自分がスタッフの一員を務めるラジオ番組、『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時 サイマル放送で全国どこからでも聴くことが出来ます。詳しくはこちら)。明日の音楽特集は地元弘前市出身の作詞家、三浦徳子(みうらよしこ)さんの作品集をお届けします。
番組スタッフの一員である弘前大学ラジオサークル4年、伊藤くんは昭和歌謡に造詣が深く、最も好きなアイドルは桜田淳子さんという方ですが、この番組での伊藤くんの存在に興味を持った地元新聞社、東奥日報の方が彼を取材し、3月9日に伊藤くんのインタビュー記事を掲載してくださいました。それを読んだ方から、"桜田淳子さんの「神戸で逢えたら」の作詞は三浦徳子さんですよ"と放送中にメッセージをいただいたことがきっかけとなり、実は当初予定していた音楽特集を差し替えることに。なお、伊藤くんは明日の放送をもって卒業となります。
さて、音源持込係である自分は三浦徳子さん(および"亜伊林"という別名義で)の作品を150曲以上集め、今から選曲を悩んでいるのですが、歌詞検索サイトやWikipediaのみならずTwitterでも彼女の作品を調べてみると、【セクゾ とんちき】なる関連ワードが少なくないことに気付いたのです。"とんちき"とはとんまやまぬけの意味で、元々からかいや罵りの要素が強い言葉ですが(頓痴気(とんちき)の意味 - goo国語辞書参照)、自分はこの言葉、宇垣美里さんが『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ 月-金曜18時)の中で用いていた(そしてその表現に宇多丸さんが驚いていた)ことで初めて知った気がするのですが。
にもかかわらず、セクゾことSexy Zoneには三浦徳子さんが手掛けるとんちきな曲があるよ、というつぶやきがちらほら。それをSexy Zoneのファンと思しき方が言っているのですから、とんちきはポジティブワードとして使われていることが解ります。
そんなSexy Zone×三浦徳子さんによるとんちき歌詞をみると。
(Uta-Netの歌詞のリンクを貼ると"イイネ!"って出るのですがこれもなにげにとんちきかと思いつつ。)
2012年リリースの3枚目のシングル。Sexy Summerってなんだよとか夏なのか冬なのかはっきりしろとか、それでいてリリースは10月かよとかツッコミどころ満載だったり(3つ目はリリースタイミングへのツッコミであって正確には歌詞へではないのですが)。
そして。
Sexy Zoneのとんちき歌詞で最も多くの支持を集めた(?)、2014年のアルバム『Sexy Second』収録曲。これについては歌詞と共に、この曲への反応や、三浦徳子さんによる他の歌手へのとんちき歌詞を紹介したブログエントリーを勝手ながら紹介しますので是非ご覧ください(問題があれば削除いたします)。
アイドルへの提供曲が多い中、Sexy Zoneへの提供曲におけるとんちきっぷりが際立っている三浦徳子さん。実は今週リリースされたSexy Zone6枚目のオリジナルアルバム『PAGES』にも書き下ろしているのですが。
タイトルからしてプンプン匂いますね。
こうして調べてみると、三浦徳子さんにはとんちき要素も少なくないことが判りました。以前『わがままWAVE It's Cool!』でなかにし礼さんを特集した際、とんでもない歌詞(訳詞)が少なくなかったのを紹介したのに倣い、三浦徳子さんのとんちきな側面だけで特集組むのもアリかと思う自分がいます…というか、Sexy Zoneで特集とかもいいのかも? ちなみになかにし礼さんの件は以前書きましたのでよかったら。
あらためて、この回は濃すぎましたね…明日はどっちの方向で行こうか模索中です。
ちなみに番組ではリクエスト、メッセージを募集しています。メッセージテーマは番組冒頭で発表。FMアップルウェーブのホームページ経由で送ることが出来ますので、よろしくお願いいたします。