イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

6年ぶりにオリジナルアルバムをリリースする矢沢永吉、そのリリース元が興味深い

矢沢永吉さんが今月、ニューアルバム『I believe』をリリースします。

収録曲のうち「真実」はドラマ『最後の鑑定人』(フジテレビ)主題歌として8月25日に先行配信。9月3日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは配信日から1週間分が加算対象されることもあり、総合100位以内に登場するか注目です。なお「真実」は、ダウンロード指標の元となるDownload Songsチャートの速報値(集計期間:8月25~27日)にて6位を記録しています。

 

さて、個人的に注目したのは『I believe』のリリース元です。

前作『いつか、その日が来る日まで…』から6年ぶりとなるオリジナルアルバムは『所属事務所のズィープラスミュージックとユニバーサルミュージックが新たにパートナーシップを組み』リリース。前作は矢沢永吉さんが立ち上げたGARURU RECORDSより(ズィープラスミュージックを介して)リリースされており、『I believe』はメジャー関連のオリジナルアルバムとして『ONLY ONE』(2005)以来20年ぶりとなります。

 

そして、『I believe』からの先行曲となる「真実」はサブスクでも解禁されています。前作『いつか、その日が来る日まで…』はフィジカルリリース時にデジタルが(先行配信曲を除き)行われていなかったのですが(竹内まりや、矢沢永吉、テイラー・スウィフトそしてトゥール…四者四様のアルバム販売戦略が面白い(2019年9月14日付)参照)、今作では先行配信曲に続きアルバムも(フィジカルと共に)解禁されるとみられます。

矢沢永吉さんがサブスク解禁を行ったのは3年前(そのタイミングでYahoo! JAPANにインタビュー記事が掲載)。その後、今年は音楽フェスのCANNONBALLに出演、またMUSIC AWARDS JAPANでのパフォーマンス披露等もあり、サブスクも踏まえるにより幅広い層への認知度が高まっているといえるでしょう。

(MUSIC AWARDS JAPANにおけるパフォーマンスは上記動画内で確認可能。なお、個別のパフォーマンス映像はMUSIC AWARDS JAPANの公式YouTubeチャンネルにて用意されていません。)

 

上記リンク先ではビルボードジャパン各種チャートにおける矢沢永吉さんの記録一覧が掲載されていますが、2021年度から始まったトップアーティストチャート(ソングチャートとアルバムチャートを合算した”Artist 100”)では矢沢永吉さんの100位以内ランクインは確認できません。「真実」そして『I believe』を機に初ランクインなるか、注目しています。

 

 

最後に。GARURU RECORDSのホームページ(→こちら)をみると所属歌手が矢沢永吉さんおよび矢沢洋子さんの2組となっていますが、このレーベルにはかつて数組の歌手が所属。その中で、一十三十一さんによるCMソング「ダイヤモンドレールウェイ」についてブログで触れていたこともあり(→こちら)、このレーベルからリリースされた作品すべての解禁を今一度希望します。

(Large House SatisfactionはSpotifyにて解禁済であることを確認しています。また一十三十一さんのGARURU RECORDS関連作品はSpotify以外にて解禁されている可能性もあります。なお、当時のブログにおける文体等は現在と異なりますのでご了承ください。)