作成していました。今週以降、より凝った放送を作っていけたならと考えています。

*1:ただし、曲をフルで聴くことができるのはPremiumプランのユーザーに限られ、無料プランの加入者は頭の30秒のみ聴取可能です。

*2:曲の途中で音量を下げ、"○○「●●」をお送りしています"等と伝えること。