イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

宇多田ヒカル「First Love」テレビパフォーマンス映像がYouTube公開...あらためてこの流れを考える

宇多田ヒカルさんが『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)4月8日放送回で披露した「First Love」の映像が本日YouTubeに公開されました。期間限定ながら、宇多田ヒカルさんの公式YouTubeチャンネルにて発信されていることがポイントです。

(上記ポスト内リンク先の記事にて動画が確認可能。期間限定という観点から、このページでは動画での掲載を控えます。リンク先はこちら。)

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【海外ビルボード】米・グローバル共に首位曲が交代、ホージアおよびアルテマスが初の首位に

現地時間の4月22日月曜に発表された、最新4月27日付米ビルボードソングチャート(集計期間:4月12~18日)。初登場から3連覇を達成していたフューチャー、メトロ・ブーミン & ケンドリック・ラマー「Like That」は2位へ後退、ホージア「Too Sweet」がキャリア初となる首位を獲得しました。

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"CDデビュー" "プレデビュー"について考える...Stationhead『imaoto on the Radio』振り返り

4月から毎週日曜17時にお送りしているStationheadの配信番組、『imaoto on the Radio』、昨日は第3回をお送りしました。お聴きくださった皆さんに感謝申し上げます。アーカイブおよび選曲リストはこちら。

最新曲、音楽チャート上位曲や色褪せることのない名曲等、"好い曲推し"をテーマにお届けする1時間の配信番組では、この1週間にリリースされた作品を軸に関連曲をお届けするプレイリスト企画も用意しています。今回は、ここ最近耳にする機会が増えた"CDデビュー"という言葉に基づき、"プレデビュー"時にリリースされた曲をお届けしました。

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ビルボードジャパンの合算基準への違和感を踏まえ、チャートポリシーのグローバル化を再提案する

ビルボードジャパンソングチャート、4月10日公開分の段階で気になっていたことがあります。

(上記は2024年4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおける、宇多田ヒカル「Automatic」のCHART insight。)

1998年リリースの宇多田ヒカル「Automatic」は4月10日にリリースされたデビューシングルで、キャリア初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』では"2004 Mix"として収録。先行配信されたことでラジオ指標にて火がつき、同指標2週連続トップ10入り、そして総合ソングチャートでも100位以内をキープしています。しかしこの曲名に引っかかりを覚えるのです。

元来「Automatic」は頭文字が大文字で表記されるのが正解ですが、ビルボードジャパンではすべて小文字表記となっています。今回はこの問題をきっかけとして考えたことをまとめます。

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ILLIT「Magnetic」、日本および世界のチャート施策における絶妙なタイミングについて

最新4月17日公開分ビルボードジャパンソングチャートではCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が12連覇を達成した一方でポイントがダウンしていることについては、一昨日のエントリーで紹介しました。

そして次週、4月24日公開分においては「Bling-Bang-Bang-Born」にILLIT「Magnetic」が迫るものと予想されます。

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TOBEおよびSTARTO ENTERTAINMENTによる2つのチャリティーソング、初週のチャート動向を分析する

今週も大きな地震が発生し、異様な状況が続いています。

特に大きかったのは能登半島地震ですが、エンタテインメント業界において支援の動きがみられます。その一環が、先月から今月にかけて登場したふたつのチャリティーソングです。今回はTOBE、および旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)から発信された2曲におけるチャートアクションを紹介します。

(なおto HEROes「Be on your side」は厳密には"プロジェクトテーマソング"と謳われていますが、寄付という性質上チャリティーソングという位置付けで紹介します。)

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【ビルボードジャパン最新動向】BBBB12連覇も、この1ヶ月におけるポイント等の下落幅が気になる

最新4月17日公開分(集計期間:4月8~14日)のビルボードジャパンソングチャートでは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が12連覇を達成しています。

一方で「Bling-Bang-Bang-Born」は、ポイントの下落幅が小さくはない状況です。

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