日本時間の9月30日火曜に発表された、米ビルボードによる10月4日付グローバルチャートでは米津玄師「IRIS OUT」がGlobal 200で32→5位、Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.では12→2位に上昇し、日本の楽曲として前者で4曲目、後者では10曲目のトップ10入りを果たしています。
「IRIS OUT」のグローバルチャートにおける上昇を予想した下記エントリーではGlobal 200における日本の楽曲の200位以内エントリー、およびビルボードジャパンによるGlobal Japan Songs Excl. Japan(Global 200を基に日本市場分を除いた上で日本の楽曲のみを抽出したチャート)の首位曲およびストリーミング再生回数をまとめた表を掲載しています。
また、米ビルボードによるグローバルチャートについては下記エントリーをご参照ください。
今回のエントリーでは、Global Excl. U.S.でトップ10入りした日本の楽曲一覧をあらためて紹介。なお日本の楽曲はGlobal 200よりもGlobal Excl. U.S.の順位がより高くなる傾向ですが、Global 200の最高位についても掲載しています。
<米ビルボードによるグローバルチャート 日本の楽曲のヒット一覧>
※グローバルチャートにおける日本の楽曲トップ10ヒット一覧表はこちら。
LiSA「炎」
最高位 Global 200 8位 / Global Excl. U.S. 2位 (共に2020年10月31日付)
トップ10内在籍 Global 200 1週 / Global Excl. U.S. 5週
YOASOBI「夜に駆ける」
最高位 Global 200 16位 / Global Excl. U.S. 6位 (共に2021年1月30日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 3週
Ado「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
最高位 Global 200 20位 / Global Excl. U.S. 8位(Global 200は2022年8月27日付 Global Excl. U.S.は同年8月27日付および9月3日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 2週
米津玄師「KICK BACK」
最高位 Global 200 13位 / Global Excl. U.S. 4位 (共に2022年10月29日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 1週
Travis Japan「JUST DANCE!」
最高位 Global 200 28位 / Global Excl. U.S. 5位 (共に2022年11月12日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 1週
Official髭男dism「Subtitle」
最高位 Global 200 29位 / Global Excl. U.S. 10位
(Global 200は2022年12月3日付 Global Excl. U.S.は同年11月26日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 1週
YOASOBI「アイドル」
最高位 Global 200 7位 / Global Excl. U.S. 1位 (通算3週)
(Global 200は2023年7月1日付
Global Excl. U.S.は同年6月10日付、7月1日付および7月8日付)
トップ10内在籍 Global 200 11週 / Global Excl. U.S. 15週
King Gnu「SPECIALZ」
最高位 Global 200 28位 / Global Excl. U.S. 8位 (共に2023年9月16日付)
トップ10内在籍 Global 200 なし / Global Excl. U.S. 1週
Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
最高位 Global 200 8位 / Global Excl. U.S. 2位
(Global 200は2024年3月23日付および3月30日付 Global Excl. U.S.は同年2月24日付)
トップ10内在籍 Global 200 2週 / Global Excl. U.S. 11週
米津玄師「IRIS OUT」
最高位 Global 200 5位 / Global Excl. U.S. 2位 (2025年10月4日付)
トップ10内在籍 Global 200 1週 / Global Excl. U.S. 1週
最後に。
米ビルボードによるグローバルチャート記事においてトップ10入りした曲すべての構成指標における数値は記載されていませんが、過去掲載分を踏まえるにGlobal 200のストリーミング数に対するSpotifyグローバル週間再生回数は5割が平均と捉えています。その中にあって最新10月4日付Global 200で5位を記録した米津玄師「IRIS OUT」のSpotify比率は23.6%となり、YOASOBI「アイドル」の22.4%(2023年5月6日付)、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の23.7%(2024年3月23日付)と同水準といえます。
この点やYouTubeチャート等を踏まえるに、日本の楽曲はストリーミングサービス(動画を含む)のうちYouTubeで強いことが読み取れると共に、今挙げた3曲はいずれもダウンロード数が大きいことから所有指標もプラスに作用することが解ります。言い換えれば、SpotifyやApple Music等で如何に強くなるかが日本の楽曲における今後の課題だというのが、厳しくも私見です。
