イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2026年5月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2026年5月分です。前の月にリリースされた曲を中心に選出しています。ミュージックビデオ等動画がない曲も含め、エントリーの最後に掲載したSpotifyプレイリストでチェックしてください。

これまでの私的トップ10ソングス等についてはこちら。Spotifyを利用し、最新曲のみで構成されるプレイリスト(New Music WednesdayNew Music Friday JapanNew Music FridayおよびMonday Spin)を毎週チェックしています。

 

なお、"私的トップ10ソングス"とあるように、月イチで紹介するこのエントリーは完全な私見に基づくベストソング選出企画となります。音楽チャート等紹介の際、個人的な作品への思い入れを乗せないよう心掛けています。

 

 

10位 トーン・スティス「Pageant Stage」

1980年代的なミックスが微かながらも効果的に薫る、トーン・スティスの新曲。曲の雰囲気が大サビにてあまりに大きく変わるゆえその部分は不要ではとも考えたものの、その直後に聴こえてくる激しいギターが好い仕事をしています。

 

9位 Maya & Rol3ert「ROMANTICIZE」

全編英語詞によるデュエット曲。声質は異なれど、双方の声に憂いの表情を宿しているゆえ見事にシンクロしています。英語詞だからというわけではないものの、洋楽の薫りが漂ってくるようです。

 

8位 tofubeats feat. 一十三十一「Don't You Know My Love」

先月末にリリースされたEP『Angels On The Dancefloor』収録曲。tofubeatsさん自身がボーカルを担当することも多いながら、藤井隆さんや森高千里さんが務めていた時代の作品群を想起した次第。6分半近い尺、リフレインも多いながら一十三十一さん独特の浮遊感溢れる声が中毒性を高め、飽きさせません。

 

7位 aespa feat. G-DRAGON「WDA (Whole Different Animal)」

「Whiplash」をはじめK-POPに新鮮なダンスサウンドを常に提供するというイメージがaespaにはあるのですが、今作も同様。"Hey!"等の掛け声に代表されるK-POP的演出は控えめであり、世界に向けて勝負を仕掛ける姿が格好良く映ります。

 

6位 Emei (エメイ)「What's the Point!」

1980年代のダンスポップを思わせる、アルバム『Night At The Opera』収録曲。ドラマティックな盛り上がりをみせるアレンジの疾走感は、ともすればレイの近作に通じるものがあるのかもしれません。

 

5位 チャンス・ペーニャ「The Voyager」

アコースティックギターとボーカルの存在感たるや。ドラムやストリングスが後半挿入されるも、シンプルなサウンドに徹することでドラマ性がより高まり、聴き手によりダイレクトに響いてきます。ノア・カーンをはじめとするこのジャンル、要注目です。

 

4位 TAトーマス「I Found You」

あまりにも美しいラブソング。1番サビまでのメロディがあまりにも低いことに違和感を抱く部分もあれど、サビの美しいメロディ、声の強靭さ、1番サビから2番Aメロにかけての熱の維持等、多数の聴きどころに惹かれます。

 

3位 ジョイス・ライス「Crack The Code」

ちょっとレトロチープにしたウワモノも効果的な、ジョイス・ライスによるセクシーなラブソング。"暗号を解読して"という誘い文句のみならず、一切の隙をみせないジョイス流R&Bの格好良さたるや。

 

2位 REMI「On Sight」

3位のジョイス・ライス「Crack The Code」同様にR&Bとして一級品。こちらもウワモノが被せられ、流麗な弦楽が曲をさらなる高みへ昇華させています。ミックスも相まって、REMIの真っ直ぐな歌声がよりダイレクトに伝わる仕様となっています。

 

1位 Bialystocks「一瞬」

1月の私的ベストにて「言伝」を4位に選出したBialystocks。演奏と溶け合うようなミックスをボーカルに施すことで、Bialystocks独自の空気感を醸成。大サビでの弾け方、そして直後に鳴り響くギターの逞しさ(それでいて曲の雰囲気を壊さない点)もまた見事です。

 

 

以下、次点として10曲。

・BILLY BOO「Darling」

・ジ・アーミー & ザ・ネイビー「Down Debbie/Reservoir」

・ガブリエル・カヴァッサ「Bossy Nova」

・ジェームス・サヴェージ「Higher Power」

・カイラ・マチダ「Want Your Body」

・レディー・ガガ「Glamorous Life」

・PJモートン「Sell My Soul」

・シエナ・スパイロ「Material Lover」

・ザ・ドリーム「Bring That Body」

・トミー・リッチマン「Changes」

6月19日にリリースされたPJモートンによる2枚組アルバム『Saturday Night / Sunday Morning』に収録された「Sell My Soul」は、ギターフレーズ、ボーカルの多重録音、管楽の挿入の仕方等からディアンジェロへの愛を感じずにはいられません。彼の雰囲気をここまで高く再現するとなると、いい意味で抗うことはできません。

 

 

Spotifyのプレイリストはこちら。

今月も素晴らしい音楽に出逢えることを願っています。