イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2022年度下半期、私的邦楽ベストソングスを選びました

2022年度下半期に個人的に好きだった曲でプレイリストを作成しました。

 

<2022年下半期私的邦楽ベスト (2022年12月11日作成)>

◯ 作成時のルール

 ・今年6~11月にSpotifyの新曲プレイリストに登場した作品から基本的に選出。

 ・1組の歌手につき主演曲は1曲のみ。客演曲はその限りでない。

 ・79分弱に収まるように編集。歌手名の前の数字はプレイリストの流れを考慮した曲順であり、順位ではない。

曲名の隣に(●月 ▲位)とあるのはその月のトップ10に選んだ作品を、次点は10位未満の10曲を指します。各月の私的トップ10ソングスおよび選出理由については、下記リンク先からご参照ください。

 

 

<2022年下半期私的邦楽ベスト (2022年12月11日作成)>

01. INI「HERO」 (10月 2位)

(上記はライブ映像。)

 

02. Ado「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」

 

03. PerfumeSpinning World」 (7月 5位)

 

04. 藤井隆「未来エクスプレス11」 (9月 2位)

(上記はアルバム『Music Restaurant Royal Host』ティザー(ティーザー)動画。)

 

05. なとり「Overdose」 (9月 3位)

 

06. Mime「I Just Wanna Say」 (8月 2位)

(上記はオーディオ。)

 

07. BE:FIRST「Softly」

(上記は公式オーディオ。)

 

08. Nao Yoshioka「Wave」 (9月 9位)

 

09. 松浦亜弥「Addicted」 (11月 2位)

(上記はリリックビデオ。)

 

10. 三浦透子「intersolid」 (6月 7位)

 

11. cero「Fuha」 (6月 次点)

(上記は公式オーディオ。)

 

12. 畠山美由紀 & 藤本一馬「新しい眼」 (8月 1位)

(上記はオーディオ。)

 

13. 米津玄師「恥ずかしくってしょうがねえ」 (11月 4位)

(公式動画なし。)

 

14. 眞名子新「マシかもしれない」 (8月 10位)

 

15. Penthouse「雨宿り」 (7月 7位)

 

16. Official髭男dism「Subtitle」 (10月 1位)

 

17. Vaundy「mabataki」 (9月 1位)

 

18. 二宮和也「廊下を走るな」 (6月 1位)

(公式動画なし。)

 

19. 佐野元春 & THE COYOTE BAND「さよならメランコリア」 (7月 1位)

(上記は収録アルバム『今、何処 - Where Are You Now』トレーラー。)

 

 

各月のトップ10等に選ばずとも後日その良さを再認識し収録することも。今回その筆頭となったのがAdo「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」でした。同時期にリリースされたハリー・スタイルズ「As It Was」と同様に1980年代感アプローチを敷き、自然な譜割りや表現力豊かな歌唱が生む高揚感が実に見事で、下半期リリース曲ながらビルボードジャパン年間ソングチャートでトップ10入りを果たしたのも頷けます。

同じくトップ10等には選ばなかったBE:FIRST「Softly」も今回選出。アルバム『BE:1』収録ながらリード曲ではありませんが、1990年代R&Bアプローチは当時の音楽を好んで聴いていた者には嬉しく、彼らが歳を重ねて歌唱力と表現力を高めることにより歌詞の意味をより深く伝えられるようになるのではと思うと、今から楽しみでなりません。「Softly」は下記ブログエントリーでも触れています。

また各月のトップ10には選ばなかったものの、下半期で選んだ作品がcero「Fuha」。出口のない悪夢のような光景が歌詞やアレンジ等から感じられます。プレイリスト後半は焦りや混沌、迷いというテーマを多めに用意していますが、その流れの中にあっても強い存在感を放っています。

 

 

今回選んだ曲については、Spotifyでプレイリストにまとめていますので、よろしければチェックしてください。

2023年度も素晴らしい曲に出逢えることを心から願っています。そして2022年度上半期および下半期の私的邦楽ベストソングスを主軸に、年間ベストを選出します。