イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

SMAP解散について浮かび上がる疑問

FAXでの文面も掲載されています。また各メンバーのコメントは下記にも。

 

昨夜、ごく一部のメディアをソースとする【SMAP解散】がTwitterでトレンド入りしていながら、Yahoo!JAPANではニュースで取り上げていなかったのが不思議でした。当初こそ、出元の信頼性を考慮して載せなかったと思っていたのですが、もしかしたら緘口令でもひかれていたのではないか、と考えるに至りました。実際にこの目では見ていないのですが、どうやらスポーツ紙一面がこの解散の詳報を伝えているようで、深夜のFAXでそこまで素早く一気に一面が書き換わるのか?と不思議で仕方ないのです。おそらくは芸能界がFAXを出すことを前もって知っていて、FAXが出たタイミングで一斉に動き出そうという”演技”をしたのではと想像します。この演技、今のインターネットの世の中、いわば”裏が見える”時代にそれは時代錯誤な気がしています。

芸能界というものが不思議でなりません。解散や独立が出来ないこと、圧力や”干される”ことがあたかも当たり前みたいな風潮はあまりに不自由で、業界の暗闇が見えてしまったように思います。そして実はそのおかしさ(非常識さ)は市井にも言えるのではないかと。”干される”問題での自分の考えをあらためて噛み締めた次第。

 

事務所から独立しない(個人的には”出来なかった”と考えるのが正しいかもしれません)方々が来年もきちんと活躍出来ることを願うばかりです。そして12月31日解散ということは...まさか『NHK紅白歌合戦』が解散ショーとでもなるのでしょうか。個人的にはそれに対して違和感を覚えます。NHKと事前の取り決めがあったのかという点において、そして解散を最大限ビジネスにしたいという事務所等の思惑においても。また、その年に新曲を出していない歌手が『紅白』に出ることは、出演基準の最低限の条件を満たしていないという意味において基本的には正しくないはずです。