イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

"Billboard Top Hits"ポッドキャスト300回達成の御礼、そしてビルボードジャパンのポッドキャスト公開に関する再提案

音楽チャートアナライザーとして、最新のアメリカ、グローバルおよび日本の音楽チャートを紹介する【Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)】。毎週木曜13時公開の当ポッドキャストが、昨日公開分で300回に達しました。

Billboard Top Hits】ポッドキャストにお付き合いくださっている皆さんに、心より感謝申し上げます。普段は表立った宣伝を行っておらず、半ばひっそり発信するこのポッドキャストが今回節目を迎えたことで、今後は外部発信を意識して行わなければと感じた次第です。

 

 

自分のポッドキャスト発信は、ビルボードジャパンの改善を願うこともモチベーションのひとつとなっています。

ビルボードジャパンにはポッドキャスト番組が存在するのですが、現在は不定期発信となっています。ブログエントリー執筆時点における最新回は5月末となっており(上記動画参照)、2ヶ月半もの間更新されていません。多忙等の理由は解れど、音声コンテンツの人気が高まっている(らしい)状況を踏まえれば尚の事、開店休業状態に対し強い寂しさを覚えます。

 

そしてビルボードジャパンには、チャートを紹介するレギュラー番組の用意を願います。ポッドキャスト不定期発信となっているのはチャートディレクターの礒﨑誠二さんを含むスタッフの負担を考えればやむなしとは思いますが、これをボランティア的なものではなくラジオ等外部の力を借りて業務化することが必要でしょう。”ラジオ等外部の力を借りて”と述べたのは、客観視する姿勢等を高めることにつながるためです。

定期的、そして定時での発信はチャート紹介のイベント化につながります。それによりチャートを、その仕組みも含めて自発的に確認する人が増え、チャートへの注目度は高まることでしょう。ビルボードジャパンが業界内での信頼度を高めていることは今夏の経済産業省によるレポート、また新設されるMUSIC AWARDS JAPANでの取扱からも明らかな以上、次は世間の認知度を高め、その世間から信頼を得る必要があるはずです。

 

2025年度の集計開始日に、ビルボードジャパンへの改善提案をまとめる(2024年11月25日付)より

昨年暮れ、このように提案した上で、『このことが叶えば、発信への意識の向上、またたとえばスタッフの増強等へもつながる』と記しました。発信に対する責任意識を高めることは、今月発生した問題を悪化させずに済むという意味でも必要と捉えています。

 

ビルボードにおいては日本時間の毎週火曜早朝、米ソングチャートトップ10速報記事 の発信直前にカウントダウン動画を用意しています。

いわば『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)的なこの動画は日本でもできなくはないはずであり、チャートの定時公開直前にカウントダウン動画を発信すればチャートに興味を持つ方を増やし、チャート公開時のお祭り感をより高められるでしょう。そしてその高まりはチャートに対する監視の目を増やすことにもつながり、チャート発信側の責任意識上昇にも寄与すると考えます。

 

 

人員や予算といった物理的なハードルの存在は承知で、ポッドキャストの定期発信(できれば毎週)、カウントダウン動画の用意、また以前記した内容の再掲となりますがチャートの定時公開について、今回提案しました。これらが叶うことを願います。

自分は勝手ながらポッドキャストを立ち上げ、細々と行っていますが、それでもニーズがあることを察知しています。無論メディア等でチャートが毎週発信されるならばより好いのですが、まずはビルボードジャパン側が積極的な発信を行うことが必要と考えます。