米ビルボード、4月29日付最新ホットR&Bソングスチャートではビヨンセの新曲やフランク・オーシャンがトップ25内に初登場を果たしています。そんな中、22位に同じく初登場でランクインしたブラックベアー「do re mi」に惹かれたのでメモ。
イントロで女性による♪ドレミファソ~という声が流れてくるのですがそれが少しエロティックに聴こえて驚き。それもそのはず、サビでは♪Do re mi fa so fuckin' done with you, girl と歌われており、結局はそういう曲なのかい!と突っ込まざるを得ません。「ドレミの歌」の朗らかさとは正反対、ある種"R師匠"なこのアイデアが面白いなと。
ブラックベアーは、プロデュース等をこなすマシュー・タイラー・マストによるソロプロジェクト。今度の金曜にリリースされる通算4枚目(「I Took A Pill In Ibiza」が昨年ヒットしたマイク・ポスナーとの共作を含む)のアルバム、『Digital Druglord』からの先行曲が先程の「do re mi」なのです。Twitterで歌手名を検索したら女性の写真が出てきたので一瞬混乱したのですが、今回のジャケ写なのですね…それにしてもこのジャケットもまたいい意味で頭悪いなと。
ブラックベアー本人の画像は公式サイトに掲載。顔はよく見えませんが…。
そんなブラックベアーですが曲提供等も積極的に行っており、とりわけ彼が共作で参加したジャスティン・ビーバー「Boyfriend」(2012)はアルバム『Believe』からの先行曲として米ビルボードソングスチャートで最高2位を記録する大ヒットとなりました。アルバムからの先行曲はある種アルバムの鑑且つ名刺代わりの曲であり、それだけ「Boyfriend」をジャスティン側が気に入っていたと言えるでしょう
今回のアルバムの日本でのリリース予定はありませんしフィジカルでの販売も不明ですが、今後も自身の作品やソングライターとして名を馳せることは間違いないでしょう。その名を覚えて損はないと思います。