イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

和田アキ子カバー集がしっくりくる

以前ブログで取り上げた向井太一さんが、和田アキ子さんのカバー集に反応されているのを見て、その作品が気になりApple Musicで聴取。予想以上でした。

実は以前、(現段階で)最後の紅白出場および落選という二度のタイミングで和田さんを取り上げた際、厳しく書いたことがあるのですが、今作ではピッチのずれ等があまり気にならなかった自分がいます。過去のエントリーについては下記に。

彼女のブルージーな声に似合う楽曲群が選ばれていることもあって、結構しっくりくるんですよね。特に低音の置き方が良いなと思うのです。マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ「Uptown Funk!」は実に格好良く、是非多くの方に聴いていただき判断を願いたいところ。

ただ...こうなると今度目立ってくるのがオケの軽さ。「Uptown Funk!」のラストにおけるブラスのか弱さを聴いた瞬間、"勿体無い...!"と思ってしまいました。予算の関係かもしれませんが、もう少し重厚にしていただきたかったなと。この物足りなさを踏まえるに、ビッグバンドスタイルで和田さんのライブを観てみたくなりました。