イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ラジオ番組『imaoto on the Radio』#021 放送後記 (OA楽曲一覧掲載)

ラジオ番組『imaoto on the Radio』、昨夜は21回目の放送でした。お聴きくださった皆さん、ありがとうございます。番組概要については上記ポスト内リンク先、および下記ブログエントリーをご参照ください。

 

今回お届けした曲はこちら。

音楽特集ではいわゆる"トンチキソング"をお届けしましたが、番組内では"ファニーソング"との名称で紹介しています。

最初にお届けしたM!LK「爆裂愛してる」は「イイじゃん」のバイラルヒット、「好きすぎて滅!」のロングヒットを経て、次週のビルボードジャパンソングチャートで首位を獲得する可能性も考えられます。ここ最近のファニーソングブームは、M!LKが作り上げたと言っても過言ではないでしょう。

いや、このファニーソング文化に大きく貢献したのがSTARTO ENTERTAINMENTであることは間違いないでしょう。しかしデジタルアーカイブが充実していないため、少年隊「デカメロン伝説」やSexy Zone(時代)の作品等が気軽にチェックできないのは機会損失でしょう。ハロー!プロジェクト所属歌手作品が解禁されたこともあり尚更強く解禁を願うという意味で、こちらも一年越しに解禁されたTravis Japanの曲を紹介しています。

そして最後にお届けしたシスコ「Incomplete」は米チャートで大ヒットしながら、曲の中には耳を疑うフレーズが登場します。このフレーズを紹介したラジオ番組内企画(『R&B 馬鹿リリック大行進 ~本当はウットリできない海外R&B歌詞の世界~』として書籍化)では、R. ケリーが何度も採り上げられているのですが、しかしそのR. ケリーは性的スキャンダルにより二度と表舞台に立つことはないはずです。

R. ケリーによる歌詞についてはこのブログでも採り上げたことがあるのですが、以前からスキャンダル問題の可能性が示唆されていながら番組内企画に乗った自分を恥じています(ブログエントリーはその反省も込めて残しています)。それを踏まえれば、ファニーソングも"本当にファニーと捉えていいのか?"、そしてそもそも論として"トンチキという表現を使うべきか?"は常に考える必要があるとして、今回紹介した次第です。

 

 

HYBEに勝訴したことを機にミン・ヒジンさんとタッグを組んで完全体にて復活することを願いNewJeansを冒頭に、デジタル取り下げから日が経ちながらも日本の音楽業界における重要人物ゆえ再配信を願う意味で安室奈美恵さんの曲を2曲目にお届けしました。安室さんは事務所等の問題もデジタル取り下げに影響していると耳にしており、日韓双方におけるエンタテインメント業界の改善を願うばかりです。

 

最後にお届けしたのは、長年勤めたラジオ番組の終了を発表した星野源さんによる「Family Song」。この曲に込められたメッセージは是非、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんによる解説をご覧ください(星野源『Family Song』 - 特設サイト参照)。星野源さんの曲は「恋」共々、世界では当たり前になっている価値観を(日本では早い段階から)きちんと取り込み、自然な形で伝えようとしているのではと感じずにはいられません。

このことは今回紹介したM!LK「爆裂愛してる」の大サビにおける"白黒2色じゃ描けない / いかなる愛でも大正解"にも通じるのではないでしょうか(このフレーズに反応した方の好意的なポストを拝見しました)。今の日本が旧来の家族の形以外を認めぬ方向に加速させんとする中、星野源さんやM!LKの曲から多くの方が感じ取り、それぞれが熟考するようになることを強く願うばかりです。

 

 

ラジオ番組『imaoto on the Radio』はこのブログ、またポッドキャスト番組『Billboard Top Hits (通称:ポッドチャート)』と連動する形でお送りしています。番組のメッセージフォームはこちら。

また番組はNFRSラジオのホームページをはじめ、スマートスピーカーそしてApple Musicからもチェックすることができます。アーカイブ配信はありませんので、ぜひリアルタイムでお付き合いください。

 

来週もよろしくお願いいたします。