まもなくONAIR
— 【公式】SOUND UP STATION - N F R S - (@nfrs_radio) 2025年10月25日
NFRSラジオ
19:00~
「imaoto on the Radio」
DJ.Kei@Kei_radio
アクセスは↓https://t.co/pzXQKBTiwO
ラジオ番組『imaoto on the Radio』、昨夜は4回目の放送でした。お聴きくださった皆さん、ありがとうございます。番組概要は上記ポスト内リンク先、および下記ブログエントリーをご参照ください。
今回お届けした曲はこちら。
オープニングの2曲は、このブログでも毎年行っている『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と記載)の出場歌手予想、その第1回目にて挙げた2組の作品。後に佐野元春さんは大みそかの音楽フェス出演がアナウンスされたことで紅白出場の可能性は低くなったと捉えていますが、デビュー45周年の節目にこの曲を披露してほしいと考え、お届けしました。
「さよならメランコリア」は3年前の私的邦楽年間ベストのひとつに挙げているのですが、その時よりも今のほうがさらに重みを持った作品に成ったと捉えています。特にこの1週間の状況を踏まえれば尚の事。選曲しながら、そのことを強く噛み締めた自分がいます。
最新の音楽チャートを紹介した後、音楽特集"Music Forest"では米ビルボードによるリカレントルール"強化"についてお伝えし、関連曲をお届けしました。米ビルボードでは最新ソングチャート速報記事の中で、その変更について伝えています。
このブログでは米ビルボードソングチャート速報記事翻訳版とは別に、その公開の前に上記エントリーを用意。またビルボードジャパンも、記事翻訳版と分ける形で発信しています。
米ビルボード“Hot 100”リカレント・ルール改定、2026年度チャートより適用 https://t.co/J2djfyD76A
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2025年10月21日
米ビルボードによるリカレントルール"強化"に伴い、記事に書かれていたテディ・スウィムズ「Lose Control」やレディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」、ベンソン・ブーン「Beautiful Things」を含む10曲以上が、チャートから姿を消すこととなりました。
Billie Eilish’s “WILDFLOWER” spends a 70th week on the Billboard Hot 100.
— Talk of the Charts (@talkofthecharts) 2025年10月21日
It ties SZA’s “Snooze” as the third longest-running hit by a female artist in Hot 100 history. pic.twitter.com/IlOXuEqQko
そのリカレントルール強化の中で、登場70週目のビリー・アイリッシュ「Wildflower」は当週50位にランクイン。米ビルボードは特定のケースに該当すればリカレントルールに抵触してもチャートに残ることがあるとアナウンスしていますが、しかしその詳細がみえてこないためになぜ残ったのかは解りかねます。この不鮮明さは気掛かりです。
音楽チャートファンの中には今回の強化を歓迎する方がみられます。一方で強化されたリカレントルールでは今後長期エントリーが極めて難しくなり以前のランクイン曲との比較ができにくくなるでしょう。またルール抵触の多くがストリーミングに強いアルバム初登場時における収録曲の大挙エントリーに伴うものですが、それらは一部を除き翌週急落する傾向にあります。半ば"運ゲー"と呼べる状況を疑うことも必要でしょう。
(なお直近の米ビルボードソングチャートではテイラー・スウィフト『The Life Of A Showgirl』収録の12曲が14位までに入っていますが、それでも獲得ポイントは初登場した前週の半分前後となっている模様です(XアカウントのTalk of the Chartsによるポストより→こちら)。)
既にリカレントルールが変更されているため立て続けの改変はないと思われますが、動向を注視し続けることが重要です。それこそ米ビルボードはビリー・アイリッシュ「Wildflower」が残った要因を発信すべきであり、今回の変更を支持する方も追求することを勧めます。
最後にお届けしたのはケイシー・マスグレイヴス「Rainbow」。こちらのやり取りに感化され、選曲しています。
— K A C E Y (@KaceyMusgraves) 2025年10月17日
オリジナル版のミュージックビデオには様々なマイノリティが登場します。日本が益々マイノリティに冷たい社会に成りかねないという懸念から、希望を抱き続けたいという思いを込め、冒頭そして最後の2曲を選んだ次第です。
ラジオ番組『imaoto on the Radio』はこのブログ、またポッドキャスト番組『Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)』と連動する形でお送りしています。番組のメッセージフォームはこちら。来週もよろしくお願いいたします。