ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<7月15日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当曲はありません。)
・アルバムチャート
M!LK『Jewel』(7月8日公開分 総合21位)
Relax α Wave『ぐっすり眠れるα波 〜 ディズニー プレミアム・オルゴール・ベスト』(同 総合88位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
7月15日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:7月6~12日)は、Mrs. GREEN APPLEが首位を獲得しています。
(7月15日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
Mrs. GREEN APPLEはストリーミング、動画再生およびカラオケで2位、ダウンロード7位、ラジオ18位およびフィジカルセールス28位を記録。首位を獲得した指標はないものの、6週ぶりに首位返り咲きを果たしています。
M!LKは6→4位に浮上。M!LK名義での塩崎太智さんによる「しおざきわんだーらんど」がソングチャート20位に初登場、また集計期間前に放送された地上波長時間音楽特番の影響もあってか、ダウンロードが7→2位、ストリーミングが6→3位に上昇し、また動画再生は首位をキープする等、デジタル指標群の好調が目立ちます。
前週のトップ10未満から当週新たにトップ10内へ登場したのはSnow Man(29→3位)およびサカナクション(11→10位)。Snow Manは「グッタイム」がキャリア最高の週間ダウンロード数を獲得、またソングチャートにおけるストリーミング指標の基となるStreaming Songsチャートでは自己最高位を更新したこともあり、歌手別でもダウンロード1位、ストリーミング8位等、4指標でトップ10入りを果たしています。
一方で前週のトップ10から後退したのは、ICEx(9→54位)およびNiziU(10→92位)。前週の総合アルバムチャートでICEx『FRESH!!』は2位、NiziU『Portfolio』は首位に立っていましたが、当週は前者が100位未満、後者が53位に大きく後退。特にストリーミング指標は『FRESH!!』が未加点のまま、『Portfolio』は81→93位と推移しています。歌手別でもICExが72位、NiziUは100位未満と、この指標の強くなさが総合順位に影響した形です。
20位までをみてみると、BUDDiiSが69→11位、RIIZEが100位未満→15位、OCHA NORMAが100位未満→17位、そしてパンダドラゴンが未ランクイン(構成6指標すべて300位未満)→18位に上昇しています。いずれもフィジカルセールス指標初加算に伴いソングもしくはアルバムチャートで上位進出を果たしていますが、上位安定の鍵となるストリーミングが強くないことから次週の動向を注視する必要があります。
また41位にはT.M.Revolutionが、2年5ヶ月ぶりに100位以内再登場。THE FIRST TAKE出演に伴い「HOT LIMIT」がソングチャートで動画再生指標首位、総合でも17位に再登場した流れを受け、歌手別チャートでも同指標3位に登場しています。一方でストリーミング指標は未加点につき、次週は加点に至るか注目です。
<7月15日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週2位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (1位) back number
3位 (29位) Snow Man
4位 (6位) M!LK
5位 (5位) 米津玄師
6位 (7位) HANA
7位 (4位) 嵐
8位 (8位) マイケル・ジャクソン
9位 (3位) BE:FIRST
10位 (11位) サカナクション