昨年1月からはじめている【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2021年3月分です。前の月にリリースされた曲を中心に、しかしその縛りは出来る限り緩くした上で選んでみました。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェックしてみてください。
過去の私的トップ10ソングス、および2020年上・下半期の邦楽ベストソングスについてはこちらに。ちなみに個人的に毎回チェックしているプレイリストは現時点において主に、New Music Wednesday、New Music Friday Japan、New Music FridayおよびMonday Spinとなっています。
10位 iri「doyu」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・iri「doyu」
EP『はじまりの日』に収録されたUKガラージモノ。同ジャンルは今年Sexy Zone「RIGHT NEXT TO YOU」を皮切りに日本でも聴かれる機会が増えていると感じていますが、iriさん独特の低音ボイスとUKガラージとの相性の良さは抜群ではないかと。
9位 ハイエイタス・カイヨーテ feat. アルトゥール・ヴェロカイ「Get Sun」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・ハイエイタス・カイヨーテ feat. アルトゥール・ヴェロカイ「Get Sun」
6月発売予定のアルバム『Mood Valiant』からの先行曲。ブラジルで半世紀近くに渡って活躍するトゥール・ヴェロカイを招いた今作が放つライブセッション感の凄まじさたるや。
8位 YUKI「My lovely ghost」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・YUKI「My lovely ghost」
4月リリースのアルバム『Terminal』から「Baby, it’s you」と共に先行シングル化。「JOY」や「誰でもロンリー」の路線を継ぐ彼女らしいアップ。そして歌詞は今の時代ならではのものとなっていますね。
7位 Lucky Kilimanjaro「KIDS」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・Lucky Kilimanjaro「KIDS」
「初恋」ではUKガラージ、「太陽」では民謡的なアプローチを施し、様々な角度から踊る(踊らせる)ことにこだわりをみせる彼ら。3月リリースのアルバム『DAILY BOP』収録のこの曲も自然と心身躍らせるナンバーとなっています。
6位 さかいゆう「嘘で愛して (Tell Me A Lie)」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・さかいゆう「嘘で愛して (Tell Me A Lie)」
憂いや切なさの表現が見事。さかいさんの声、レトロチックな雰囲気のアレンジ、間奏のギター…そして何より2番サビ直前のピアノの音に参りました。5月リリースのアルバム『愛の出番 + thanks to』先行曲。
5位 ガラント feat. ブランディ「Dynamite.」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・ガラント feat. ブランディ「Dynamite.」
EP『Neptune』が絶賛されているガラント。竹内まりや「プラスティック・ラブ」っぽい収録曲にニヤリとしつつ、ブランディとの熱くなりすぎない、でも濃密なデュエットが白眉。ブランディ客演モノにハズレ無し。
4位 宇多田ヒカル「One Last Kiss」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・宇多田ヒカル「One Last Kiss」
『#シン・エヴァンゲリオン』シリーズの主題歌を一手に担う彼女の、最終作への書き下ろし曲。歌詞冒頭の否定に戸惑いつつも、主人公の心情を投影したものと想起。ダンサブルなトラックと切なさの極々自然な融合たるや。
3位 藤井風「旅路」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・藤井風「旅路」
アルバム『HELP EVER HURT NEVER』が注目を集め続ける中の新曲。『にじいろカルテ』主題歌としてドラマを彩りつつ、確かな存在感を放つミディアム。”藤井風入門”としての機能も果たし、アルバムの更なるロングヒットにも貢献しています。
2位 三浦大知「About You」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・三浦大知「About You」
4月発売のシングル「Backwards」収録曲は超絶スロウ。濃厚なR&Bトラックと、基本的に低音で通しながらもサビ直前に駆け上がり突き上げるようなメロディとの相性の良さたるや。カップリング曲の充実っぷりに驚かされます。
1位 シルク・ソニック(ブルーノ・マーズ & アンダーソン・パーク)「Leave The Door Open」
【#イマオト 2021年3月の個人的レコメンド】
— Kei (@Kei_radio) 2021年4月11日
・シルク・ソニック「Leave The Door Open」
ブルーノ・マーズとアンダーソン・パーク によるユニットのデビュー曲。70年代ソウルのオマージュが素晴らしいく、一方Aメロはしっかり今の雰囲気を携え単なる懐古趣味ではないのです。完璧なスウィートソウル。
R&B好きな自分らしさが反映されたランキングになっていますし、シルク・ソニック「Leave The Door Open」は既に十分ヒットしているのですが、この曲に抗うことのできるR&Bやソウル好きはいないのではないでしょうか…そのくらい「Leave The Door Open」は完璧な作品と言えます。米ビルボードソングスチャートでラジオ指標が急上昇しているのも納得です。
以下、次点として10曲。
・AISHA「キミのせいで」
・加藤ミリヤ「宿命」
・GRAPEVINE「Gifted」
・スピッツ「紫の夜を越えて」
・PUNPEE feat. OMSB「Life Goes On (あんじょうやっとります)」
・ブレント・ファイアズ「Show U Off」
・ドン・ディアブロ presents キャンプ・キューブリック「Falling For You」
・エレベーション・ワーシップ feat. チャンドラー・ムーア & ナオミ・レイン「Jireh」
・セイント・ヴィンセント「Pay Your Way In Pain」
・レジー・スノウ feat. カム・オビ & グループセラピー「Relax」
加藤ミリヤ「宿命」は昨年11月にリリースされたカバー集『COVERS -WOMAN & MAN-』の流れを汲むアップ。ゴージャスなサウンドながらヒリヒリするような音世界はもはやワンアンドオンリーではないでしょうか。またAISHAさんの切なさ溢れるアコースティックR&Bはまさに自分の大好物。このような作品を近いうちにまとめてみようかなと思っています。
Spotifyのプレイリストはこちらに。
今月も素晴らしい音楽に出逢えることを願っています。