イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

(追記あり)【海外ビルボード】HUNTR/X「Golden」が首位キープ、米津玄師「IRIS OUT」がふたつのグローバルチャートでトップ5入り

(※追記(9月30日19時03分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)

(※追記(10月7日15時56分):米ビルボードによるチャート専用Xアカウントがこの日までにGlobal Excl. U.S.のトップ10画像付ポストをアップしないままだったことから、米ビルボードによるチャート専用Instagramアカウントにて投稿された画像(を引用した筆者のXによるポスト)を貼付しています。)

 

 

 

現地時間の9月29日月曜に発表された、最新10月4日付米ビルボードソングチャート(集計期間:9月19~25日)。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ (原題:Kpop Demon Hunters)』サウンドトラック収録のHUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が6週連続、通算7週目となる首位を獲得しています。

HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はストリーミングが前週比5%アップの3380万(同指標通算10週目の首位)、ダウンロードが同2%アップの8,000(同指標2位)、ラジオが同11%アップの3390万(同指標9位)を記録しています。

2013年に開始したストリーミング指標(Streaming Songsチャート)では現時点までに170曲が首位を獲得していますが、10週以上の首位達成は「Golden」が20曲目に。またラジオ指標(Radio Songsチャート)においてはアニメキャラクター(animated act)による作品として、2000年代のゴリラズや1990年代のバート・シンプソンを上回り、初のトップ10入りを果たしています。

HUNTR/X「Golden」が7週目の首位を獲得したことで、1958年8月4日付にてスタートしたソングチャートにおいて同曲は映画関連にて歴代9位となる首位獲得週数に至っています。

<米ビルボードソングチャート 映画関連の長期首位獲得曲>

 

・14週 ホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」

 (『ボディガード』より 1992年11月28日付以降)

・13週 ボーイズIIメン「End Of The Road」

 (『ブーメラン』より 1992年8月15日付以降)

・12週 ウィズ・カリファ feat. チャーリー・プース「See You Again」

 (『ワイルド・スピード SKY MISSION』より 2015年4月25日付以降)

・12週 エミネム「Lose Yourself」

 (『8 Mile』より 2002年11月9日付以降)

・11週 デスティニーズ・チャイルド「Independent Women Part I」

 (『チャーリーズ・エンジェル』より 2000年11月18日付以降)

・10週 ファレル・ウィリアムス「Happy」

 (『怪盗グルーのミニオン危機一発』より 2014年3月8日付以降)

・9週 ダイアナ・ロスライオネル・リッチー「Endless Love」

 (『エンドレス・ラブ』より 1981年8月15日付以降)

・8週 ビー・ジーズ「Night Fever」

 (『サタデー・ナイト・フィーバー』より 1978年3月18日付以降)

・7週 HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」

 (『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』より 2025年8月16日付以降)

・7週 UB40「Can't Help Falling In Love」

 (『硝子の塔』より 1993年7月24日付以降)

・7週 ブライアン・アダムス「(Everything I Do) I Do It For You」

 (『ロビン・フッド』より 1991年7月27日付以降)

 

また、3名以上且つ女性のみで構成されるグループによる首位獲得曲として、HUNTR/X(ハントリックス)「Golden」は歴代単独2位タイとなる長期首位を記録しています。

<米ビルボードソングチャート

 3名以上且つ女性のみで構成されるグループによる長期首位獲得曲>

 

・11週 デスティニーズ・チャイルド「Independent Women Part I」(2020年11月18日付以降)

・7週 HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」(2025年8月16日付以降)

・7週 TLC「Waterfalls」(1995年7月8日付以降)

・5週 エモーションズ「Best Of My Love」(1977年8月20日付以降)

・4週 TLC「No Scrubs」(1999年4月10日付以降)

・4週 TLC「Creep」(1995年1月28日付以降)

・4週 バングルス「Walk Like An Egyptian」(1986年12月20日付以降)

・4週 シュープリームス「Baby Love」(1964年10月31日付以降)

・4週 シフォンズ「He's So Fine」(1963年3月30日付以降)

 

アレックス・ウォーレン「Ordinary」は2位をキープ。ラジオは前週比1%ダウンの7560万を記録し、同指標通算15週目の首位を獲得しています。

 

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』サウンドトラックからは、サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)による「Soda Pop」が5→3位となり最高位を更新、同じく「Your Idol」が6→5位に上昇。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』サウンドトラックから3曲同時トップ5入りを果たしたのは今回が4週目となります。なお3曲同時トップ5入りを記録したもうひとつのサウンドトラックは『サタデー・ナイト・フィーバー』であり、1978年に2週記録しています。

 

テディ・スウィムズ「Lose Contol」は9→7位に浮上。総合ソングチャートでは史上最長となる在籍週数を110週に、トップ10内エントリーは79週に、それぞれ伸ばしています。

 

 

最新のトップ10はこちら。

1位 (前週1位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」

2位 (2位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」

3位 (5位) サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Soda Pop」

4位 (4位) モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」

5位 (6位) サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Your Idol」

6位 (3位) サブリナ・カーペンター「Manchild」

7位 (9位) テディ・スウィムズ「Lose Control」

8位 (8位) ジャスティン・ビーバー「Daisies」

9位 (7位) レイヴン・レネー「Love Me Not」

10位 (11位) レディー・ガガブルーノ・マーズ「Die With A Smile」

 

 

続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。10月4日付ではGlobal 200、またGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.共にHUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が首位をキープ。双方のチャートで通算11週目となる首位を獲得しています。

(※追記(10月7日15時56分):米ビルボードによるチャート専用Xアカウントがこの日までにGlobal Excl. U.S.のトップ10画像付ポストをアップしないままだったことから、米ビルボードによるチャート専用Instagramアカウントにて投稿された画像(を引用した筆者のXによるポスト)を貼付しています。)

HUNTR/X「Golden」はGlobal 200においてストリーミングが前週比18%アップの1億3200万およびダウンロードが前週とほぼ変わらず16,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比23%アップの9980万およびダウンロードが同2%ダウンの8,000を記録。Global 200におけるストリーミング週間再生回数は同曲最高を更新しています。

 

米津玄師「IRIS OUT」がGlobal 200で32→5位、Global Excl. U.S.では12→2位となり、ふたつのチャート共に同曲初のトップ10入り。Global 200ではストリーミングが前週比105%アップの4510万およびダウンロードは同12%アップの19,000を記録。一方でGlobal Excl. U.S.における2指標の数値は記事未掲載となっていますが、Global 200のうち週間ストリーミング数の97%、ダウンロード数の99%が米以外での記録となっています。

映画「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」(9月19日公開)主題歌であり、同作品の映像がミュージックビデオに用いられた「IRIS OUT」は最新9月24日公開分ビルボードジャパンソングチャートでも首位に。なお米津玄師さんにおけるグローバルチャートでのトップ10入りはGlobal 200では初、Global Excl. U.S.では「KICK BACK」(2022 4位)に次ぐ2曲目となります。

 

 

 

※追記(9月30日19時03分)

 

日本時間の9月30日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。