イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ラジオ番組『imaoto on the Radio』#006 放送後記 (OA楽曲一覧掲載)

ラジオ番組『imaoto on the Radio』、昨夜は6回目の放送でした。お聴きくださった皆さんに感謝申し上げます。番組の概要については上記ポスト内リンク先、および下記ブログエントリーをご参照ください。

 

今回お届けした曲はこちら。

 

今回はリミックス主体にお届けしています。

きっかけはテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」。同曲は最新11月8日付米ビルボードソングチャートにて、リミックスバージョンを集計期間内のわずかな時間に限定にて発売したことに伴い総合首位をキープしたことにあります。その件については米で連覇達成…テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」の"期間限定リリース"施策をどう捉えるか(11月4日付)にて、下記ポストを貼付した上で私見を記しています。

リミックスはその文化的な側面からも評価される必要がありますが、チャート施策の側面もあります。しかしながら販売時間等の限定は、そのリミックスがどんなに素晴らしいものであったとしてもチャート施策の側面を過度に印象付けかねません。リミックスのリリースが施策の意味合いを過度に持ち合わせていることに対し、強い違和感を抱いています。

 

一方で今回の音楽特集は、最新の米ビルボードソングチャートにてキャリア初のトップ10ヒットに至ったケラーニ「Folded」について、オリジナルバージョンと共にリミックス版をお届けしています。本来、ひとつの番組で一組の歌手の作品を複数かけること自体珍しいと思うのですが、いずれのリミックスも意義深く、そしてオリジナルバージョンの世界観を引き立たせる役割を果たしていると捉え、紹介した次第です。

先述したようにリミックスがチャート施策としての側面も持ち合わせているとして、そのリミックス版の加算2週目には所有指標が比較的大きく落ち込むものと思われます。そのタイミングでストリーミングやラジオが伸びるかが重要であり、その動向が"リミックスのリリースを経てオリジナルバージョンの注目度が高まったか"を示すといえるのではないでしょうか。

多数のリミックスを用意したことが功を奏したケラーニ「Folded」が次週もトップ10内にとどまるかは解りません。とはいえ少なくともR&Bファン、特に1990年代から2000年代にかけての音楽が好きだという方に対し、「Folded」が見つかったといえるかもしれません。個人的にはこの曲の持つ懐かしい感覚が、招聘したゲストとのバージョンでもってより強固に印象付けられたと捉えています。「Folded」の今後の動向に注目です。

 

 

ラジオ番組『imaoto on the Radio』はこのブログ、またポッドキャスト番組『Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)』と連動する形でお送りしています。番組のメッセージフォームはこちら。来週もよろしくお願いいたします。