イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ストリーミング

Tani Yuuki「W/X/Y」、TikTokのバズを自ら積極的に採り入れヒットのフェーズへ突入

昨年末、音楽ナタリーが企画したビルボードジャパン年間ソングスチャートについての座談会に参加させていただきました。その際、2021年度の年間ソングスチャートの上位曲は年度初頭からヒットしているという話題が出ています。 柴那典さん:「ドライフラワー…

【ビルボードコラム】チャートの変革が社会的ヒットを可視化…マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」

月曜は不定期で、日米およびグローバルのビルボードチャートに関するコラムを書いています。これまではソングスチャートにおける各指標の解説、日米ビルボードに対するチャートポリシー変更希望、ビルボードジャパンの知名度向上案やグローバルチャートにJ-P…

Spotifyデイリー首位曲、再生回数の大台割れが気掛かり…定額制音楽配信サービスの成長が鈍化?

10月1日金曜の日本におけるSpotifyデイリーチャート、1位の再生回数が20万回を割り込みました。これは由々しき事態ではないかという思いが自分の中で生まれています。Spotifyはビルボードジャパンソングスチャートのストリーミング指標を構成するデジタルプ…

ロード、yama、平井大、スピッツ…アルバムや曲がCDとして手に入らない/入りにくいという状況を考える

ロードが昨日、アルバム『Solar Power』をリリースしました。しかしこの作品はCD化されていません。そして彼女の信念を踏まえれば、CD化はあり得ないでしょう。 全12曲で構成されている本作に加え、環境に配慮したCDの入っていないミュージック・ボックスお…

優里「シャッター」がヒットの兆し...歌手としての勢いの凄まじさを検証する

最新7月21日公開(7月26日付)ビルボードジャパンソングスチャートにおいて、登場2週目の優里「シャッター」が上昇しています。

YOASOBIに「Cry Baby」、「napori」そして「ツキミソウ」...以前紹介した作品の最新動向をチェック

7月3日の音楽特番で注目を集めたOfficial髭男dism「Cry Baby」、7月4日の配信ライブが多くの方に視聴されたYOASOBI。最新7月14日公開(7月19日付)ビルボードジャパンソングスチャートにおいて共に、その勢いが反映されました。作品および歌手の動向は以前から…

【ビルボード最新動向】米津玄師と宇多田ヒカル、ラルクの差とは? ストリーミングの重要性を考える

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。 5月31日~6月6日を集計期間とする6月9日公開(6月14日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。BTS「Butter」が連覇を達成しました。 【ビルボード】BTS「Butter」、…

ビルボードジャパン、Amazon Music Primeのデータ提供開始で信用度がますます高まる

さらなる前進です。 Amazon Musicがプライム会員向けの音楽ストリーミングのデータをBillboard JAPANに提供開始 https://t.co/kTp0agSVrG pic.twitter.com/9qx8o1Zxx8 — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2021年5月28日

KAT-TUN「Roar」、ジャニーズ事務所所属歌手初となるシングル表題曲の"(ほぼ)完全なデジタル解禁"作品に

遂に、です。 ⚡️⚡️⚡️初解禁⚡️⚡️⚡️3月10日(水)発売KAT-TUN NEWシングル「Roar」各音楽配信サービスでのダウンロード/ストリーミング配信が決定しました!詳細はこちらをチェックhttps://t.co/KWDqm5kUUKいよいよ3月ですね!盛り上がっていきましょう‍☠️#KATT…

Reol「第六感」、LINE関連のキャンペーン対象曲が安定したチャートアクションをみせる理由は

最新9月14日付ビルボードジャパンソングスチャートを紹介した昨日、BTS「Dynamite」のサブスク再生回数の急落の要因がLINE MUSIC独自のキャンペーンにあると記載しました。 8月に入ってからLINE MUSIC独自の"沢山聴いた方が当選もしくはその条件に該当する"…

9月14日付ビルボードジャパンソングスチャート、BTS「Dynamite」のストリーミングが急落した理由を探る

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点を紹介します。 8月31日~9月6日を集計期間とする9月14日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)は、STU48「思い出せる恋をしよう」がシングルCDセールスを武器に首位を獲得しまし…

最新のストリーミングソングスチャートにみる、サブスク人気曲の3つの特徴

最新3月16日付ビルボードジャパンソングスチャート。前週首位を獲得したHey! Say! JUMP「I am」が54位へ急落したことについて、昨日私見を掲載しました。 サブスクの再生回数を基とするストリーミング指標がこの1、2年で盛り上がっていることにより全体のポ…

Hey! Say! JUMP「I am」急落はストリーミングの興隆が一因? 行うべき対策は何か

昨日紹介した最新3月16日付ビルボードジャパンソングスチャートでも触れましたが、前週首位を獲得したHey! Say! JUMP「I am」は54位に急落してしまいました。今回、このことが強く気になっています。 2018年度以降、ジャニーズ事務所所属歌手の動向を追いか…

King Gnu「白日」のストリーミングチャート連覇に待ったをかけるか? Official髭男dism、「I LOVE…」リリースを機に「Pretender」が勢いを増す

最新2月3日付ビルボードジャパンソングスチャートはSixTONESとSnow Manの対決が大きく注目を集めたものと思われます。実際に弊ブログでも記載しました。 実はこの週における、King Gnu「白日」(総合4位)とOfficial髭男dism「Pretender」(同5位)の対決も興味…

ストリーミングを制するものがチャートを制す? 日本的な売れ方は真のヒットと言えるか?…10月14日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

通常は木曜に紹介する、水曜に発表された最新10月14日付ビルボードジャパンソングスチャート。昨日はサブスクリプションサービス解禁案件を優先して取り上げた関係で、今日あらためてソングスチャートの注目点を紹介します。 ・坂道グループとAKBグループの…

同日朝のテレビ番組で取り上げられたNovelbrightとみゆなの明暗を分けたキャッチコピー問題

先日Real Soundに寄稿したこちらの記事について。 偶然にも、この公開日が『めざましテレビ』(フジテレビ 月-金曜5時25分)でNovelbrightが取り上げられた直後だったこともあり、多くの方にシェアされた模様です。感謝申し上げます。 さて、Novelbrightについ…

流行をキャッチする力はストリーミングとラジオで大きく乖離する…アメリカと日本の場合を考える

前週、メイベル「Don't Call Me Up」のビルボードジャパンソングスチャートにおけるチャートアクションを元に、ラジオエアプレイにおける"守りの姿勢"を厳しく指摘しました。 この掲載の後、下記のエントリーが今年2月に掲載されていたことを知ったのですが…

星野源が遂にストリーミング解禁…デジタル解禁は待ったなしの状態に

遂に。 【全楽曲ストリーミング配信開始】1st アルバム『ばかのうた』から最新アルバム『POP VIRUS』までの、星野源の全シングルとアルバムのストリーミング配信を開始しました。https://t.co/EI8neiXCGD pic.twitter.com/LCBaPNYUpK — 星野源 Gen Hoshino (…

最新7月22日付ビルボードジャパンソングスチャートで、”ストリーミングの人気曲は総合チャートでも人気”が証明される

7月8~14日を集計期間とする、7月22日付のビルボードジャパン各チャートが昨日発表され、ソングスチャートはKis-My-Ft2「HANDS UP」が制しました。 【ビルボード】200,885枚を売り上げKis-My-Ft2「HANDS UP」が3冠で総合首位獲得 ヒゲダン「宿命」総合7位に…

あいみょんがJ-WAVEチャートで新記録達成、その原動力はストリーミングにあり?

先週リリースされたあいみょんさんのセカンドフルアルバム、『瞬間的シックスセンス』の絶賛評をよく耳にします。このアルバムからの収録曲が大挙ランクイン、日本を代表するラジオ局のチャートで新記録が生まれました。 9位は、あいみょん「ら、のはなし」N…