イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

グラミー賞司会&受賞者関連の新作、今週次々にリリース

今年のグラミー賞については様々な見方があり、否定的な声も目立ちます。批判は毎年の様に起こることではありますが。

書き起こし職人のみやーんさんが触れたのは、『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ 月-金曜18時)で今週水曜に音楽ジャーナリストの高橋芳朗氏がお送りしたグラミー賞総括のまとめを踏まえてのものかと。この日の放送を生で聴くことが出来なかった自分は、翌日確認の上で感じたこと(番組で述べられたヒップホップの冷遇についての違和感や、グラミー賞側への取材依頼)を連投ツイートしていますので、こちらにも。

このような意見もあるということを知っていただければ幸いです。

 

さてこの1週間、グラミー賞に関連した新作が相次いでリリースされていますので紹介。

・カーディ・B & ブルーノ・マーズ「Please Me」

ブルーノ・マーズ feat. カーディ・B「Finesse (Remix)」および前回のグラミー賞で主役となったブルーノふたたび! これが実に素晴らしい90'sミッドR&Bなのです。下記は音楽評論家の林剛氏のツイートですが、音楽に造詣が深い方が次々に興奮するくらい、この曲のきらびやかさ&セクシーさが本物であるということがよく解ります。そして。

否定出来ないし、また否定してはいけないと思います。

『24K Magic』からの流れを見事に引き継いだ「Please Me」ですが、果たしてCD化されるのでしょうか。カーディ・Bの、女性では初となるグラミー賞最優秀ラップ・アルバム賞受賞作『Invasion Of Privacy』が今月ようやくCD化されますが、同賞受賞式で披露された「Money」およびこの曲が収録されるかは不明。

 

アリシア・キーズ「Raise A Man」

今年のグラミー賞、司会を担当したアリシア・キーズの新曲は、2分台も出現する近年のヒット曲とは一線を画す、6分台の大作。アリシアは2002年(第44回)のグラミー賞で最優秀新人賞等を獲得しているのですが、その時のライバルのひとりが今週アルバムをリリース。

インディア・アリー『Worthy』

アリシア・キーズインディア・アリー共にグラミー賞のタイミングでリリースしてくるのは嬉しいですね。カーディ・B & ブルーノ・マーズも含め、次週以降のチャートアクション等が楽しみになってきました。