イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

"格好良い演歌"でプレイリストを作ってみたくなった、そのきっかけ

歳を取ると演歌が好きになる、という話を耳にします。

が、それは単なる加齢の影響ではなく、歳を取ることで様々なジャンルの音楽を別け隔てなく聴くようになるから…なのかもしれません。

 

天城越え」「夜桜お七」「海雪」「夜明けのブルース」…自分が思う"格好良い演歌"に新たに加わった一曲。

・憲三郎&ジョージ山本「浪漫 -ROMAN-」(1996)

王道に近い演歌かもしれませんが、サビ(前後半の二部構成?)の最初、♪友よ 憶えてるかい?のメロディがサビらしくなく低音で、それもユニゾンで歌うことで、男同士の堅い友情を巧く表現しているなあと実感。その導入部ゆえ、サビ終わりのメロディおよびハーモニーがより気持ち良く聴こえるんですよね。原譲二こと北島三郎作曲の手腕に唸らされます。ちなみに原案は憲三郎こととんねるず木梨憲武が担当(同曲のWikipediaより)。

 

担当するラジオ番組の次回の音楽特集が【お笑い芸人の曲】(3/24OA)なのですが、そういえばとんねるずの曲は企画物も含め本当に良い曲が多いんですよね。それでいて、数枚のベスト盤は収録内容がどれも中途半端な印象なのは否めず…ぜひ近いうちにオールタイムベストを出して欲しいなと切に願うばかりです。