ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<1月21日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
Mrs. GREEN APPLE「ANTENNA」(1月14日公開分 総合98位)
・アルバムチャート
SEKAI NO OWARI『ENTERTAINMENT』(1月14日公開分 総合85位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
1月21日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:1月12~18日)では、Mrs. GREEN APPLEが3週連続で首位を獲得しています。

(1月21日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
Mrs. GREEN APPLEは2026年度のトップアーティストチャートにて、8週のうち7週で首位に。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)等の効果が薄れ、またベストアルバム『10』が前週以降リカレントルールの適用対象となったことが向かい風となりながら、当週は「lulu.」が総合ソングチャートを初登場で制し、歌手別チャートではダウンロード指標で3→1位に。接触指標群やカラオケ指標は首位をキープしています。
4位までが前週と変わらなかった当週、乃木坂46が前週の40位から5位に急伸。『My respect』がアルバムチャートを制したこと、特にストリーミング指標が25位に入ったことが歌手別チャートにも大きく寄与しています(歌手別チャートではストリーミング指標32位を記録)。また総合アルバムチャートで『WISHLIST』が3位に初登場したNCT WISHは、歌手別チャートで前週の100位未満から10位に急浮上。ストリーミング指標は100位未満ながらも加点対象となっています(アルバムチャートの同指標は48位を記録)。
直近のアルバムチャートではストリーミング指標トップ10内にKing & Prince『STARRING』、Number_i『No.Ⅱ』、BE:FIRST『BE:ST』、Snow Man『THE BEST 2020 - 2025』およびALPHA DRIVE ONE『EUPHORIA』の5作品がランクインし、総合チャートでも10位以内に。最近はアイドル/ダンスボーカルグループがアルバムチャートのストリーミング指標で存在感を発揮し、歌手別チャートにも影響を与えています。
トップ10内には乃木坂46、NCT WISHのほか、King Gnuも登場(11→7位)。初の1週間フル加算となったアニメタイアップ曲「AIZO」がソングチャートで6→3位と推移し、歌手別チャートにも反映された形です。なお「AIZO」、Mrs. GREEN APPLE「lulu.」そして米津玄師「IRIS OUT」の3曲が、米ビルボードによる最新1月24日付Global 200にて200位以内に登場しています。
トップ10未満をみると、M!LKが12→11位に上昇。ソングチャートで「好きすぎて滅!」がロングヒットの様相を呈し、「イイじゃん」が春のセンバツ入場行進曲に選ばれたことが、今後プラスに作用するかもしれません。一方で前週トップ10入りしていたNumber_iは14位に後退。特にダウンロード指標は2週連続の首位から37位へと、大きくダウンしています。
<1月21日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (2位) HANA
3位 (3位) back number
4位 (4位) 米津玄師
5位 (40位) 乃木坂46
6位 (5位) ちゃんみな
7位 (11位) King Gnu
8位 (6位) Vaundy
9位 (8位) Official髭男dism
10位 (100位未満) NCT WISH