ミーガン・ザ・スタリオン feat. 千葉雄喜「Mamushi」のミュージックビデオが日本時間の本日未明に公開されました。ケヴィン・"オンダ"・レイヴァ監督による作品で、PUSH Japanが制作を手掛けています。
MAMUSHI VIDEO OUT EVERYWHERE ⭐️🐍 https://t.co/3VySjn9MDF pic.twitter.com/gmMN1SMRBb
— TINA SNOW (@theestallion) 2024年8月9日
日本を舞台にしたミュージックビデオには俳優の笠松将さんも出演。米ビルボードの記事では、笠松将さんがドラマ『TOKYO VICE』(HBO/Max/WOWOW 2022および2024)に出演していること、またこのミュージックビデオが映画『ラッシュアワー2』(2001)にインスパイアされていることが紹介されています。
さらにVarietyの記事では、笠松将さんが『ガンニバル』(Disney+ 2022)にも出演していること、ロケ地が神奈川県の鶴巻温泉元湯陣屋および円覚寺であることも記載されています。
「Mamushi」のミュージックビデオは当初、日本時間の昨夜遅くに公開されるとみられていました。
Heaven on 🌎⭐️ MEET ME TOMORROW @ 10 AM EST pic.twitter.com/3nRczAK4zV
— TINA SNOW (@theestallion) 2024年8月8日
サマータイム制を採用するアメリカ(東部標準時)と日本の時差を踏まえれば、ミュージックビデオの公開は金曜23時の予定でした。実際はそこから数時間遅れて公開されていますが、この設定時間は日本の音楽ファンへの配慮ではないかと感じています。
またミュージックビデオ公開の数日前には、ライブでの共演映像がミーガン・ザ・スタリオンの公式YouTubeチャンネルに登場。この立て続けの公開を踏まえれば、アルバム『Megan』からの最新シングルが「Mamushi」に設定されたと捉えていいでしょう。
(なお音楽ナタリーではミーガン・ジー・スタリオンと記載され、またミーガンではなくメーガンと記すメディア等もあります。このブログでは"ミーガン・ザ・スタリオン"と表記しています。)
ならば、「Mamushi」が米ビルボードによる米やグローバルのソングチャートにおいてどこまで上昇するか、今後ますます注目すべきと考えます。
ミーガン・ザ・スタリオンはカマラ・ハリス民主党大統領候補の集会にて「Mamushi」を披露していますが、最新8月10日付(集計期間:7月26日~8月1日)では各種チャートでダウン。前週8月3日付にて記録した最高位(米で36位、Global 200で29位、およびGlobal Excl. U.S.(Global 200から米の分を除く)で59位であることがMegan Thee Stallion | Biography, Music & News | Billboardより確認可能)を今後上回るか、気になります。
また「Mamushi」が日本でヒットするかも注視する必要があると考えます。
・Billboard Hot 100 - チャートインした日本人アーティスト - Wikipediaより。最高位の高い順に並び替えています。
「Mamushi」は客演参加ながら米ビルボードソングチャートでトップ40入りを果たした数少ない日本人歌手の作品なのですが、一方でこの曲の米やグローバルでのチャートヒットが日本で今もほぼ報じられていないということを、Yahoo! JAPANにて"千葉雄喜"とニュース検索する度に感じています(検索結果はこちら)。
仮に「Mamushi」が日本でも火が付けば、報じるメディアが増えるかもしれません。その点においてミュージックビデオの舞台が日本であること、日本でもヒットした『ラッシュアワー2』からインスパイアされていること(ちなみにこの映画のサウンドトラックには宇多田ヒカル feat. フォクシー・ブラウン「Blow My Whistle」が収録)、そして笠松将さんが出演していることが影響を及ぼす可能性があり、状況の変化を期待します。
なお、「Mamushi」に注目する理由については以前のエントリーでも記していますので、そちらもご参照ください。