日本時間の先週木曜に公開された、オバマ大統領のサマープレイリストに小躍りしてしまいました。
Been waiting to drop this: summer playlist, the encore. What's everybody listening to? pic.twitter.com/mqh1YVrycj
— President Obama (@POTUS) 2016年8月11日
R&B・ソウル・ヒップホップが多くなるだろうことは想像出来たものの、ポップやジャズ、ボサノバなど大統領が選んだジャンルは多岐にわたります。またR&Bでも、まだフルアルバムをリリースしたことのないジデーナや、近年のヒップホップ界で活躍が目覚ましいチャンス・ザ・ラッパーなど、若手も積極的に選出。オバマ大統領の耳が肥えている何よりの証拠と言えるでしょう。
そんな中で特に惹かれたのは夜編のラストを飾る逸曲。自分が良いなと思った直後に音楽プロデューサーのMANABOONさんもこう反応。
NIGHT TIME最後のFloetry Say Yesで心の底から「アーハァーン」って思いました。>オバマ
— MANABOON (@MANABOON) 2016年8月12日
”ニクい、ニクいよオバマさん!”という意と勝手ながら受け取った次第。それだけ、この曲は夜を美しく彩り、昇華していくのです。
フロエトリーについては、マイケル・ジャクソンに提供した「Butterflies」で一度触れています。
フロエトリーの再結成がどうなったのかは判りかねますが、フロエトリーのひとり、マーシャ・アンブロージアスはオバマ大統領のプレイリストに感謝の意を示し、この曲の”誕生秘話”を(以前のブログを紹介する形で)披露。
THE MAKING OF "SAY YES" ❤️ https://t.co/QOmAIOTrxS *Thank you @POTUS for including this as your final song in the night time playlist ☺️
— MARSHA AMBROSIUS © (@MarshaAmbrosius) 2016年8月11日
ほかの皆が帰った後のスタジオで、プロデューサーのアンドレ・ハリスが偶然弾いた4つのコードからマーシャがひらめき、一晩で誕生した曲なのだそう。偶然とひらめきとで生まれた曲がオバマ大統領にも届き、こうしてプレイリストとして注目を集めるというのは素敵ですね。そして、要人のプレイリストの公表という企画も粋だなあと。政治とエンタテインメントが深くつながっていることを示している気が。こういう政治家が日本でもいたならば...と思わずにはいられません。