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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

【月曜日のプレイリスト】デジタル環境の醸成が”世界に羽ばたくJ-Pop”を増やす…昨日のラジオ音楽特集振り返り

昨日放送のラジオ番組『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)では、【世界に羽ばたくJ-Pop】を音楽特集のテーマとしてお届けしました。日本の音楽作品が世界のチャートで大ヒットを遂げたことは多くはないかもしれませんが、今後はその可能性が十分あるということをお伝えしたく、今回企画立案しました。人生初の一人喋り回でもあった昨日の放送、聴いてくださったみなさんに感謝申し上げます。

・10月30日放送『わがままWAVE It's Cool!!』

 (FMアップルウェーブ 日曜17時)

 音楽特集【世界に羽ばたくJ-Pop】

 

<お送りした曲目>

 

01. サム・スミス & キム・ペトラス「Unholy」(2022)

02. Travis JapanJUST DANCE!」(2022)

 

~ここから特集~

 

特集OP. 坂本九上を向いて歩こう」(1961)

03. 嵐「Whenever You Call」(2020)

04. ピコ太郎「PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)」(2016)

05. TK from 凛として時雨「unravel」(2014)

06. 米津玄師「KICK BACK」(2022)

07. Official髭男dism「Subtitle」(2022)

08. 松原みき「真夜中のドア ~ stay with me」(1979)

09. 山下達郎「FRAGILE」(1998)

10. 藤井風「死ぬのがいいわ」(2020)

 

~ここまで特集~

 

11. 藤井風「grace」(2022)

 

”世界に羽ばたくJ-Pop”、その選曲基準としたのは、①米ビルボードソングスチャートランクイン、②米ビルボードのグローバルチャーランクイン、③Spotifyのグローバルチャートランクイン、④音楽賞受賞関連、という4項目。特に②については米ビルボードが一昨年秋に世界中のヒット曲を可視化したグローバルチャートを新設したことで、実はJ-Popも世界にヒットしていること、その可能性があることが示されています。

新設から2年が経過したグローバルチャート、2022年度の年間チャートは12月初旬に発表されるものと思われます。昨年度の年間チャートを踏まえた分析を下記ブログエントリーで実施していますが、K-Popとの差はそこまで大きくはないと実感しています。

日本の場合はドメスティックな市場規模が大きく、極端に言えば国内市場のみを意識しそこで大ヒットすればグローバルチャートにも進出が可能と考えます。また今のヒットで重要なのは所有以上に接触指標の充実であり、そうなれば必然的にロングヒットに至れます。昨年度のGlobal 200年間チャートにランクインしたJ-Popの大半は、日本でのストリーミングの拡充によってもたらされたものと言えます。

今年度については、Global 200のJ-Popランクイン曲について下記表にまとめています。Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.は11位以下が米ビルボード有料会員のみに公開されており、そのデータを許可なく提示できない等の理由により紹介できません。なお、J-PopについてはGlobal 200よりもGlobal Excl. U.S.のほうが順位が高い傾向があります。

今年度のGlobal 200において、J-Popではやはりアニメソングの強さが際立ちます。日本のアニメ人気の高さもさることながら、映像コンテンツの中で世界配信が早々に成し遂げられたことも大きな要因でしょう。

実際、米Spotifyデイリーチャートで初めてトップ50入りを果たした米津玄師「KICK BACK」のSpotifyにおける動向をみれば、日本のみならず米やグローバルでも水曜日の再生回数が前日より伸びていることが解ります。同曲がオープニングテーマに起用された『チェンソーマン』の配信が日本時間の水曜午前1時に開始している効果と捉えていいでしょう。

元来アニメソングの人気は、グローバルチャート開始前から可視化されていました。その代表的な作品がテレビアニメ『東京喰種トーキョーグール』第1期オープニングテーマに用いられたTK from 凛として時雨「unravel」。日本でのローンチから5年を迎えたSpotifyが昨年発表した【過去 5年間(2016〜2021年)に海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲】で1位を記録した事実は、アニメソングの人気を示すのに十分です。

Spotifyの各種ランキングはTOKIONにて詳しく説明されています。またTK from 凛として時雨「unravel」は、今年3月にSpotifyだけで2億回再生を突破。海外の支持が如何に高いかがよく解ります。

 

グローバルチャートは世界200を超える国や地域における主要デジタルプラットフォームのストリーミング(動画再生を含む)およびダウンロードで構成。一方米ビルボードソングスチャートはストリーミングやダウンロード(グローバルチャートでは加算対象外となるフィジカルや、歌手のホームページで販売されるフィジカルおよびデジタルも加算対象)、そしてラジオの3指標で構成されます。

ビルボードソングスチャート、ストリーミング指標ではサブスクサービスの有料会員による再生回数が2012年、YouTube再生回数が2013年から加算開始となり、チャートポリシー(集計方法)が時代に応じて変化しています。動画に強い作品もチャートで評価されるようになったことで、ピコ太郎「PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)」は2016年10月、動画の話題と配信開始とが相俟って米で77位を記録しています。

(ガジェット通信はビルボードジャパンを元とする記事を発信。このブログではビルボードジャパンのリンクを貼付できないため、このような形で紹介しています。)

ピコ太郎「PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)」はジャスティン・ビーバーのフックアップも米ビルボードソングスチャート100位以内到達に大きな影響を及ぼしていますが、動画人気が音楽チャート登場に貢献することを示した作品とも言えます。

そして現在、曲の人気に大きな影響を及ぼす動画として真っ先に挙げられるのがTikTokでしょう。

TikTokを活用したヒットには主にチャレンジ系、そしてティザー(ティーザー)があります。前者のバズ動画に使われた曲を、その曲を歌う本人が参加し動画をアップすることでヒットの規模が大きくなる事例も目立っています。そのひとつがフリートウッド・マック「Dreams」で、1977年に米ビルボードソングスチャートを制したこの曲は本人参加動画を機に米でトップ10目前まで再浮上したのです。

グローバルチャートでもGlobal 200において最高10位を記録した「Dreams」からは、本人参加がTikTok人気をさらに押し上げること、昔の曲であってもチャートを(再)浮上することが可能であること、また国や地域を問わず人気になる可能性を示したと言えます。そしてその事例がJ-Popで今年誕生したことは特筆すべきことです。

今夏東南アジアのTikTokをきっかけに世界中で人気となったのが、藤井風「死ぬのがいいわ」。2年前のアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収録され、アルバムからシングル化はされていない作品でした。いつ何時バズが発生するかは誰にもわからないと言えますが、言い換えればデジタルアーカイブの整備、デジタル環境の醸成がいつ何時でもバズにつながる可能性を持ち合わせている、ということでしょう。

最終的に藤井風「死ぬのがいいわ」は米ビルボードによるグローバルチャートで200位以内エントリーを果たし、Global 200では最新10月29日付まで6週連続で登場しています。ライブ映像の発信や、最近では10月中旬に開催されたスタジアムライブで使用したワンカット映像も公開されたことでグローバルチャートを主体に長期エントリーが続くものと思われます。歌手側もチャートを意識的に捉えていることでしょう。

(ちなみに藤井風「死ぬのがいいわ」ワンカット映像から思い出したのが、ディアンジェロ「Untitled (How Does It Feel)」(2000)でした。このときのディアンジェロの佇まいはR&B好きの間で話題になっていたと記憶しています。)

 

このような事例がJ-Popでも生まれたならば尚の事、一部歌手のデジタルに明るくなろうとしない姿勢が、グローバルヒットや過去曲フックアップの可能性を潰えさせかねない事態を至極勿体ないと感じてしまうのです。歌手側の意志は尊重する必要がありますが、その歌手側の非解禁の理由に引っ掛かるものがあるならば、誠意を持ちつつも反対の意を表明したいと考える自分がいます。

一昨年、グラミー賞の最優秀ラップアルバム賞に輝いたタイラー・ザ・クリエイター『Igor』(読み:イゴール)。この中の収録曲「Gone, Gone / Thank You」に用いられているのが山下達郎「FRAGILE」です(アルバム『COZY』収録)。ソングライターのクレジットには山下達郎さんの名が記されており、使用許可を与えたことが解ります。

グラミー受賞のみならず米ビルボード週間アルバムチャートも制したとなれば、『Igor』収録曲からその源を確認したいとする方も少なくないでしょう。しかしサブスクを一生解禁しないと宣言する以上、海外の音楽ファンは高い配送料を払ってフィジカルを購入するか、来日してフィジカルを求めるしかない状況です。iTunes Storeでは『COZY』がダウンロード販売されていません。

上記インタビューは大きな話題となり、賛否両論がみられていますが、個人的には先述した機会損失のみならず、山下達郎さんを応援する海外の音楽ファンへの配慮があると感じにくい点等において、強い違和感を覚えています。タイラー・ザ・クリエイターが「FRAGILE」を見つけ、使用したいと言われたときに心が動かされなかったのでしょうか。デジタル(のスタッフ)や海外の方々を信用してほしいというのが、強い願いです。

 

タイラー・ザ・クリエイターが山下達郎「FRAGILE」に辿り着いた詳しい理由は分かりかねますが、その背景にはヴェイパーウェイヴやフューチャーファンクのムーブメントがあったものと考えます。

まず海外のコアな音楽ファンの間で、シティポップの認知が広がっていったのは2010年代前半。1980年代頃の日本を含む各国の曲や音源の一部を取り入れ(サンプリングして)、新たな曲を作り上げる「Vaporwave」というジャンルが話題に。派生する形で日本の曲を題材にした「Future Funk」という新たなジャンルも生まれた。

国内外の音楽トレンド動向に詳しいSpotify Japan コンテンツ統括責任者の芦澤紀子氏は、「VaporwaveやFuture Funkが世界的なトレンドになり、そこでサンプリングする曲の“ネタ探し”を通してシティポップの曲が世界で発掘されていき、ここ数年のストリーミングサービスの普及でメインストリームに広がっていった」と言う。

「FRAGILE」こそリリースはシティポップ流行時期と異なりますが、シティポップを代表する歌手としてスポットライトが当たり同曲の発掘につながったとみていいかもしれません。

そしてこの流れで松原みき「真夜中のドア ~ stay with me」が注目を集め、2020年12月10日から18日間連続でSpotifyグローバルバイラルチャートを制しています。SpotifyからSNSなどにシェア、再生された回数などから独自に算出されるこのバイラルチャートを経てSpotifyのデイリーチャートや米ビルボードによるグローバルチャートに波及する流れは生まれませんでしたが、シティポップ人気を感じるには十分です。

ただ勿体なく感じたのが、上記リリックビデオの公開がSpotifyグローバルバイラルチャートで連続1位を獲得していた、その終盤だったこと。これまで用意されていなかったことでSNSからサブスクのみならず動画に人気が波及しデイリーチャート等へランクインするという流れが生まれにくかったものと考えます。逆に言えば、藤井風「死ぬのがいいわ」でのライブ映像の投入は、ステップアップに十分貢献したと言えるのです。

日本の音楽業界は過去音源のデジタルでのアーカイブを充実させる必要があります。シティポップ関連では今年に入ってから泰葉「フライディ・チャイナタウン」(1981)の公式リリックビデオも公開されていますが、ムーブメント発生前の段階からその可能性を見据えてアップすることが重要です。

 

 

特集以外の時間は、現在ヒットしている作品や今後のヒットが見込める曲をお送りしました。サム・スミス & キム・ペトラス「Unholy」は最新10月29日付グローバルチャートで初登場から4週連続の首位をキープ、そして米ビルボードソングスチャートでは共にキャリア初の首位を獲得しています。その背景にはスケジュール管理等施策の巧さやTikTokの活用もあり、日本の音楽業界もこれら施策から学びを得られるはずです。

特集前の時間にお届けしたのはTravis JapanJUST DANCE!」。ジャニーズ事務所所属歌手のデジタル解禁自体今もまだ珍しい状況ではありますが、世界進出を謳いデジタル解禁することに強い意志を感じます。

ジャニーズ事務所所属歌手のデジタル解禁については、嵐が活動休止の前年から徐々に実施し、グローバルチャートの開始から間もなく「Whenever You Call」をGlobal Excl. U.S.でトップ10目前まで送り込んだ実績があります。ストリーミングが強くなかったため「Whenever You Call」は初登場の翌週には急落してしまいますが、このインパクトはジャニーズ事務所側にとっても小さくはなかったと考えます。

Travis JapanJUST DANCE!」がグローバルチャートに登場できるかは来週火曜に明らかになります。ストリーミングが強いとは言い難いかもしれませんが、ダウンロードは十分獲得できている模様であり、今後のテレビ出演によりストリーミングを伸ばしロングヒットできるが課題となることでしょう。同時に、ジャニーズ事務所所属歌手のコアファンがサブスクの重要性を意識するかについても、重要なポイントと捉えています。

嵐「Whenever You Call」はブルーノ・マーズ、およびブルーノとアンダーソン・パークによるシルク・ソニックを手掛け今のR&B界に欠かせないプロデューサーであるDマイルが手掛けています。ブルーノ・マーズは昨日まで来日公演を行っており、その影響で日本のSpotifyデイリーチャート200位以内に複数曲が再浮上。サブスクは、過去の曲であっても話題の作品をきちんとフックアップするサービスであることが解ります。

さらにブルーノ・マーズは、今回の来日公演で嵐への提供曲「Whenever You Call」、そして坂本九上を向いて歩こう」をパフォーマンス。その事実を知らずに選曲したゆえこのニュースに驚くと共に、この偶然に嬉しくなりました(ラジオ放送中に”#わがWA”付きツイートで教えていただきました。教えてくださった方に感謝申し上げます)。2曲ともサブスク解禁済ゆえ、あらためて人気となるかもしれません。

 

番組本編で最後にお届けした藤井風「grace」には、今回多数のリクエストをいただきました。「死ぬのがいいわ」のバズ発生、「damn」ミュージックビデオの公開後間もないタイミングでこの曲がリリースされ、さらにリリース週にはスタジアムライブが開催。グローバルチャート200位以内には登場していませんが、「死ぬのがいいわ」で世界的な知名度が高まったことで「grace」にも注目が集まる可能性は十分です。

 

グローバルチャートトップ10入りの期待が高まる曲として、特集枠内ではOfficial髭男dism「Subtitle」をお送りしました。他のサブスクサービスに比べて米津玄師「KICK BACK」の後塵を拝していた日本のSpotifyデイリーチャートでも10月28日付で遂に逆転したこの曲。主題歌に起用された『silent』のOA効果が大きいとはいえ、サブスク再生回数は前代未聞と呼べる数値に到達しており、どこまで伸びるかは想像つきません。

ビルボードジャパンソングスチャートでも首位争いを続けるOfficial髭男dism「Subtitle」および米津玄師「KICK BACK」は、最新10月29日付グローバルチャートでも上位に。「KICK BACK」はGlobal 200で13位、Global Excl. U.S.では4位に入り、「Subtitle」は前者で35位、後者ではトップ10目前に迫っています。

次週はOfficial髭男dism「Subtitle」が米津玄師「KICK BACK」を逆転する可能性もありますが、その翌週となる11月12日付における「Subtitle」の位置に注目です。11月5日付ではテイラー・スウィフト『Midnights』収録の本編13曲+7曲が上位を占拠する可能性が高く、その勢いが落ち着くタイミングでの順位を確認する必要があります(その11月12日付では、Travis JapanJUST DANCE!」が初登場する可能性もあります)。

(なおGlobal Excl. U.S.についてはトップ10こそ速報として公開されるものの、先述した通り200位までの順位は米ビルボード有料会員のみの公開にとどまっています。ゆえに正確な順位を紹介出来ませんのでご了承ください。)

ただ、Spotifyのデイリーチャートをみれば米津玄師「KICK BACK」がこれまで15ヶ国以上で200位以内にランクインしたのに対し、Official髭男dism「Subtitle」は日本以外に登場していません。ドラマ『silent』は現段階でも10月6日放送の初回からの全放送回がTVerで配信されていますが、アニメのようにドラマが世界進出し支持を得られなければ、そのヒットの規模はドメスティックにとどまるかもしれません。

それでもグローバルチャートでトップ10入りを果たせば、米ビルボードはグローバルチャートトップ10記事にてランクイン曲を動画込みで紹介します。ドラマの海外展開等も必要ながら、まずはOfficial髭男dism「Subtitle」が現在の勢いをキープし、テイラー・スウィフトの勢いが落ち着いたタイミングで浮上できるかを注目していきましょう。

 

 

ビルボードソングスチャートへの進出は難しいかもしれませんが、J-Popはその米ビルボードが新設したグローバルチャートできちんと実績を残しています。日本国内でのストリーミングやダウンロードだけでもチャートインできる状況ですが、世界に伝播することでヒットの規模は強固なものとなります。またサブスクやYouTubeTikTokが相俟って新曲のみならず過去曲もフックアップ可能な環境が生まれています。

タイアップ先の映像作品が海外でも展開されればJ-Popの注目度が尚の事高まるゆえ、主にテレビドラマ等も海外を見据えて積極的に発信することを希望します。そして日本の音楽業界はデジタルアーカイブの強化に努めることを強く願います。首を縦に振らない一部の歌手や芸能事務所を説得しデジタル解禁に至らせることで、”日本のエンタメはデジタル解禁が不十分”という海外に蔓延るであろう不信感も払拭できるでしょう。

そしてグローバルチャートの存在が広く日本で認知され、J-Popが実績を上げていることも伝わらなければなりません。自分がこのブログで毎週グローバルチャートの速報を翻訳しているのはそのためですが、これをビルボードジャパンが公式で行うことを強く望んでいます。トップ10圏外であってもJ-Popの成績を紹介することができるのは、米ビルボードと提携しているビルボードジャパンだからこそできるはずです。

昨日はビルボードジャパンに対する様々な提案を記しましたが、記載の背景にはJ-Popのグローバルチャートにおける実績が積み重なってきた一方で、グローバルチャート向け施策がビルボードジャパンでは有効に成りにくいこと(この逆も同様)があります。日本と海外とのチャートをシームレスにするためにも、集計期間スケジュールや合算に関するチャートポリシーを海外仕様にすることの重要性を、今一度提示します。

 

 

今回のプレイリストは、昨日のラジオ番組OA曲やその関連曲、OAを予定していた作品等39曲となります。是非チェックしてみてください。