イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

【ビルボード最新動向】JO1、BE:FIRSTがワンツーフィニッシュ…さらなる飛躍に向けての課題とは

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。

8月16~22日を集計期間とする8月25日公開(8月30日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、JO1「REAL」が首位を獲得しました。またBE:FIRSTのプレデビュー曲「Shining One」が2位に入り、オーディション企画から登場した男性ダンスヴォーカルグループがワンツーフィニッシュを達成しています。

さて、この2曲のチャート構成は大きく異なります。

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(訂正あり) ポッドキャスト一部変更のお知らせ…Spotifyに実装された音楽追加機能を使ってみます

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。)

 

 

 

毎週水曜夜に、ポッドキャストBillboard Top Hits】をアップしています。その日に発表されたビルボードジャパン、そして米ビルボードやグローバルのソングスチャートについて、トップ10を中心に解説しています。

こちらが前週分。上記Spotifyのほか、GoogleポッドキャストApple Podcast、stand.fm等でも同じ内容が配信されています。そして前週の内容において、日曜日に試験的にもう一本投入しました。それがこちら。

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(追記・訂正あり)【海外ビルボード】ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が米&グローバル連覇達成

(※追記(8月24日):米ビルボードのホームページにおいて、デュア・リパ「Levitating」からダベイビーの名前が外れていることを確認し、「Levitating」の表記を訂正しました。)

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。)

(※追記(9月28日):弊ブログにてこれまで、「Industry Baby」の表記をリル・ナズ・X feat. ジャック・ハーロウと表記しておりましたが、正しくはリル・ナズ・X & ジャック・ハーロウでした。訂正してお詫びいたします。)

 

 

 

毎週火曜は、最新米ビルボードおよびグローバルチャートの速報をお伝えします。

現地時間の8月23日月曜に発表された最新8月28日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が3連覇を達成しました。

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(追記・訂正あり) ワンオク、NiziU、あいみょん、DISH//…Spotifyで相次ぐ再生回数急落、その理由が判明

(※追記(8月23日):今回のブログエントリーについて様々なご指摘をいただき、それにより急落の理由が判明したと捉えています。つきましては、いただいたご指摘をもとに、その理由を記載します。また表題を『ワンオク、NiziU、あいみょんDISH//Spotifyで相次ぐ再生回数急落、その理由が気になる』から変更しました。)

(※追記(8月24日):追記において掲載したグラフおよび表において、清水翔太 feat. Taka「Curtain Call」の8月12日における順位を誤って記載していました。72位ではなく52位が正しい順位であり、グラフおよび表を正しいものに差し替えました。)

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。)

 

 

 

音楽チャートを追いかけていると、時折不思議な現象に出会います。そのひとつが、この夏におけるSpotify再生回数の減少。東京オリンピックや大雨被害で全体の再生回数が減少したのとは異なり、特定の曲が急落するというものです。

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『ミュージックステーション』”鬼リピソングランキング”でトップ3を独占したBTSの凄さを振り返る

一昨日放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日)のスペシャル。ここで紹介された企画は実に興味深い内容だったと感じています。

7月25日までのビルボードジャパンのデータに基づき、再生回数をリリースからの日数で割って1日あたり最も多く再生された”鬼リピ”ソングを独自にランキングした今回の企画。その結果、BTSがトップ3を独占する形となりました。

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ロード、yama、平井大、スピッツ…アルバムや曲がCDとして手に入らない/入りにくいという状況を考える

ロードが昨日、アルバム『Solar Power』をリリースしました。しかしこの作品はCD化されていません。そして彼女の信念を踏まえれば、CD化はあり得ないでしょう。

全12曲で構成されている本作に加え、環境に配慮したCDの入っていないミュージック・ボックスおよびデラックス盤のアナログ・レコードにはボーナス・トラック2曲も含まれていることが記載されている。

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「HELLO HELLO」「夏のハイドレンジア」「マスカラ」…ジャニーズ曲はデジタル効果でより強くなるのでは

ビルボードジャパンソングスチャートにおいては、フィジカルセールスに強い一方でデジタルが強くない曲の大半はフィジカル関連指標の加算2週目にポイントが急落し、順位も大きく後退します。ダウンロードやサブスク未解禁の作品は尚の事ですが、最新チャートにおいて興味深い動きが出ています。

 

 

最新8月18日公開(8月23日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、Snow Man「HELLO HELLO」のポイント前週比がプラスに転じています。

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