昨年1月からはじめている【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2021年5月分です。前の月にリリースされた曲を中心に、しかしその縛りは出来る限り緩くした上で選んでみました。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェックしてみてください。
過去の私的トップ10ソングス、および2020年上・下半期の邦楽ベストソングスについてはこちらに。ちなみに個人的に毎回チェックしているプレイリストは現時点において主に、New Music Wednesday、New Music Friday Japan、New Music FridayおよびMonday Spinとなっています。
10位 ニッキー・ミナージュ with ドレイク & リル・ウェイン「Seeing Green」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・ニッキー・ミナージュ with ドレイク & リル・ウェイン「Seeing Green」
いい意味でずるい!としかいいようがないサンプリング。ヘザー・ヘッドリー「In My Mind」の、それもアウトロの感動的なコーラスをループするとは…それだけで最高です。
9位 エス・ティ・ワイ(STY)「接吻マイハート」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・エス・ティ・ワイ「接吻マイハート」
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」等でプロデューサーとしての地位を不動のものとしたSTYさんによる歌唱曲。サルソウル風味なフリーソウルが絶妙に溶け込んだ、2021年型シティポップ。
8位 Sumire feat. 110kid「Wanna Be Free」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・Sumire feat. 110kid「Wanna Be Free」
曲に惹かれSpotifyのプロフィールを見てさらに驚くなど…海外の制作陣による曲をクールに歌いこなすSumire さんはもっと評価されていいのでは。”スムース・ダンサー”な佳曲が目立つ今月、新たな逸品がここに。
7位 ローラ・マヴーラ「Got Me」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・ローラ・マヴーラ「Got Me」
サウンドが80年代ド直球という曲が増えた現代にあって、メロディの展開までもそれというのはなかなかない気が。「Green Garden」等いい意味で不思議な曲を発表してきたローラ・マヴーラ、7月リリースのアルバムが楽しみです。
6位 Official髭男dism「Cry Baby」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・Official髭男dism「Cry Baby」
音楽に詳しくない者にも転調の連続と解りながら、違和感なく受け入れられるのは藤原聡さんの歌ヂカラと演奏力の高さゆえ。アニメ主題歌として「Universe」以上のチャートアクションをみせる、ヒゲダンサウンドの新境地。
5位 リル・ベイビー & カーク・フランクリン「We Win (Space Jam: A New Legacy)」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・リル・ベイビー & カーク・フランクリン「We Win (Space Jam: A New Legacy)」
ゴスペルクワイア曲をサンプリングしドラムを強調…不思議な浮遊感と高揚感を持ち合わせたジャスト・ブレイズ制作曲。同曲を使用する映画は前作でもゴスペルの名曲を輩出。
4位 藤井風「きらり」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・藤井風「きらり」
前作「旅路」から一転してのアップ。モデルチェンジしたVEZELの”顔”としてヒット。個人的には1990年代後半以降にR&Bで目立った、ジャネイやコーヒー・ブラウン等によるスムース・ダンサーを思い出しつつ、よりキャッチーな点ににやり。
3位 BTS「Butter」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・BTS「Butter」
もはや完璧。初の英語詞曲「Dynamite」の大成功を受けての曲であろうと解っていながら、一瞬の隙がまるでないこの曲に抗うのは損。日米グローバルの各ビルボードチャートを席巻するこの曲は2021年最大の夏曲と言っても過言ではありません。
2位 スモコ・オノ feat. コリーヌ・ベイリー・レイ & UMI「You Are」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・スモコ・オノ feat. コリーヌ・ベイリー・レイ & UMI「You Are」
プロデューサー、スモコ・オノ(発音はスマーカーに近い)が起用したのはコリーヌ・ベイリー・レイ。彼女にとって2年ぶりの新たな作品ながら、星が舞うかのような歌声は健在。相性も抜群。
1位 ラグンボーン・マン「Talking To Myself」
【#イマオト 2021年5月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年6月8日
・ラグンボーン・マン「Talking To Myself」
非シングル曲ながらプレイリスト入りしたのは収録アルバムが英チャートを制したゆえか。力強い歌声が魅力のラグンボーン・マンが冒頭抑えながら、語るように綴る、逡巡しながら自身をいたわる歌が沁みます。
以下、次点として10曲。
・岡村靖幸「俺だけのバッシュー」
・竹本健一「Bubbles」
・CHAI feat. Mndsgn(マインドデザイン)「IN PINK」
・B.T.Reo 440 & KOYANMUSIC feat. Hydro as BNJ & FiJA「マナツノパフ」
・ぷにぷに電機 feat. Kan Sano「ずるくない?」
・ビー・アンダーソン「Shrugs」
・シティ・ガールズ「Twerkulator」
・キングス・オブ・コンビニエンス「Fever」
・ウェイン・スノウ「Nina」
・YUKIKA「Insomnia - JP Ver.」
YUKIKA「Insomnia - JP Ver.」はアルバム『Timeabout,』収録曲の日本語バージョン。アイドル的アプローチも垣間見えるシティポップを歌う寺本来可さんは、日本でモデルとして活動後、韓国で歌手活動を展開しています。 実力のある方が韓国に活躍の場を見出すというスタイルが徐々に広まっている印象がありますが、YUKIKAさんは一足早く切り拓いたと言えるかもしれません。スマートフォン仕様の動画も用意。
Spotifyのプレイリストはこちらに。
今月も素晴らしい音楽に出逢えることを願っています。