先週突如登場したYouTubeチャンネル、要注目です。
アーティストとオーケストラのコラボ演奏届けるYouTubeチャンネル始動、第1弾は優里(動画あり / コメントあり)https://t.co/aTbAJq04pr#優里 #Withensemble
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2021年6月3日
With ensembleのコンセプトは『オーケストラとゲストによる“その日限りのライブ・アンサンブル”を切り取ること』(上記音楽ナタリーの記事より)。
新プロジェクト "With ensemble" 始動しました。
— With ensemble (@withensemble) 2021年6月3日
アーティストとアンサンブルから生まれる一期一会の音楽
Just Once, One Cut.#Withensemble#We pic.twitter.com/yVQpPYdVt8
アレンジは和仁将平さん、音楽監督は徳澤青弦さん、撮影監督は林響太朗さんという錚々たる布陣が参加。そしてプロデュースは常田俊太郎さんが担当しています。
新企画 "With ensemble" リリース!
— 常田 俊太郎 (@shuntarotsuneta) 2021年6月3日
1年以上温めた企画。
初回、優里さんに出ていただきました!ありがとうございます。https://t.co/owfHywADaO
ぜひ、チャンネル登録お願いします!
King Gnuのメンバー且つmillenium paradeを主催する常田大希さんの兄でもある常田俊太郎さん。millenium paradeにも参加していますが、個人的には加藤ミリヤさんとのコラボレーションに惹かれています。とりわけ、3月リリースの「宿命」はKing Gnuテイストも感じられる極上のアップナンバーであり、With ensembleへの注目度は高まるばかりです。
アレンジ、プロデュース、バイオリン担当しました。
— 常田 俊太郎 (@shuntarotsuneta) March 23, 2021
お聞きください!#加藤ミリヤ#宿命 https://t.co/wDanaW6hV2
スタッフも素晴らしいWith ensembleですが、この人選が固定するかは解りません。また初回公開の直後ゆえ、今後公開が週何回でどの曜日になるのかや選曲基準等は見えてきませんが、たとえばノーカット長回しの手法からは一発録りという番組コンセプトがはっきりと感じられます。
この一発録りというコンセプトはTHE FIRST TAKEが有名ですが(ただし長回しではありません)、ともすればWith ensembleもTHE FIRST TAKE同様、ソニーミュージックが手掛けているのかもしれません。
THE FIRST TAKEイコールソニーミュージックというのは断言こそできないものの、このブログで何度か確信を持って記しています。実際にインタビュー記事が登場しても運営スタッフの所属先は明らかになっていません(そしてその秘密体制が徹底されています)。ただ、THE FIRST TAKEで得た潤沢な資金を新たなチャンネル開設に投じ、THE FIRST TAKEとWith ensembleの二本柱に据えようとしているのではないかと想像しています。
With ensembleが登場した翌日、披露された優里「ドライフラワー」がビルボードジャパン上半期ソングスチャートを制したことがTwitterアカウントでもアナウンスされています。
とても素晴らしいニュースが!!
— With ensemble (@withensemble) 2021年6月4日
優里さん @yuuri_official 2021 上半期総合ソングチャート1位おめでとうございます!!
昨日公開されたWeバージョンのドライフラワーも是非ご覧下さい!!https://t.co/XNF7xfP3lp#優里 #ドライフラワー #優里ドライフラワー_ビルボード上半期1位 #Withensemble #We https://t.co/PwCZPJyKLU
With ensembleにおける曲の選考基準はTHE FIRST TAKEとは異なり、オリジナルバージョンとの差異をよりくっきりと感じてもらうべく十分に認知浸透している曲が主軸になるかもしれません。「ドライフラワー」が選ばれた理由は具体的には解りかねますし、第1弾公開日を上半期チャート発表直前にしたのは偶然かもしれませんが、しかしタイミング的にもWith ensembleは的確だったことが解ります。
With ensembleの第1弾作品を観て、個人的には優里さんの表現力の豊かさや「ドライフラワー」の曲としての設計の巧さをより深く理解できたとともに、オーケストラリミックスとも呼べる今回の作品からリミックスの重要性を感じた次第。一昨日のブログエントリーではビルボードジャパンに対しリミックスを合算すべきと提案しましたが、このチャンネルの登場は自分の願いをより強くさせるに十分です。
THE FIRST TAKEと同様に運営元を明らかにしてほしいという思いはありつつ、まずはこれから登場する新たな動画を楽しみ、アンサンブルの素晴らしさに浸ってみようと思います。