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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

モデルプレスおよびSimejiの上半期トレンドランキングを押さえ、ビルボードジャパン上半期チャートと照合する

ビルボードジャパンは今月5日に2026年度上半期各種チャートを発表していますが、その関連エントリーにて2026年上半期のトレンドランキングと照らし合わせた内容を用意しています。

上記エントリーではTrepo(トレポ)、およびαZ総研のランキングを紹介。そして今回は、共に前週公開されたふたつのランキングを採り上げます。それがSimejiユーザーを対象とした上半期トレンドランキング、そしてモデルプレスによる(ランキングという形ではありませんが)"上半期の顔2026"となります。

 

 

まずはモデルプレスによる上半期の顔2026を押さえます。以下のキャプチャ画像はいずれも、冒頭で紹介したPR TIMESに掲載されていたものです(問題があれば削除いたします)。

音楽関連では嵐、M!LK、塩﨑太智さん(M!LK)そしてモナキの4組が選出。M!LKについては上半期に流行したアイドルやダンスボーカルグループにおけるビルボードジャパン各種チャートを確認する(6月10日付)でも紹介しています。そして嵐においては活動終了直前の5月15~26日が調査期間であることも、選出に影響したといえるでしょう。なお活動終了直後のチャート動向からは彼らの人気がよく解ります(下記エントリー群参照)。

モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」では『演歌歌謡曲ジャンルとしては異例となる総合ソングチャートでの複数週エントリーを果たしたこと、そしてその原動力に接触指標群の好調があること』がビルボードジャパンソングチャートにて確認可能です(『』内は下記noteより)。J-POPとして括るならばチャート成績は強くないといえるのですが、彼らはこの曲のヒットにて様々なトレンドランキングに登場しています。

 

音楽チャート動向を踏まえた"日本の2026年度上半期を代表する7組8曲"を先週紹介していますが、結果的にモデルプレスによる上半期の顔2026で選ばれた歌手の作品を網羅できたことになります。なおモナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」については演歌歌謡曲界での圧倒的な強さを踏まえて選出した次第です。

 

 

Simejiによる上半期トレンドランキングは6月3~7日が集計期間ということもあり、5月31日に開催された嵐のラストライブが"バズったコトランキング"に登場しています。

バズったコトランキングではBTSのカムバックもランクインしていますが、映画『超かぐや姫!』が2位に登場していることに注目です。同作品の劇中歌を収めたアルバムは、ビルボードジャパンによる上半期アルバムチャートでは6位に入っています。

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(ビルボードジャパン公式Xアカウントによるポスト(→こちら)より。)

『超かぐや姫!』劇中歌集のヒットは映画自体のヒット共々、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を用いた考察等の人気が背景に挙げられます。UGCは接触指標群とリンクしやすく、ストリーミングにも勢いが波及したことが音楽チャートでの上位安定につながった形です。一方、上記エントリーでは収録曲がもっと伸びた可能性について記しましたが、上半期トレンドランキングの登場からはその旨を尚の事強く感じています。

 

バズったアーティストおよび楽曲部門をみるとM!LKの強さが際立ち、また嵐「Five」やモナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」も登場していますが、サカナクション「夜の踊り子」やILLIT「It's Me」といったこの1~2ヶ月でヒットに火が付いた作品もランクイン。「夜の踊り子」は、バズったミームランキングを制しています。

サカナクション「夜の踊り子」については以前紹介しています。

上半期終盤にチャートを駆け上がったその「夜の踊り子」について、ビルボードジャパンによる上半期Streaming Songsチャートの記事にて興味深い文言がみられます。

2026年ならではの動きとしては、週間チャートで当チャート連覇記録を重ねているサカナクション「夜の踊り子」のように、旧譜曲がネットミームによって猛スピードでヒットする、というケースもみられた。ネットミームによるリバイバル・ヒットはこれまでも広瀬香美「ロマンスの神様」や、最近ではKANA-BOON「シルエット」などいくつか前例はあったが、SNSの枠を飛び出し、当チャート1位を獲得(5月20日公開チャート)するまで「ストリーミングでの支持を高めた」楽曲はほかになかった。これは2025年2月20日リリース、上半期でも15位となった「怪獣」で、サカナクションがストリーミングでの支持を高めていたことが差になったのではないかと考える。

 

【ビルボード 2026年上半期Streaming Songs】米津玄師「IRIS OUT」年度跨ぐも勢い保って首位 M!LK/BE:FIRST/Snow Manら男性ダンス&ボーカルが続々上位へ | Daily News | Billboard JAPAN(6月5日付)より

『旧譜曲がネットミームによって猛スピードでヒット』した曲が『SNSの枠を飛び出し』Streaming Songsチャートを制したのはサカナクション「夜の踊り子」が初とのこと。メンバーの山口一郎さん自らネットミームに乗ったことも大きいながら、記事でも指摘されているように「怪獣」等のストリーミングヒットがサカナクションを"普段から聴く"体制につなげていたことも大きいでしょう。歌手別では上半期15位に就けています。

 

上半期に流行したアイドルやダンスボーカルグループにおけるビルボードジャパン各種チャートを確認する(6月10日付)より

 

それにしても、2026年度上半期におけるM!LKの凄さは、バズった言葉ランキングならびにSimejiの機能である"超変換"のランキングからも見て取れます。双方でM!LKがワンツーフィニッシュを達成しているのは、彼らの勢いの象徴といえるでしょう。

M!LKについては後述するビルボードジャパン上半期チャート総括エントリーにて、2つ目のトピックとして採り上げています。なお上半期に流行したアイドルやダンスボーカルグループにおけるビルボードジャパン各種チャートを確認する(6月10日付)では、その上半期チャート総括エントリーの内容を引用しています。

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(ビルボードジャパン公式Xアカウントによるポスト(→こちら)より。)

M!LK「好きすぎて滅!」および「爆裂愛してる」はビルボードジャパンによる2026年度上半期ソングチャートでトップ10入りを達成。またSimejiによる上半期各種トレンドランキングに登場したMrs. GREEN APPLE「lulu.」や米津玄師「IRIS OUT」もまた、上半期ソングチャートでヒットしています。これら楽曲については下記エントリーにて紹介していますので是非ご確認ください。